マグワイア決勝弾にオナナがラストプレーでPKストップ! 批判浴びる2選手活躍のユナイテッドが今季CL初勝利【CL】
2023.10.25 06:18 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループA第3節、マンチェスター・ユナイテッドvsコペンハーゲンが24日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが1-0で勝利した。
本命バイエルンの対抗に挙がるも、開幕連敗でまさかのグループ最下位に低迷するユナイテッド。勝ち点1差で3位に位置するコペンハーゲンとの連戦初戦ではホームで今大会初勝利を狙った。
直近のシェフィールド・ユナイテッド戦を2-1で競り勝ち今季初のリーグ連勝を飾ったテン・ハグのチームは、その試合から先発2人を変更。今週末にマンチェスター・ダービーを控えるものの、メンバー変更を最小限に留めてエバンスとリンデロフに代えてヴァラン、レギロンを起用した以外は同じメンバーを継続した。
今月21日に逝去したサー・ボビー・チャールトン氏を悼む追悼セレモニーが行われた後、厳かな空気の中でスタートした一戦。
立ち上がりは前からアグレッシブに圧力を仕掛けたコペンハーゲンが主導権を握る。開始5分にはハーフウェイライン付近でマグワイアと入れ替わったエルユヌシが右サイドのスペースを持ち上がって浮き球のクロス。これをファーにフリーで走り込んだジオゴ・ゴンサウヴェスが右足ダイレクトで合わすが、これは惜しくも右ポストを叩く。さらに、こぼれを繋いでエルユヌシがシュートするが、今度はDFのブロックに遭う。
それでも、15分を過ぎた辺りから古巣初対戦のホイルンドを中心にフィニッシュの数を増やし始めると、ロングカウンターからホイルンドのヒールパスに飛び込んだマクトミネイがゴール前で決定機に顔を出す場面も。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。ユナイテッドは攻撃のテンポの悪さに加え、守備でも強度不足が顕著で、想定よりもコペンハーゲンにボールを持たれる。さらに、最も得意なカウンターアタックも不発におあり、停滞感が漂う中でハーフタイムを迎えた。
ユナイテッドはハーフタイム明けにアムラバトを下げてエリクセンを投入。前半大きな課題となっていた中盤の配球の部分にテコ入れを図った。
しかし、前半同様に後半も最初の決定機はコペンハーゲンに訪れる。50分、カウンターから右に流れたクラーソンが丁寧に横パスを送ると、ペナルティアーク付近に走り込んだレラガーが鋭い右足のダイレクトシュートを枠の左に飛ばす。だが、これはGKオナナの見事なワンハンドセーブに阻まれる。
一方、ユナイテッドも直後に最初の決定機を創出。54分、左サイド深くで仕掛けたラッシュフォードのプルバックを中央のホイルンドがマイナスに落とすと、エリクセンが右足シュート。これがゴール左下隅を捉えたが、GKグラバラのビッグセーブに遭う。
互いに一度ずつ決定機を作り合ったことで、試合はここからよりオープンな展開に。その流れでユナイテッドは63分、アントニーとレギロンを下げてガルナチョ、リンデロフを同時投入した。
ガルナチョの投入で推進力と共にカウンターに迫力が出てきたユナイテッドは、ここからより多くの決定機を創出していく。すると、72分には開幕から批判に晒される元主将が大仕事を果たす。
右CKの二次攻撃からボックス手前右のエリクセンが正確なクロスを供給すると、ファーで相手をうまくブロックしたマグワイアが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
マグワイアの価千金の今季初ゴールでようやく先制に成功したユナイテッドは、前に出てきた相手の攻撃を撥ね返しながら幾度か鋭いカウンターで追加点にも迫る。だが、ガルナチョがボックス内での一対一のチャンスを逸し、マクトミネイやB・フェルナンデスも決定機を外すなど相手に勝ち点を持ち帰るチャンスを与えてしまう。
すると、このまま逃げ切り濃厚と思われた土壇場に絶体絶命のピンチを迎える。95分、相手GKも攻撃参加したラストプレーの左CKの場面でボックス内のマクトミネイがエルユヌシを蹴って倒してしまい、痛恨のPK献上となった。
