ミランが曲者モンツァに3発快勝! 18歳DFシミッチのデビュー弾にラインデルスが違い生む【セリエA】

2023.12.17 22:28 Sun
Getty Images
セリエA第16節、ミランvsモンツァが17日にサン・シーロで行われ、ホームのミランが3-0で快勝した。

前節、アタランタとの強豪対決に2-3で敗れてリーグ4戦ぶりの黒星を喫した3位のミランは、同じロンバルディア州に本拠地を置く9位のモンツァとのホームゲームでバウンスバックの白星を狙った。

ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)ではニューカッスルを敵地で2-1と破るも、グループステージ3位敗退が決定したピオリのチームは、その試合から先発2人を変更。出場停止のカラブリアとムサに代わってケアーとポベガを起用し、ポベガを3バックの左に配した変則的な[3-4-3]の布陣で臨んだ。
ニューカッスル戦の激闘を考えれば、パワーのある前半のうちにスコアを動かしたいミランは、開始直後にプリシックの右クロスからジルーのヘディングシュートでいきなり際どいシーンを創出。すると、この直後の3分にはペナルティアーク付近でボールを持ったラインデルスが見事なテクニックとコース取りのドリブル突破で3人のDFをかわしてゴール前に侵入。最後はGKディ・グレゴリオの股間を抜くシュートでゴールネットを揺らした。

開始早々の先制点で勢いづくホームチームは、以降も流動的なポジショニングでうまく相手守備とずれを作りながらサイドを起点に局面を打開。8分には左サイドを突破したレオンの折り返しをゴール前に入り込んだテオがワンタッチで合わすが、これはGKの好守に遭う。
立ち上がりは相手の予想外の出方に混乱も見受けられたモンツァだが、時間の経過とともに智将パッラディーノが立ち位置の修正を図って押し返していく。そして、左サイドに流れて果敢に仕掛けるモタを起点にコロンボらが際どいシーンに絡んでいく。

徐々に攻め込まれる場面が増え始めたミランではアクシデント発生。ポベガが足を痛めてプレー続行不可能となり、24分にこれがトップデビューとなる18歳DFシミッチのスクランブル投入を余儀なくされる。これで3バックは右からシミッチ、ケアー、トモリという並びに。

前半半ばから終盤にかけてはボールを握って押し込むモンツァ、カウンターで応戦するミランという構図の下で拮抗した展開が続く。

守備時は5枚でゴール前を固めるホームチームの堅守を前に可能性の低いクロスに終始するアウェイチームに対して、ロッソネッリはミドルレンジのシュートから幾度か追加点に迫る。そのなかでフロレンツィの2度の決定的なシュートは相手守護神のビッグセーブに阻まれるが、デビュー戦の若武者が大仕事を果たした。

41分、セットプレーの二次攻撃からレオンがボックス右で縦に仕掛けて高速のグラウンダークロスを供給。これに勢いを持って飛び込んできたシミッチが右足のスライディングシュートを流し込み、デビューゴールを奪って見せた。その後、プリシックの見事な左足のカーブシュートはクロスバーに阻まれて3点目を逃したものの、効率良い攻めから奪った2ゴールによって余裕を持って試合を折り返した。

互いに選手交代なしで臨んだ後半はミランが立ち上がりから冷静にゲームをコントロール。決定機には至らないものの、要所で相手を押し込んでセットプレーからチャンスを窺う。

後半もアタッキングサードまでは比較的簡単にボールを運べるものの、最後のところで苦しむモンツァ。早いタイミングで2枚替えを敢行し、攻撃に変化を加えていく。61分にはボックス中央でルーズボールを収めたコルパーニが左足シュートを枠の左に飛ばすが、これはGKメニャンの見事な読みと反応によってはじき出された。

後半半ばを過ぎて運動量が落ち始めたことを受け、ピオリ監督は67分に3枚替えを敢行。レオン、ケアー、ロフタス=チークを下げてオカフォー、バルテザーギ、ベナセルを投入した。

すると、この交代策が試合を決定付ける3点目をもたらす。76分、ボックス手前で仕掛けたラインデルスが浮き球パスをボックス左に落とすと、ゴールを背にしたジルーが丁寧に左足ワンタッチで中に落とし、これをオカフォーが冷静に右隅へ蹴り込んだ。

その後、ダメ押しゴールを決めたオカフォーがハムストリングを痛めてイン&アウトになるアクシデントに見舞われたものの、モンツァの反撃を危なげなく凌ぎ切ったミランが3-0の快勝でアタランタ戦敗戦をきっちり払しょくした。

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