仏リーグの放送局問題再び…放映権料支払い巡ってリーグと『DAZN』が衝突
2025.02.13 12:05 Thu
放映権料支払い巡ってリーグと『DAZN』が衝突
リーグ・アン(フランス1部)の放映権料の支払いに関して、フランスプロサッカー機構(LFP)と『DAZN』の間で深刻な対立が発生している模様だ。フランス『レキップ』が報じている。
しかし、契約締結後も同プラットフォームの高額な視聴料金がフランス国民の不興を買った結果、違法視聴問題が深刻化するなど、リーグ・アンの放映問題は続いている。
そんななか、今回新たに生じた問題というのが、放映権料の不払い問題だという。
これを受け、LFPは12日に各クラブの代表を集めた緊急会議を実施し、情報の共有とともに問題解決に向けた話し合いを行う予定だという。
また、LFPは『DAZN』の主張を否定し、同プラットフォームに放映権料の全額支払いを求め、14日にパリの商法裁判所で面会する予定だという。
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昨シーズン終了後に放送局の問題を抱えていたリーグ・アンだが、開幕1カ月前に『DAZN』と『beIN Sports』の共同入札が承認され、ひとまず問題解決に至った。『DAZN』は2024年から2029年までの契約期間において、リーグ・アン各節9試合のうちの8試合の放映権に関して年間4億ユーロ(約640億円)を支払うことで合意した。そんななか、今回新たに生じた問題というのが、放映権料の不払い問題だという。
『DAZN』はLFPやクラブに対して著作権侵害対策の成果不足、編集コンテンツに関する一部クラブの協力の欠如に憤慨しており、今月支払い予定だった放映権料7000万ユーロ(約112億円)のうち、半分の3500万ユーロしか支払いを行わず。残りの支払いに関しては凍結されているという。
これを受け、LFPは12日に各クラブの代表を集めた緊急会議を実施し、情報の共有とともに問題解決に向けた話し合いを行う予定だという。
また、LFPは『DAZN』の主張を否定し、同プラットフォームに放映権料の全額支払いを求め、14日にパリの商法裁判所で面会する予定だという。
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