先発復帰の南野拓実は失点関与も後半盛り返す…ゴロビン躍動のモナコが3連勝で首位キープ!【リーグ・アン】
2023.10.23 02:02 Mon
リーグ・アン第9節、モナコvsメスが22日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、ホームのモナコが2-1で逆転勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は79分までプレーした。
19歳のセネガル代表MFに衝撃的なリーグ・アン初ゴールを献上したモナコはすぐさま反撃を開始。先制後は完全に後ろ重心となったメスを押し込んでいく中、ボックス付近での細かいボールの出し入れに加え、16分にはゴロビンの強烈なミドルシュートでゴールに迫る。
しかし、時間の経過と共に強固さを増したアウェイチームの守備ブロックを揺さぶり切れず、攻撃が停滞。ミドルシュートやセットプレー以外でなかなかフィニッシュまで持ち込めない。
迎えた後半、守備的MFカマラを下げてアタッカーのアクリウシュを投入し、序盤から攻勢を仕掛けるモナコ。48分には左サイドのゴロビンが入れたクロスに大外で反応した南野に決定機も、ギリギリで合わせたダイレクトシュートはGKにキャッチされる。
以降も良い形で攻め続けると、55分に逆転ゴールが生まれる。ボックス手前右で南野が倒されて得たFKの場面でキッカーのゴロビンが壁のギリギリ上を越える鋭い右足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
逆転ゴールに繋がるFK奪取で前半のミスをやや挽回した南野だが、熾烈さを極めるポジション争い優位に立つべく、ここから積極果敢に攻撃に絡んでいく。60分過ぎにはヤコブスの左クロスに合わせるヘディングシュート、直後には再びボックス中央で足元に収めて鋭い反転シュートを放つが、枠を捉えたシュートは相手GKの好守に阻まれる。
さらに、より積極的にボールを呼び込んでアクションを起こす日本代表FWは75分にディアタとのパス交換で右のポケットを取って角度のないところから右足を振るが、これはわずかに枠の左へ外れた。すると、直後の79分にはベン・セギルとの交代でピッチを後にするが、まずまず盛り返して出番を終える形となった。
その後、モナコは幾つかピンチはありながらも安定した試合運びでこのまま2-1のスコアでクローズ。ゴロビンの見事な2ゴールの活躍によってリーグ3連勝を達成し、首位キープに成功した。
PR
現在、リーグ連勝で首位に立つモナコは、下位の15位に位置するメス相手に3連勝を狙った。負傷明けとなった前節のスタッド・ランス戦は途中出場も、日本代表でプレーした南野は先発に復帰。センターバックに離脱者続出のチームが[3-4-2-1]から[4-4-2]の布陣に変更した中、右サイドハーフに立ち位置を変えた。格下相手にホームで圧倒する入りが期待されたモナコだったが、ミスから出ばなを挫かれる。4分、中盤でボールを持った南野がフォファナに出した短いバックパスをラミーヌ・カマラに奪われると、フォファナを振り切ったカマラがハーフウェイライン手前から右足のロングシュート。これが前目にポジションを取っていたGKケーンの頭上を越えてゴールネットに突き刺さった。しかし、時間の経過と共に強固さを増したアウェイチームの守備ブロックを揺さぶり切れず、攻撃が停滞。ミドルシュートやセットプレー以外でなかなかフィニッシュまで持ち込めない。
それでも、前半終了間際の42分にはボックス手前左でマツィマの縦パスを受けたゴロビンがDFに囲まれながらも右足を一閃。鋭いシュートがゴール右上隅の完璧なコースに決まった。勢いづくホームチームは、直後にもボックス内に侵入した南野が右足のシュートを放つなど畳みかける攻めを見せたが、1-1のイーブンで前半を終えた。
迎えた後半、守備的MFカマラを下げてアタッカーのアクリウシュを投入し、序盤から攻勢を仕掛けるモナコ。48分には左サイドのゴロビンが入れたクロスに大外で反応した南野に決定機も、ギリギリで合わせたダイレクトシュートはGKにキャッチされる。
以降も良い形で攻め続けると、55分に逆転ゴールが生まれる。ボックス手前右で南野が倒されて得たFKの場面でキッカーのゴロビンが壁のギリギリ上を越える鋭い右足のシュートをゴール右隅に突き刺した。
逆転ゴールに繋がるFK奪取で前半のミスをやや挽回した南野だが、熾烈さを極めるポジション争い優位に立つべく、ここから積極果敢に攻撃に絡んでいく。60分過ぎにはヤコブスの左クロスに合わせるヘディングシュート、直後には再びボックス中央で足元に収めて鋭い反転シュートを放つが、枠を捉えたシュートは相手GKの好守に阻まれる。
さらに、より積極的にボールを呼び込んでアクションを起こす日本代表FWは75分にディアタとのパス交換で右のポケットを取って角度のないところから右足を振るが、これはわずかに枠の左へ外れた。すると、直後の79分にはベン・セギルとの交代でピッチを後にするが、まずまず盛り返して出番を終える形となった。
その後、モナコは幾つかピンチはありながらも安定した試合運びでこのまま2-1のスコアでクローズ。ゴロビンの見事な2ゴールの活躍によってリーグ3連勝を達成し、首位キープに成功した。
PR
モナコの関連記事
リーグ・アンの関連記事
|
モナコの人気記事ランキング
1
「チャンスがあれば振り抜いてやろうと」三笘薫のパスをダイレクトで蹴り込んだ南野拓実、最終予選3点目は「決まって良かった」
