ただでさえ、親善試合は力が入らないのに…/原ゆみこのマドリッド
2024.03.22 20:00 Fri
「何か、いつもの代表戦週間と勝手が違うわね」そんな風に違和感を覚えていたのは木曜日、スペイン代表が久々の親善試合でコロンビアと対戦する前日のことでした。いやあ、招集された選手がラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会本部で合宿に入るのは昨年11月以来とあって、いつものように初日の一般公開練習を見に行くのを私も楽しみにしていたんですけどね。それが今回は公式戦でなかったせいか、選手たちは通常より遅い月曜夕方に集合。おまけにその日は6月15日のクロアチア戦を皮切りに、20日にはイタリア戦、24日にはアルバニア戦ともう、グループリーグの予定が決まっているユーロ2024に備え、彼らは夜までCM撮影などに駆り出され、一切練習しなかったんですよ。
翌日から、グラウンドでのセッションが始まったものの、火水木全てが完全非公開だった上、水曜にはサッカー協会本部が警察のガサ入れを受けるという異常事態が発生。その原因となったのは、ルビアレス氏がサッカー協会会長だった2019年、スペイン・スーパーカップをファイナルフォー形式にして、サウジアラビアで開催することを決定。その対価として6年間で2億4000万ユーロ(約400億円)受け取るという契約に汚職、横領、そして中国のビットコイン会社を通じたマネーロンダリングの疑いがあったせいなんですが、いえ、本部のあるビルが蜂の巣をつつくような騒ぎになっていたとて、それを取材するメディアが終日、柵の前に陣取っていたって、選手たちにはまったく影響はなかったんですけどね。
実際、水曜に定例記者会見に登場した、コロンビア戦での先発が見込まれているGKダビド・ラジャ(アーセナル)なども、「何なのかも知らない。Nos hemos levantados, hemos desayunado... y hemos entrenado con normalidad/ノス・エモス・レバンタードス、エモス・デサジュナードー…イ・エモス・エントレナードー・コン・ノルマリダッド(ボクはら起きて、朝ごはんを食べて、普通に練習した)」と言っていたんですが、まあ、そうでしょう。協会本部ビルはグラウンドを挟んだところにあるんですが、選手たちがもっぱら過ごすのは宿泊所やジムなどがある逆サイドの区画。何かイベントでもない限り、本部ビルに立ち入ることはないため、それこそ対岸の火事とはいえ、まったく。
そう、昨夏にスペイン女子がワールドカップに初優勝した時に表彰式でジェニ・エルモーソ(パチューカ)に同意のないキスしたのが大問題となり、その後、FIFAによる停職処分もあって、9月にはとうとう辞任をしたルビアレス前会長だったんですけどね。本当にロクなことをしてこなかったようで、今回の事件では協会の法律顧問など、すでに逮捕者が7人に。もちろん当人にも逮捕状が出ていて、彼が現在、ドミニカ共和国にいるため、身柄拘束できないようですが、せっかく代表選手たちの様子を知ろうとニュースを見ても、どこの局もこの汚職事件一辺倒では、迷惑極まれりですって。
何と言っても今回の代表戦はユーロ大会用招集リストが出る前の最後となるリハーサルですからね。それもこの金曜午後9時30分(日本時間翌午前5時30分)から、ロンドン・スタジアムでキックオフとなるコロンビア戦、そして来週火曜にサンティアゴ・ベルナベウでホセル、カルバハルらがレアル・マドリーの同僚、ビニシウス、ロドリゴ、そしてこの夏の入団が決まっているエンドリック(パルメイラス)らと対決するブラジルとの親善試合のためには26人招集されているものの、ドイツの本大会に行けるのはたったの23人。よって現在、選手たちも代表内でしのぎを削っている状態なんですよ。
いえ、バルサに関しては常連だったガビ、ペドリ、フェラン・トーレスらを負傷で呼べないという事情があるんですけどね。アトレティコも11月に初招集されたリケルメが落ちて、またモラタの1人参加に戻り、一番選手が多いのはレアル・ソシエダで5人、続いてアスレティックの4人。これも以前に比べると、試合で背中のネームを見ないと、誰が誰だかわからない選手が多くなった理由かと思いますが、選ぶのはスペイン北部出身で、現役時代をアスレティックで過ごしたデ・ラ・フエンテ監督ですからねえ。とりあえず、コロンビア戦の翌日、土曜午後7時(日本時間翌午前2時)にはラス・ロサスで公開セッションが予定されているため、興味があるファンはスペイン男子代表のツイッターで練習のライブ配信を見てみるのもいいかもしれませんよ。
え、今週末は試合がないマドリッドのクラブの近況も知りたいって?そうですね、実は火曜にはマドリーファンに大ショックを与えるニュースが入ってきて、それはGKクルトワの再負傷。うーん、昨年の8月、リーガが始まる直前に右ヒザの靭帯を断裂した彼は、このparon(パロン/リーガの停止期間)中にカンテーラ(ユースチーム)と練習試合を2回して、不具合がなければ、31日のアスレティック戦で先発するという噂まであった程、復帰が近づいていたんですけどね。それがバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でのセッション中、左ヒザをケガして、翌日には半月板の手術を受けることに。
全治2カ月ということで、一転、今季絶望になってしまったんですが、とはいえ、GKに関してはクルトワの代理として、チェルシーから緊急レンタル移籍をしてきたケパを押しのけ、万年控えだったルーニンがレギュラーとして定着。特に大きなポカをすることもなく、時にはparadon(パラドン/スーパーセーブ)でリーガの首位を走るマドリーを支えていますからね。当面、問題はないはずですが、ちなみにそのルーニンはこの代表戦週間中、マドリーでただ1人、公式戦をプレー。
そう、ユーロ出場最後の3席を争うウクライナ代表で木曜にプレーオフ準決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に挑んだんですが、オウンゴールで1点リードされた後、終盤にヤレムチュク(バレンシア)とドブビク(ジローナ)が立て続けにゴールを挙げ、1-2で逆転勝ちしたんですよ。これで来週火曜にはイスラエルに1-4で勝ったアイスランドと決勝となったため、もしユーロ行きが決まれば、当人のモチベーションもますます高まるんじゃないでしょうか。
そしてクルトワとあまり変わらない時期にやはりヒザの靭帯を断裂し、ずっとリハビリを続けてきたミリトンは無事、4月には現場復帰できそうなんですが、何せ、ルーニン以外は親善試合とはいえ、計14人も各国代表に招集されているマドリーですからね。これまで留守番組だったブライムまで、とうとうモロッコ代表を選択して、出向してしまったため、アンチェロッティ監督も気が気ではないでしょうが、いつもは大西洋横断の長旅をしないといけないビニシウス、ロドリゴ、そしてバルベルデ(ウルグアイ)らがヨーロッパ内の移動に留まってくれるのは慰めになる?
一方、先週末のバルサ戦でも後半からしか出られなかったように、まだ足首のネンザが完治していないグリーズマンがフランス代表を即離脱。水曜にはマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でリハビリトレを始めているアトレティコはというと。いやもう、リーガではアスレティックに抜かれて5位に落ち、更に代表戦後にはCL準々決勝ドルトムント戦1stレグも迫っているとあって、シメオネ監督にしてみれば、もっと沢山の選手にみっちり稽古をつけたいところだったと思いますけどね。レマル、ヒメネス、そして延長、PK戦の死闘となったインテル戦2ndレグで負傷したエルモーソもいないため、火曜からセッションをこなしたトップチームのフィールドプレーヤーはたったの10人という有り様だったよう。
大体がして、GKなんて、オブラク(スロベニア)とモルドバン(ルーマニア)共々、出向してしまったため、カンテラーノ(アトレティコBの選手)しか、いませんからね。これではザル守備改善の練習も中途半端になってしまいそうですが、このところ、体力の低下に悩んでいる選手たちには土日月と3連休できるのは吉かも。唯一、気掛かりなのは、チームの中でも劣化が激しいデ・パウルとモリーナが揃って、アルゼンチン代表のアメリカツアーに行っていることですが、2022年にはワールドカップ優勝を果たした仲間に薫陶されて、シーズン終盤では調子を上げてくれることを祈るしかありませんね。
ちなみに各国代表に行っている選手は弟分チームにもいて、ラージョはディミトリエフスキ(北マケドニア)、ラティウ(ルーマニア)、バリウ(アルバニア)、パテ・シス(セネガル)、ベベ(カーボベルデ)の5人。折しもイニゴ・ペレス監督のチームは先週末、9試合ぶりに白星を挙げ、しかもエスタディオ・バジェカスでベティスを倒して、待望の今季ホーム2勝目をゲットしたばかりだっただけに、ここで試合に間が空くのは痛し痒しだったかもしれないんですけどね。逆に31日に当たる再開後初戦の相手、セルタなどは前節、ベニテス監督からBチームを率いていたヒラルデス監督に代わってセビージャに勝った後、新しい指揮官にチームを把握する時間ができるのは有難い?
何にしろ、17位のセルタと15位のラージョの差は勝ち点2差だけとはいえ、降格圏18位のカディスとは7差に開いたため、少しは落ち着いたはずですが、その一方でヘタフェは代表に出向するのが今回はジェネ(トーゴ)とアルデレテ(パラグアイ)の2人だけ。珍しくセルビア代表に呼ばれなかったマキシモビッチのパナシナイコス来季入団がこの木曜に早くも発表されていたのにはちょっと、驚かされましたが、こちらは10位、あと勝ち点2で残留も達成と、快適な位置にいますからね。そろそろ、ボルダラス監督も自身2度目となるヨーロッパの大会出場を狙う算段を練っている頃かもしれませんが…それにはまず、30日にコリセウムに迎えるセビージャに勝つことが必須でしょうか。
翌日から、グラウンドでのセッションが始まったものの、火水木全てが完全非公開だった上、水曜にはサッカー協会本部が警察のガサ入れを受けるという異常事態が発生。その原因となったのは、ルビアレス氏がサッカー協会会長だった2019年、スペイン・スーパーカップをファイナルフォー形式にして、サウジアラビアで開催することを決定。その対価として6年間で2億4000万ユーロ(約400億円)受け取るという契約に汚職、横領、そして中国のビットコイン会社を通じたマネーロンダリングの疑いがあったせいなんですが、いえ、本部のあるビルが蜂の巣をつつくような騒ぎになっていたとて、それを取材するメディアが終日、柵の前に陣取っていたって、選手たちにはまったく影響はなかったんですけどね。
実際、水曜に定例記者会見に登場した、コロンビア戦での先発が見込まれているGKダビド・ラジャ(アーセナル)なども、「何なのかも知らない。Nos hemos levantados, hemos desayunado... y hemos entrenado con normalidad/ノス・エモス・レバンタードス、エモス・デサジュナードー…イ・エモス・エントレナードー・コン・ノルマリダッド(ボクはら起きて、朝ごはんを食べて、普通に練習した)」と言っていたんですが、まあ、そうでしょう。協会本部ビルはグラウンドを挟んだところにあるんですが、選手たちがもっぱら過ごすのは宿泊所やジムなどがある逆サイドの区画。何かイベントでもない限り、本部ビルに立ち入ることはないため、それこそ対岸の火事とはいえ、まったく。
何と言っても今回の代表戦はユーロ大会用招集リストが出る前の最後となるリハーサルですからね。それもこの金曜午後9時30分(日本時間翌午前5時30分)から、ロンドン・スタジアムでキックオフとなるコロンビア戦、そして来週火曜にサンティアゴ・ベルナベウでホセル、カルバハルらがレアル・マドリーの同僚、ビニシウス、ロドリゴ、そしてこの夏の入団が決まっているエンドリック(パルメイラス)らと対決するブラジルとの親善試合のためには26人招集されているものの、ドイツの本大会に行けるのはたったの23人。よって現在、選手たちも代表内でしのぎを削っている状態なんですよ。
一応、今回の新顔を挙げておくと、合宿前日はメトロポリターノで0-3とアトレティコを零封するのに貢献した17才のCBクバルシ(バルサ)、ダビド・ガルシア(オサスナ)が負傷中で抜擢されたCBビビアン(アスレティック)、そして先週末のリーガ戦でガヤ(バレンシア)がケガしたため、急遽、イギリスから呼ばれた、ヘタフェファンには懐かしい左SBククレジャ(チェルシー)の3人。それ以外にも出戻り組として、オジャルサバル(レアル・ソシエダ)、ダニ・オルモ(ライプツィヒ)、ジェラール・モレノ、アレックス・バエナ(ビジャレアル)、サラビア(ウォルバーハンプトン)、パブロ・ポロ(トッテナム)らがいるんですが、それより何より、リーガの2巨頭からはマドリーが前述の2人だけ、バルサもあとは16才のジャマルだけとは、いやはや時代も変わったもの。
いえ、バルサに関しては常連だったガビ、ペドリ、フェラン・トーレスらを負傷で呼べないという事情があるんですけどね。アトレティコも11月に初招集されたリケルメが落ちて、またモラタの1人参加に戻り、一番選手が多いのはレアル・ソシエダで5人、続いてアスレティックの4人。これも以前に比べると、試合で背中のネームを見ないと、誰が誰だかわからない選手が多くなった理由かと思いますが、選ぶのはスペイン北部出身で、現役時代をアスレティックで過ごしたデ・ラ・フエンテ監督ですからねえ。とりあえず、コロンビア戦の翌日、土曜午後7時(日本時間翌午前2時)にはラス・ロサスで公開セッションが予定されているため、興味があるファンはスペイン男子代表のツイッターで練習のライブ配信を見てみるのもいいかもしれませんよ。
え、今週末は試合がないマドリッドのクラブの近況も知りたいって?そうですね、実は火曜にはマドリーファンに大ショックを与えるニュースが入ってきて、それはGKクルトワの再負傷。うーん、昨年の8月、リーガが始まる直前に右ヒザの靭帯を断裂した彼は、このparon(パロン/リーガの停止期間)中にカンテーラ(ユースチーム)と練習試合を2回して、不具合がなければ、31日のアスレティック戦で先発するという噂まであった程、復帰が近づいていたんですけどね。それがバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でのセッション中、左ヒザをケガして、翌日には半月板の手術を受けることに。
