バイエルンに敗戦のユナイテッドが最下位で敗退…コペンハーゲンがガラタサライ退けて2位通過【CL】
2023.12.13 07:11 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループA最終節、マンチェスター・ユナイテッドvsバイエルンが12日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのバイエルンが0-1で勝利した。
前節、敵地で勝利必須のガラタサライ戦を3-3のドローで終え、最下位でグループステージ最終節を迎えたユナイテッド(勝ち点4)。今節の勝利に加え、勝ち点5で並ぶ上位2チームのドローが逆転突破の条件となったなか、直近のリーグ戦でボーンマスに0-3の惨敗を喫したテン・ハグのチームは、グループ無敗の首位チーム撃破を狙った。そのボーンマス戦からは先発2人を変更し、レギロンとマルシャルに代えてヴァラン、ホイルンドを起用した。
一方、ここまで4勝1分けの戦績で危なげなくグループステージ首位通過を確定したバイエルン。通常この試合は完全な消化試合だが、直近のリーグ戦でフランクフルトに屈辱的な1-5の大敗を喫しており、週末に控えるシュツットガルトとのリーグ上位対決に弾みを付けるバウンスバックの勝利を狙った。トゥヘル監督はフランクフルト戦からチュポ=モティングに代えてムシアラを復帰させた以外、同じメンバーを起用した。
立ち上がりはより結果が必要なホームチームが良い入りを見せたが、アウェイチームの守備を崩し切るまでには至らない。すると、時間の経過とともにバイエルンがボールの主導権を握って押し込み始める。そして、10分にケイン、14分にキミッヒとフィニッシュに繋げていく。
以降はボールポゼッションこそほぼ五分も、ケインを筆頭に前線で収まりがいいバイエルンがコマンとサネの両ワイドのところで揺さぶりをかけながらゴールに迫っていく。32分にはロングカウンターからコマンの正確な右クロスにファーサイドのサネが反応。だが、ここはボレーシュートをうまくミートできない。
ゴールレスで折り返した後半、ハーフタイムに両ベンチが動く。バイエルンはマズラウィを下げてライマーを同じ右サイドバックに投入。対するユナイテッドは前半終盤に足を気にしていたショーを下げてワン=ビサカを投入。これでダロトが左に回った。
後半立ち上がりにワン=ビサカの折り返しからペナルティアーク付近のブルーノ・フェルナンデスの右足ダイレクトシュートで早々にファーストシュートが記録されたが、以降は睨み合いの展開に。
前半に比べてボール支配率を高めたものの、なかなかフィニッシュまで持ち込めないバイエルンは67分に病み上がりのムシアラを下げてミュラーを投入。すると、この交代直後に先制点が生まれる。
71分、ペナルティアーク付近でミュラー、コマン、ゴレツカと粘ってマイボールにすると、ケインの絶妙なワンタッチパスで完璧にディフェンスラインと入れ替わったコマンがGKとの一対一を難なく制した。
これで厳しくなったユナイテッドは失点直後にアントニー、ガルナチョの両ウイングを下げてペリストリ、ハンニバルを同時投入。さらに、ヴァランを下げてメイヌーを投入し、アムラバトをディフェンスラインに下げる攻撃的な布陣でゴールを目指す。
一方、幾度か追加点のチャンスはあったものの、2点目を奪い切れないアウェイチームは負傷したコマンに加え、サネを下げてテル、ラファエル・ゲレイロの投入で逃げ切り態勢に入った。
その後、ホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切ったバイエルンが勝利でグループステージを締めくくり、フランクフルト戦の大敗をきっちり払拭した。
一方、グループステージ4敗目を喫したユナイテッドは最下位が確定し、早くも今季のヨーロッパでの戦いを終えることになった。
また、同日行われたグループA最終節のもう1試合、コペンハーゲンvsガラタサライは、ホームのコペンハーゲンが1-0で勝利した。
共にユナイテッドから1勝ずつを挙げて自力での2位通過の可能性を残して最終節を迎えたデンマーク王者とトルコ王者の一戦。試合は入りから堅い展開に。互いにゴールはほしいものの失点したくない気持ちも強く、決定機はおろかなかなかシュート数が増えず。勝利が必須のガラタサライがやや優勢に試合を進めたものの、ゴールレスでの折り返しとなった。
後半も拮抗した攻防が続くが、コペンハーゲンがファーストチャンスをモノにする。58分、ゴンサウヴェスとアシュリの連携で左サイドを完全に崩すと、ボックス左でアシュリがグラウンダーで折り返したボールをゴール前のレラガーがワンタッチで流し込んだ。
これで突破に大きく近づいたコペンハーゲンは、メルテンスやバカンブ、ツィエクと次々にアタッカーを投入してきたガラタサライに対して専守防衛の構えで逃げ切り態勢に。
試合終了間際には殊勲のレラガーが続けてカードをもらって退場となるアクシデントに見舞われたものの、守護神グラバラの再三の好守もあって逃げ切りに成功。下馬評では最下位濃厚と言われていたなか、ユナイテッドとガラタサライを退けて見事に2位通過を決めた。
前節、敵地で勝利必須のガラタサライ戦を3-3のドローで終え、最下位でグループステージ最終節を迎えたユナイテッド(勝ち点4)。今節の勝利に加え、勝ち点5で並ぶ上位2チームのドローが逆転突破の条件となったなか、直近のリーグ戦でボーンマスに0-3の惨敗を喫したテン・ハグのチームは、グループ無敗の首位チーム撃破を狙った。そのボーンマス戦からは先発2人を変更し、レギロンとマルシャルに代えてヴァラン、ホイルンドを起用した。
一方、ここまで4勝1分けの戦績で危なげなくグループステージ首位通過を確定したバイエルン。通常この試合は完全な消化試合だが、直近のリーグ戦でフランクフルトに屈辱的な1-5の大敗を喫しており、週末に控えるシュツットガルトとのリーグ上位対決に弾みを付けるバウンスバックの勝利を狙った。トゥヘル監督はフランクフルト戦からチュポ=モティングに代えてムシアラを復帰させた以外、同じメンバーを起用した。
以降はボールポゼッションこそほぼ五分も、ケインを筆頭に前線で収まりがいいバイエルンがコマンとサネの両ワイドのところで揺さぶりをかけながらゴールに迫っていく。32分にはロングカウンターからコマンの正確な右クロスにファーサイドのサネが反応。だが、ここはボレーシュートをうまくミートできない。
前半終盤にかけて試合はやや膠着状態に陥るが、ユナイテッドに痛恨のアクシデント発生。左の内転筋を痛めたマグワイアがプレー続行不可能となり、40分にエバンスがスクランブル投入された。
ゴールレスで折り返した後半、ハーフタイムに両ベンチが動く。バイエルンはマズラウィを下げてライマーを同じ右サイドバックに投入。対するユナイテッドは前半終盤に足を気にしていたショーを下げてワン=ビサカを投入。これでダロトが左に回った。
後半立ち上がりにワン=ビサカの折り返しからペナルティアーク付近のブルーノ・フェルナンデスの右足ダイレクトシュートで早々にファーストシュートが記録されたが、以降は睨み合いの展開に。
前半に比べてボール支配率を高めたものの、なかなかフィニッシュまで持ち込めないバイエルンは67分に病み上がりのムシアラを下げてミュラーを投入。すると、この交代直後に先制点が生まれる。
71分、ペナルティアーク付近でミュラー、コマン、ゴレツカと粘ってマイボールにすると、ケインの絶妙なワンタッチパスで完璧にディフェンスラインと入れ替わったコマンがGKとの一対一を難なく制した。
これで厳しくなったユナイテッドは失点直後にアントニー、ガルナチョの両ウイングを下げてペリストリ、ハンニバルを同時投入。さらに、ヴァランを下げてメイヌーを投入し、アムラバトをディフェンスラインに下げる攻撃的な布陣でゴールを目指す。
一方、幾度か追加点のチャンスはあったものの、2点目を奪い切れないアウェイチームは負傷したコマンに加え、サネを下げてテル、ラファエル・ゲレイロの投入で逃げ切り態勢に入った。
その後、ホームチームの反撃を危なげなく凌ぎ切ったバイエルンが勝利でグループステージを締めくくり、フランクフルト戦の大敗をきっちり払拭した。
一方、グループステージ4敗目を喫したユナイテッドは最下位が確定し、早くも今季のヨーロッパでの戦いを終えることになった。
また、同日行われたグループA最終節のもう1試合、コペンハーゲンvsガラタサライは、ホームのコペンハーゲンが1-0で勝利した。
共にユナイテッドから1勝ずつを挙げて自力での2位通過の可能性を残して最終節を迎えたデンマーク王者とトルコ王者の一戦。試合は入りから堅い展開に。互いにゴールはほしいものの失点したくない気持ちも強く、決定機はおろかなかなかシュート数が増えず。勝利が必須のガラタサライがやや優勢に試合を進めたものの、ゴールレスでの折り返しとなった。
後半も拮抗した攻防が続くが、コペンハーゲンがファーストチャンスをモノにする。58分、ゴンサウヴェスとアシュリの連携で左サイドを完全に崩すと、ボックス左でアシュリがグラウンダーで折り返したボールをゴール前のレラガーがワンタッチで流し込んだ。
これで突破に大きく近づいたコペンハーゲンは、メルテンスやバカンブ、ツィエクと次々にアタッカーを投入してきたガラタサライに対して専守防衛の構えで逃げ切り態勢に。
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