日本代表のMF南野拓実(モナコ)がインドネシア代表戦を振り返った。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第5節、インドネシア代表vs日本代表がゲロラ・ブン・カルノ・スタジアムで行われ、0-4で日本が勝利した。 4試合を終えて首位に立つ日本。最下位のインドネシアとの対戦となった中、突然のスコールによる劣悪なピッチコンディションと7万人を超える完全アウェイの環境の中で苦戦する。 それでも徐々にペースを掴むと、オウンゴールで先制。さらに南野のゴールも生まれ、前半を2点リードで終える。後半に入っても日本がペースを握ると、相手のミスを突いて守田英正が3点目。さらに途中出場の菅原由勢は完全に抜け出すとボックス内の角度のないところから、狭いコースを打ち抜いてゴール。0-4で日本が快勝を収めた。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じた南野は、この試合での中盤との関係性について語った。 「相手は前半から凄くハードに頑張って守備をしてくる中で、(鎌田)大地とモリ(守田英正)と(遠藤)航くんが上手くチャンスを作ったところで、ゴール前の仕事を意識してプレーしていました」 ライン間でボールを受ける動きもありながら、この試合ではスペースを作る働きをしていた南野。サイド攻撃もあまりハマらなかった中で、相手に警戒されることが多いと語った。 「常に相手が僕らの両サイドを警戒していることは毎試合感じていますし、どうすれば良いかは毎回試行錯誤しながらプレーしているので、今日は上手く行った部分もありますし、改善すべきところもあるかなと思います」 その中で、縦パス1本からサイドの三笘薫からのパスをダイレクトで蹴り込んだ。 貴重な追加点となったゴールについては「自分的にあまりシュートを打てるチャンスがなかったので、チャンスがあれば振り抜いてやろうと思っていました」とかたり、「薫が凄く良いタイミングでボールをくれて、決まって良かったです」と、タイミングがよくあったとした。 次は19日に中国代表戦。中3日でのアウェイゲームとなるが「次もアウェイで凄く厳しい戦いになると思うので、良い準備をして臨みたいです」としっかりと抜かりなく戦いたいとした。 <span class="paragraph-title">【動画】三笘薫のアシストから南野拓実が豪快に蹴り込み追加点!</span> <span data-other-div="movie3”></span> <script>var video_id ="uQpJHtMJlfc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.16 00:08 Sat2
アーセナル、エドゥ後釜としてモナコCEOを引き抜き検討か
アーセナルが新たなスポーツディレクター(SD)として、モナコからの引き抜きを画策しているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。 アーセナルでは2019年7月にテクニカルディレクター(TD)として古巣に帰還し、2022年11月のSD昇進後は、ミケル・アルテタ監督との二人三脚で長らく低迷していたチームを復権させたエドゥ氏が辞任。 現在、クラブはその後釜となる敏腕リクルーターの確保に動いている。そして、『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』はその有力な候補の一人としてモナコのCEO(最高経営責任者)の名前を挙げている。 ブラジル人のチアゴ・スクーロ氏は、これまで母国クルゼイロのチームマネージャーやレッドブル・ブラガンチーノのSDやスポーティングCEO、CEO職を歴任。2023年6月にポール・ミッチェル氏の後釜としてモナコのSDに就任し、現在はCEOを務めている。 なお、その他の候補ではいずれも現役時代にアーセナルでプレーしたトマシュ・ロシツキ氏とペア・メルテザッカー氏の名前などが挙がっているという。 2024.11.14 20:40 Thu3
LFPがリーグ・アン第16節の首位攻防戦の日程変更を発表
フランス・プロリーグ機構(LFP)は20日、リーグ・アン第16節の日程変更を発表した。 日程が変更された試合は、南野拓実が所属する2位モナコと、首位を走るパリ・サンジェルマン(PSG)による一戦。理由は両クラブが開催予定となっている2025年1月4,5日にカタールで行われるトロフェ・デ・シャンピオン2024に参加するためと、LFPは説明している。 なお、リーグ・アン第16節のモナコvsPSGは、12月18日(水)21時(日本時間:18日29時)キックオフに変更されるとのことだ。 2024.11.21 00:40 Thu4
PSGとモナコのトロフェ・デ・シャンピオンは来年1月にドーハで開催に…当初は8月に北京開催予定も
パリ・サンジェルマン(PSG)とモナコのトロフェ・デ・シャンピオンが今年1月にカタールのドーハで開催することが決定した。 フランス『レキップ』によれば、フランスプロサッカー機構(LFP)の管理委員会は、2025年1月5日にドーハで同試合を開催することを正式に承認したという。 リーグ・アン王者とクープ・ドゥ・フランス王者が対戦するフランスのスーパーカップにあたるトロフェ・デ・シャンピオン。 2024-25シーズンの今大会は当初、リーグ開幕前の8月8日に中国の北京で開催予定だったが、中国当局との開催地合意に至らなかったため、急遽延期が決定した。 以降はモナコの本拠地スタッド・ルイ・ドゥでの代替開催を含め、いくつかのプランが提案されていたが、いずれも実現には至らず。それでも、このタイミングで中東での開催が決まった。 なお、今回のドーハ開催によってLFPは約300万ユーロ(約4億9000万円)の収入を得ることになり、その一部は両クラブに再分配されることになるという。 また、同じ日程で予定されていたリーグ・アン第16節のモナコvsPSGは、12月18日に前倒しでの開催となる。 2024.11.19 07:49 Tue5