ここでキッカーを務めたのはユナイテッドでもプレーしたヘンリク・ラーションの息子であるヨルダン・ラーションだったが、右を狙ったシュートはGKオナナが完璧な読みではじき出し、土壇場での同点を回避した。
そして、直後に試合はタイムアップを迎え、マグワイア、オナナと今季批判に晒された2選手の見事な活躍で接戦を制したユナイテッドが今季CL初勝利。週末のマンチェスター・シティ戦に大きな弾みを付けた。
本命バイエルンの対抗に挙がるも、開幕連敗でまさかのグループ最下位に低迷するユナイテッド。勝ち点1差で3位に位置するコペンハーゲンとの連戦初戦ではホームで今大会初勝利を狙った。
直近のシェフィールド・ユナイテッド戦を2-1で競り勝ち今季初のリーグ連勝を飾ったテン・ハグのチームは、その試合から先発2人を変更。今週末にマンチェスター・ダービーを控えるものの、メンバー変更を最小限に留めてエバンスとリンデロフに代えてヴァラン、レギロンを起用した以外は同じメンバーを継続した。
立ち上がりは前からアグレッシブに圧力を仕掛けたコペンハーゲンが主導権を握る。開始5分にはハーフウェイライン付近でマグワイアと入れ替わったエルユヌシが右サイドのスペースを持ち上がって浮き球のクロス。これをファーにフリーで走り込んだジオゴ・ゴンサウヴェスが右足ダイレクトで合わすが、これは惜しくも右ポストを叩く。さらに、こぼれを繋いでエルユヌシがシュートするが、今度はDFのブロックに遭う。
押し込まれる立ち上がりを何とか凌いだユナイテッドだが、攻撃ではなかなかリズムを掴めない。相手の強度が高くコンパクトな守備を前にビルドアップが停滞し、ブルーノ・フェルナンデスへのパスコースもケアされてしまう。さらに、ラッシュフォード、アントニーの両翼の仕掛けもケアされる。
それでも、15分を過ぎた辺りから古巣初対戦のホイルンドを中心にフィニッシュの数を増やし始めると、ロングカウンターからホイルンドのヒールパスに飛び込んだマクトミネイがゴール前で決定機に顔を出す場面も。
前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着。ユナイテッドは攻撃のテンポの悪さに加え、守備でも強度不足が顕著で、想定よりもコペンハーゲンにボールを持たれる。さらに、最も得意なカウンターアタックも不発におあり、停滞感が漂う中でハーフタイムを迎えた。
ユナイテッドはハーフタイム明けにアムラバトを下げてエリクセンを投入。前半大きな課題となっていた中盤の配球の部分にテコ入れを図った。
しかし、前半同様に後半も最初の決定機はコペンハーゲンに訪れる。50分、カウンターから右に流れたクラーソンが丁寧に横パスを送ると、ペナルティアーク付近に走り込んだレラガーが鋭い右足のダイレクトシュートを枠の左に飛ばす。だが、これはGKオナナの見事なワンハンドセーブに阻まれる。
一方、ユナイテッドも直後に最初の決定機を創出。54分、左サイド深くで仕掛けたラッシュフォードのプルバックを中央のホイルンドがマイナスに落とすと、エリクセンが右足シュート。これがゴール左下隅を捉えたが、GKグラバラのビッグセーブに遭う。
互いに一度ずつ決定機を作り合ったことで、試合はここからよりオープンな展開に。その流れでユナイテッドは63分、アントニーとレギロンを下げてガルナチョ、リンデロフを同時投入した。
ガルナチョの投入で推進力と共にカウンターに迫力が出てきたユナイテッドは、ここからより多くの決定機を創出していく。すると、72分には開幕から批判に晒される元主将が大仕事を果たす。
右CKの二次攻撃からボックス手前右のエリクセンが正確なクロスを供給すると、ファーで相手をうまくブロックしたマグワイアが渾身のヘディングシュートを叩き込んだ。
マグワイアの価千金の今季初ゴールでようやく先制に成功したユナイテッドは、前に出てきた相手の攻撃を撥ね返しながら幾度か鋭いカウンターで追加点にも迫る。だが、ガルナチョがボックス内での一対一のチャンスを逸し、マクトミネイやB・フェルナンデスも決定機を外すなど相手に勝ち点を持ち帰るチャンスを与えてしまう。
すると、このまま逃げ切り濃厚と思われた土壇場に絶体絶命のピンチを迎える。95分、相手GKも攻撃参加したラストプレーの左CKの場面でボックス内のマクトミネイがエルユヌシを蹴って倒してしまい、痛恨のPK献上となった。
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