パラグアイで当局が麻薬を押収…上院議員「サッカー南米カップ戦の決勝で捌かれる予定だった」

2024.11.22 19:55 Fri
Getty Images
パラグアイ国家麻薬取締事務局(SENAD)が21日、同国首都アスンシオンでコカインを含む麻薬6.3kg、銃器などを押収。麻薬については、サッカースタジアムの観客席で試合中に捌かれる予定のものだったという。

SENADは21日、表題の通り、首都で大量の麻薬を押収したと発表。治安部隊が協力のもと、アスンシオンの民家4軒を一斉襲撃し、いわゆる“ギャング”の構成員5人を逮捕したそうだ。

これを受け、パラグアイ当局の治安対策部門に従事したこともあるジャリル・ラシッド上院議員が、情報をアップデート。
「事前の諜報活動により判明していたのは、これらの麻薬は23日、サッカー南米カップ戦のファイナルで捌かれる予定だった」

23日、アスンシオンではコパ・スダメリカーナ決勝戦「クルゼイロ(ブラジル)vsラシン(アルゼンチン)」が開催予定。
当日はブラジルとアルゼンチン、両国から計6万人がアスンシオン入りすると見込まれており、ギャングとしては、サッカーファンが大挙する今回を絶好の“商機”と捉えていたようだ。

SENADは「これほどの量の麻薬を1回で押収することはそうそうない。当該ギャングはよく組織された大規模集団だったということだ。SENADはアスンシオンの麻薬取引界隈に過去5年で最大の打撃を与えた」と成果を強調した。

その一方、名門対決のクルゼイロvsラシンに向けては、異例の警戒体制も。試合当日は国家警察から7000人が投入され、スタジアム周辺を重点的に警備するという。

クルゼイロの関連記事

川崎フロンターレでもプレーした元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(35)が自身のSNSを通じて現役引退を発表した。 母国ブラジルでキャリアを積み、インテルナシオナウやサントス、クルゼイロ、レアル・ベティス、フラメンゴでプレー。2019年2月に川崎Fへと完全移籍した。 川崎Fでは、1年目こそフィットに時間 2025.04.12 13:45 Sat
柏レイソルや名古屋グランパス、横浜FCでもプレーしたレアンドロ・ドミンゲス氏が1日に他界した。41歳だった。 下部組織から所属しキャリアをスタートさせたヴィトーリアが発表。ブラジル『グローボ』によると、2022年から精巣ガンを患っており、闘病生活を送っていたとのことだ。 12歳でヴィトーリアの下部組織に入団 2025.04.02 10:47 Wed
愛媛FCは21日、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のクルゼイロから、FWアルトゥール・ヴィアナ(21)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年12月31日まで。背番号は「90」に決定した。 アルトゥール・ヴィアナは、グレミオの下部組織出身で、2024年のセリエAで 2025.02.21 10:40 Fri
1月に現役引退を発表した元ブラジル代表MFフェリペ・メロ(41)が“絶口調”だ。ブラジル『グローボ』が伝える。 問題児、もしくは悪童、あるいは暴君、いや、やはり『狂犬』と呼ぶべきフェリペ・メロ。 何をしでかすかわからぬ恐怖のラフプレーマンは、最終的にクラブキャリア通算800試合でイエローカード「269枚」と 2025.02.11 14:50 Tue
ブラジルのクルゼイロは4日、ポルトガル人指揮官のレオナルド・ジャルディム氏(50)の新監督就任を発表した。契約期間は2026年12月31日までとなる。 2024シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権)を9位で終えたクルゼイロは、1月20日に開幕した2025シーズンのカンピオナート・ミ 2025.02.05 13:10 Wed

クルゼイロの人気記事ランキング

1

フラメンゴ退団のガビゴルがクルゼイロに加入、4年契約締結

クルゼイロは1日、元ブラジル代表FWガブリエウ・バルボサ(28)の加入を発表した。契約期間は2028年12月31日までの4年間となっている。 ガビゴルの愛称で知られる元ブラジル代表FWは、若くしてインテルに移籍するも鬱病もあって活躍はできず。それでも母国帰還後にはゴールを量産。フラメンゴで公式戦通算303試合160得点をマークし、2度のリーグ制覇、2度の南米制覇を経験した。 しかし、2023シーズン終盤から得点ペースが鈍化し、ドーピング違反もあって出場停止に。その後、処分保留により昨年5月から試合出場が可能となった中、2024シーズンの成績は公式戦38試合出場8ゴールだった。 昨年11月、コパ・ド・ブラジル優勝直後のインタビューで「退団する」と公言して干され気味だった中、フラメンゴとの契約が満了となり、クルゼイロ加入の運びとなった。 2025.01.02 07:15 Thu
2

アーセナルのU-23ブラジル代表FWがクルゼイロにレンタル移籍!

アーセナルは9日、U-23ブラジル代表FWマルキーニョス(21)が1年間のレンタル移籍でクルゼイロに加入することを発表した。期間は2025年12月末までとなる。 サンパウロの下部組織育ちのマルキーニョスは、2022年7月にアーセナルへ完全移籍。2023年1月からノリッジ・シティ、2023年8月からナントへと武者修行に出ていた。なお、アーセナルでは公式戦6試合で1ゴール1アシストを記録していた。 2024シーズンはブラジルのフルミネンセで1年間プレー。公式戦29試合に出場し、2ゴール2アシストの数字を残した。自身に出場はなかったが、チームはLDUキトとのレコパ・スダメリカーナを制し、タイトルを獲得している。 2025.01.10 14:31 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly