久保途中出場で2点目演出のソシエダが24連敗中の鬼門で会心の勝利! 優勝決定後初戦のバルセロナは今季ホーム初黒星に《ラ・リーガ》

2023.05.21 06:08 Sun
Getty Images
ラ・リーガ第35節、バルセロナvsレアル・ソシエダが20日にカンプ・ノウで行われ、アウェイのソシエダが1-2で勝利した。なお、ソシエダのMF久保建英は58分から途中出場した。
PR
バルセロナは前節、エスパニョールとのダービーに4-2の快勝。チャビ体制で初となるプリメーラ制覇を成し遂げた。優勝決定後、最初のホームゲームで王者に相応しい姿を示したいブラウグラナは、前節から先発3人を変更。サスペンションのガビと負傷のアラウホ、ペドリに代えてジョルディ・アルバ、ケシエ、デンベレを起用した。対する4位のソシエダは前節、久保がPK奪取に1アシストと圧巻のパフォーマンスを披露したが、ジローナに2点差を追いつかれて痛恨のドローとなった。今節先に試合を行った5位のビジャレアルに暫定2ポイントに迫られ、悲願のトップ4フィニッシュへより圧力を受ける中、今季公式戦2戦2敗の王者相手に敵地での勝利を目指した。前節からは先発5人を変更し、負傷でベンチ外のダビド・シルバに加えてオヤルサバル、久保らがベンチスタート。代わってチョやバレネチェア、イジャラメンディが起用された。
祝賀ムード一色のカンプ・ノウでの上位対決。試合前にパシージョで王者への敬意を示したソシエダだが、キックオフの笛が鳴った後は勝ち点奪取へ勢いを持って入った。

すると、開始5分には最後尾のDFクンデに圧力をかけてボールを奪い切ったセルロートがショートカウンターを発動。ボックス付近DF2枚を引き付けて間を通す横パスを供給すると、ボックス中央に走り込んだメリーノのシュートがGKテア・シュテーゲンの股間を抜いてゴールネットに突き刺さった。
開始早々の失点によって守護神のクリーンシート記録更新は次節以降に持ち越しとなったホームチームは、すぐさま反撃を開始。15分にはハイプレスで相手のビルドアップミスを誘発し、ボックス右ライン際でレヴァンドフスキが折り返したボールをファーのデンベレが頭で合わすが、これはGKレミロの好守に遭う。また、直後にはボックス内に侵入したケシエに2度の決定機が訪れるが、相手DFの身体を張った守備に阻まれた。

一方、先制後はセルロートを起点にカウンターで追加点を狙うソシエダ。30分過ぎにはセルロートのボックス左での正確な折り返しからボックス内フリーのチョにビッグチャンスが舞い込むが、ここはGKテア・シュテーゲンの足を使ったビッグセーブに遭う。直後にもバレネチェアに決定機が訪れるが、これも枠に飛ばせない。

前半終盤にかけてはデンベレの個人技を起点にバルセロナが優勢に試合を進めたが、ペドリやガビの不在もあって最後の局面で精度、アイデアを欠いてゴールをこじ開けるまでには至らなかった。

迎えた後半、バルセロナはややプレーに精彩を欠いたクンデを下げてマルコス・アロンソを投入。立ち上がりからボールを握って押し込んでいくが、前半同様に最後の局面でうまくいかない。

一方、守勢のソシエダは58分、イジャラメンディとチョを下げてゴロサベルと久保を同時投入。この交代で[5-3-2]に並びを変え、久保は2トップの一角に入った。その久保は投入直後にゴロサベルのシュートチャンスをお膳立てすると、66分にはボックス右付近で自ら得たFKの場面でファーを狙った正確なクロスで決定機を演出。だが、フリーのセルロートはヘディングシュートを枠に飛ばせない。

その後、しばらくはケシエとハフィーニャを下げてフェラン・トーレス、アンス・ファティの2枚替えを敢行したバルセロナのペースで試合が進んだが、前半同様に一瞬の隙を見逃さないアウェイチームがロングカウンターで仕留めた。

72分、久保とバレネチェアの寄せでバランスを崩したフレンキー・デ・ヨングをスビメンディが潰してロングカウンターを発動。スビメンディからボールを引き取った久保がDF3枚を引き付けながらドリブルで前進し、左を並走するスビメンディに繋ぐ。そして、スビメンディから逆サイドでフリーのセルロートにラストパスが送られると、最後はGKとの一対一を冷静に制した。

久保も絡んだ見事なカウンターから貴重な追加点を手にしたソシエダは、カードトラブルや疲労を考慮して続けて交代カードを切っていき逃げ切り態勢に。それでも、カウンターの局面では3点目を狙う意識は持ち続け、81分にはボックス中央でボールを受けた久保が決定的なシュート。だが、これはDFバルデの好ブロックに阻まれて恩返し弾とはならず。

その後、エリック・ガルシア、パブロ・トーレの投入で交代カードを使い切ったバルセロナは、土壇場の90分に右サイドで見事な仕掛けを見せたフェランの正確なクロスをボックス中央のレヴァンドフスキが頭で合わせ、1点を返す。しかし、5分のアディショナルタイムで同点に追いつくことはできなかった。

この結果、リーグ戦24連敗中だった鬼門カンプ・ノウで、1990-91シーズン以来となる会心の勝利を収めたソシエダが、トップ4フィニッシュへ重要な勝ち点3を手にした。一方、優勝直後の試合というメンタル面の難しさも影響したか、バルセロナは今季リーグ戦でホーム初黒星を喫することになった。

PR

バルセロナの関連記事

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、完敗したバルセロナ戦を振り返った。 ラ・リーガ第26節でベティスと対戦し0-4で敗戦した。MF久保建英が累積警告で出場停止により不在となったソシエダは、17分にディフェンスライン裏に抜け出したMFダニ・オルモを倒したDFアリツ・エルストンドがDOGSOと判断され、一 2025.03.03 10:15 Mon
バルセロナのハンジ・フリック監督が2日にホームで行われ、4-0で圧勝したラ・リーガ第26節レアル・ソシエダ戦を振り返った。 MF久保建英が累積警告で出場停止により不在だったソシエダをホームに迎えた一戦。バルセロナは17分、MFダニ・オルモがディフェンスライン裏を突いたところ、DFアリツ・エルストンドに倒されてレッ 2025.03.03 09:30 Mon
ラ・リーガ第26節、バルセロナvsレアル・ソシエダが2日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-0で圧勝した。なお、ソシエダのMF久保建英は累積警告での出場停止となった。 バルセロナは前節、ラス・パルマス相手に2-0の勝利を収めて首位キープに成功。ホーム開催のコパ・デル・ 2025.03.03 02:09 Mon
パウメイラスは2月28日、バルセロナからブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年12月までとなる。 約1年ぶりの母国復帰となったロッキは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「パウメイラス・ファミリーの一員になれたことをとても誇りに思う。この移籍が決まるまで僕 2025.03.01 09:00 Sat
レアル・ベティスは28日、バルセロナからレンタル移籍で加入していたブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(20)の契約解除を発表した。 ロッキは、クルゼイロやアトレチコ・パラナエンセでプレーしたのち、2024年1月にバルセロナに完全移籍。ファーストチームで16試合に出場し2ゴールを記録していた。 2024年8月 2025.02.28 23:40 Fri

ラ・リーガの関連記事

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール(24)が契約延長を望んだ。4日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグのアトレティコ・マドリー戦を前日に控えた会見の席で明言した。 2027年6月までマドリーとの契約があるヴィニシウスだが、先月サウジアラビアから年俸2億ユーロの破 2025.03.04 08:30 Tue
バレンシアは3日、キアット・リム氏(31)が新会長に就任することを発表した。3月5日に正式に就任することとなる。 キアット・リム氏は、バレンシアの筆頭株主であるピーター・リム氏の息子。2022年からクラブのディレクターを務めていた。 クラブの会長はレイフーン・チャン女史が2期3年間務めていたが、キアット・リ 2025.03.03 23:45 Mon
レアル・マドリーのレジェンドでもあり、現在はサウジアラビアのアル・イテハドでプレーする元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、サウジアラビアの日々などを語った。 リヨンで育ったベンゼマは2005年7月にファーストチームに昇格。2009年7月に21歳でマドリーに完全移籍した。 ポルトガル代表FWクリスティアーノ 2025.03.03 18:30 Mon
日本代表FW浅野拓磨がついにラ・リーガ初ゴールを記録した。 ボーフムから今シーズン加入した浅野は、2日に行われたラ・リーガ第26節のアラベス戦に先発出場。待望のゴールを記録した。 開幕戦から出番をもらう中で、シーズン序盤に負傷離脱。3カ月程度休んだ中で再び出番をもらっていた。 移籍後ゴールがなかった浅 2025.03.03 12:40 Mon
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、完敗したバルセロナ戦を振り返った。 ラ・リーガ第26節でベティスと対戦し0-4で敗戦した。MF久保建英が累積警告で出場停止により不在となったソシエダは、17分にディフェンスライン裏に抜け出したMFダニ・オルモを倒したDFアリツ・エルストンドがDOGSOと判断され、一 2025.03.03 10:15 Mon

バルセロナの人気記事ランキング

1

昨冬バルセロナ加入のヴィトール・ロッキがブラジル帰還へ、パウメイラスへの完全移籍で合意

バルセロナの元ブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(20)がパウメイラスへ完全移籍することで合意したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。 アトレチコ・パラナエンセから昨年1月、3000万ユーロの移籍金でバルセロナに加入したヴィトール・ロッキは、2023年3月にブラジル代表デビューを飾っている神童。 バルセロナでは昨季後半、ラ・リーガ14試合に出場して2ゴールを挙げ、今季はレンタル先のベティスでラ・リーガ22試合4ゴール2アシストとまずまずの結果を残していた。ただ、2月に入ってからの4試合では途中出場と出番が減っていた。 そのヴィトール・ロッキに対し、パウメイラスは移籍金総額3050万ユーロ(約47億3000万円)を支払い、5年契約を提示して合意したとのこと。 なお、将来的にヴィトール・ロッキが移籍した際に受け取る移籍金の20%がバルセロナに入る契約になっている模様だ。 2025.02.28 13:30 Fri
2

パウメイラスがブラジル代表FWヴィトール・ロッキの獲得を正式発表!5年契約を締結

パウメイラスは2月28日、バルセロナからブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年12月までとなる。 約1年ぶりの母国復帰となったロッキは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「パウメイラス・ファミリーの一員になれたことをとても誇りに思う。この移籍が決まるまで僕や 家族はとても不安で、ナーバスな日々を送っていたけれど、幸いなことに最終的にはすべてがうまくいった。ブラジルの偉大なチャンピオンのシャツを着ることができて光栄だよ」 「パウメイラスに移籍するというニュースが流れてから、パウメイラスのファンから何度もメッセージをもらった。チームメイトと合流し、パウメイラスを助けるためにピッチに立つのが待ちきれないよ」 クルゼイロやアトレチコ・パラナエンセでプレーしたのち、2024年1月にバルセロナに完全移籍したロッキ。バルセロナではファーストチームで16試合に出場し2ゴールを記録すると、昨夏にベティスへレンタル移籍。 今季はここまでラ・リーガで22試合に出場し4ゴール2アシスト。UEFAカンファレンスリーグ(ECL)で7試合、コパ・デル・レイで4試合3ゴールを記録。公式戦33試合で7ゴール2アシストを記録していた。 なお、フランス『フットメルカート』によれば、バルセロナは移籍金として2500万ユーロ(約40億円)を受け取るとのことだ。 2025.03.01 09:00 Sat
3