全治2カ月ということで、一転、今季絶望になってしまったんですが、とはいえ、GKに関してはクルトワの代理として、チェルシーから緊急レンタル移籍をしてきたケパを押しのけ、万年控えだったルーニンがレギュラーとして定着。特に大きなポカをすることもなく、時にはparadon(パラドン/スーパーセーブ)でリーガの首位を走るマドリーを支えていますからね。当面、問題はないはずですが、ちなみにそのルーニンはこの代表戦週間中、マドリーでただ1人、公式戦をプレー。
そう、ユーロ出場最後の3席を争うウクライナ代表で木曜にプレーオフ準決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に挑んだんですが、オウンゴールで1点リードされた後、終盤にヤレムチュク(バレンシア)とドブビク(ジローナ)が立て続けにゴールを挙げ、1-2で逆転勝ちしたんですよ。これで来週火曜にはイスラエルに1-4で勝ったアイスランドと決勝となったため、もしユーロ行きが決まれば、当人のモチベーションもますます高まるんじゃないでしょうか。
そしてクルトワとあまり変わらない時期にやはりヒザの靭帯を断裂し、ずっとリハビリを続けてきたミリトンは無事、4月には現場復帰できそうなんですが、何せ、ルーニン以外は親善試合とはいえ、計14人も各国代表に招集されているマドリーですからね。これまで留守番組だったブライムまで、とうとうモロッコ代表を選択して、出向してしまったため、アンチェロッティ監督も気が気ではないでしょうが、いつもは大西洋横断の長旅をしないといけないビニシウス、ロドリゴ、そしてバルベルデ(ウルグアイ)らがヨーロッパ内の移動に留まってくれるのは慰めになる?
一方、先週末のバルサ戦でも後半からしか出られなかったように、まだ足首のネンザが完治していないグリーズマンがフランス代表を即離脱。水曜にはマハダオンダ(マドリッド近郊)の練習場でリハビリトレを始めているアトレティコはというと。いやもう、リーガではアスレティックに抜かれて5位に落ち、更に代表戦後にはCL準々決勝ドルトムント戦1stレグも迫っているとあって、シメオネ監督にしてみれば、もっと沢山の選手にみっちり稽古をつけたいところだったと思いますけどね。レマル、ヒメネス、そして延長、PK戦の死闘となったインテル戦2ndレグで負傷したエルモーソもいないため、火曜からセッションをこなしたトップチームのフィールドプレーヤーはたったの10人という有り様だったよう。
大体がして、GKなんて、オブラク(スロベニア)とモルドバン(ルーマニア)共々、出向してしまったため、カンテラーノ(アトレティコBの選手)しか、いませんからね。これではザル守備改善の練習も中途半端になってしまいそうですが、このところ、体力の低下に悩んでいる選手たちには土日月と3連休できるのは吉かも。唯一、気掛かりなのは、チームの中でも劣化が激しいデ・パウルとモリーナが揃って、アルゼンチン代表のアメリカツアーに行っていることですが、2022年にはワールドカップ優勝を果たした仲間に薫陶されて、シーズン終盤では調子を上げてくれることを祈るしかありませんね。
ちなみに各国代表に行っている選手は弟分チームにもいて、ラージョはディミトリエフスキ(北マケドニア)、ラティウ(ルーマニア)、バリウ(アルバニア)、パテ・シス(セネガル)、ベベ(カーボベルデ)の5人。折しもイニゴ・ペレス監督のチームは先週末、9試合ぶりに白星を挙げ、しかもエスタディオ・バジェカスでベティスを倒して、待望の今季ホーム2勝目をゲットしたばかりだっただけに、ここで試合に間が空くのは痛し痒しだったかもしれないんですけどね。逆に31日に当たる再開後初戦の相手、セルタなどは前節、ベニテス監督からBチームを率いていたヒラルデス監督に代わってセビージャに勝った後、新しい指揮官にチームを把握する時間ができるのは有難い?
何にしろ、17位のセルタと15位のラージョの差は勝ち点2差だけとはいえ、降格圏18位のカディスとは7差に開いたため、少しは落ち着いたはずですが、その一方でヘタフェは代表に出向するのが今回はジェネ(トーゴ)とアルデレテ(パラグアイ)の2人だけ。珍しくセルビア代表に呼ばれなかったマキシモビッチのパナシナイコス来季入団がこの木曜に早くも発表されていたのにはちょっと、驚かされましたが、こちらは10位、あと勝ち点2で残留も達成と、快適な位置にいますからね。そろそろ、ボルダラス監督も自身2度目となるヨーロッパの大会出場を狙う算段を練っている頃かもしれませんが…それにはまず、30日にコリセウムに迎えるセビージャに勝つことが必須でしょうか。
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