3件のレイプ疑惑がかかったプレミアリーガー、保釈から釈放へ…捜査は引き続き実施

レイプ疑惑がかけられているプレミアリーガーが、保釈状態から、捜査中という形での釈放になったという。

この選手は法律上名前が明かされていないが、2022年7月にレイプ疑惑の疑いで逮捕。2022年10月まで保釈されていたが、その期限が7月、そして8月と延期されていた。

しかし、この保釈の状態が解かれたとのこと。捜査は続行されるが、釈放されたために警察に出頭する日などは定められないこととなる。
『The Athletic』は警察の声明を伝えている。

「2022年7月4日、20代の女性に対するレイプ容疑が警察に通報された」「レイプ容疑は2022年6月に起こったと報告されている。2022年7月4日、男性がレイプ容疑で逮捕され、拘留された」

「拘留中に、2021年4月と6月に別の20代女性に対して、2つのレイプ事件の容疑で再逮捕された」

「2023年2月、男性は2022年2月に起きたとされる性犯罪の容疑で厳戒態勢の中、事情聴取を受けた。これは3人目の被害者に関連しており、2022年7月に通報されている」

「2021年6月の容疑に関しては、事件が起きたとされる時点で、関連法案が施行されていなかったため、これ以上の措置は取られない」

「このことは告訴人に説明されており、引き続き警察の支援を受けている」

「男性は2023年8月まで保釈されていた。その後、更なる捜査が行われる間、捜査下で釈放された」

保釈とは起訴された後に起こることであり、これにより当該選手は不起訴の扱いに。ただ、捜査は続行されることになる。

イギリスの法律では、英国検察庁(CPS)が、有罪判決の現実的な見通しを提供するのに、十分な証拠が存在するかどうか。また、起訴することが公共の利益になるかどうかを検討することとなっている。

当該選手はクラブからの出場停止処分は受けておらず、プレミアリーグでのプレーを許可されていた。