4発圧勝のバルセロナが6連勝で首位堅持! 久保建英不在のソシエダは前半序盤の退場響きシュート0本の惨敗に【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第26節、バルセロナvsレアル・ソシエダが2日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが4-0で圧勝した。なお、ソシエダのMF久保建英は累積警告での出場停止となった。 バルセロナは前節、ラス・パルマス相手に2-0の勝利を収めて首位キープに成功。ホーム開催のコパ・デル・レイ準々決勝1stレグではアトレティコ・マドリー相手に4-4のドローで先勝を逃すも、状態はまずまずだ。週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦を控えるなか、ハンジ・フリック監督はコパから先発4人を変更。バルデ、イニゴ・マルティネス、フレンキー・デ・ヨング、フェラン・トーレスに代えてマルティン、アラウホ、カサド、レヴァンドフスキを起用した。 対する9位のソシエダは前節、レガネス相手に久保の今季5点目などで3-0の快勝。ただ、コパでは主力温存のレアル・マドリーにウノセロ負けで先勝を許した。週明けにヨーロッパリーグ(EL)のマンチェスター・ユナイテッド戦を控えるなかで臨んだ首位チームとのアウェイゲームではサスペンションの久保に加え、オヤルサバルら一部主力をベンチスタートにし、前線はオスカールソン、バレネチェア、セルヒオ・ゴメスの構成となった。 立ち上がりはアウェイのソシエダが前線からの激しいプレスと、サイドを起点とした背後を狙った仕掛けで首位チームに圧力をかけていく。 序盤はラ・レアルの想定外のアグレッシブな戦いに面を食らったバルセロナだったが、17分にはハイラインの背後へ飛び出したダニ・オルモが中央でDFエルストンドに引き倒される。これがDOGSOと判断され、エルストンドが決定機阻止での一発退場に。思わぬ形で数的優位を手にした。 この退場でオラサガスティを下げてマルティンを投入したソシエダに対して、一気に攻勢を仕掛けるバルセロナ。すると25分、右サイド深くで相手DF3枚を翻弄したラミン・ヤマルからマイナスのパスを受けたダニ・オルモが柔らかなクロスをファーに入れると、フリーのジェラール・マルティンが左足シュートを流し込み、トップチーム初ゴールとした。 伏兵の左サイドバックのゴールによって先手を奪ったバルセロナは直後の29分にもセットプレー流れからペナルティアーク付近のダニ・オルモが右足ミドルシュートを放つ。これがゴール前のカサドに当たってコースが大きく変わってゴール左隅に決まった。 カサドのラッキーなディフレクト弾で一気にソシエダを引き離したホームチームは、10人相手にストレスなくプレー。前半終盤にはペドリの強烈なミドルシュートや2点演出のダニ・オルモが自らゴールを狙っていくが、GKレミロの意地のパラドンにも阻まれて3点目を奪うことはできず。 迎えた後半、イマノル監督はスビメンディとバレネチェアをハーフタイムでベンチに下げ、敵地での敗戦を早くも受け入れる割り切った采配を見せた。 一方、早い時間帯にトドメを刺したいフリックのチームは、56分に右CKの流れからレヴァンドフスキのシュートをGKレミロがはじいたこぼれに詰めたアラウホのヘディングシュートで3点目を奪取。さらに、ペドリら主力を下げる3枚替えの直後の61分にはアラウホのミドルシュートをゴール前のレヴァンドフスキがワンタッチでコースを変える技ありのフィニッシュで4点目まで奪った。 これで試合の大勢が決したなか、早めに交代カードを使い切って週明けのベンフィカ戦を睨んだ戦い方にシフトしたバルセロナ。ほぼ無抵抗のラ・レアルに対して相手陣内でボールを動かしながら余裕をもってゲームクローズ。リーグ6連勝で首位キープに成功した。 一方、前半の退場が響いたソシエダはシュート0本の屈辱的な内容で試合を終え、週明けのユナイテッド戦に不安を残す結果となった。 バルセロナ 4-0 レアル・ソシエダ 【バルセロナ】 ジェラール・マルティン(前25) マルク・カサド(前29) ロナルド・アラウホ(後11) ロベルト・レヴァンドフスキ(後16) 2025.03.03 02:09 Mon
4

バルセロナとアトレティコによるド派手な打ち合いは4-4のドロー、終盤の2発でアトレティコが引き分けに持ち込みホームの2ndレグへ【コパ・デル・レイ】

コパ・デル・レイ準決勝1stレグ、バルセロナvsアトレティコ・マドリーが25日に行われ、4-4で引き分けた。 準々決勝でバレンシアに大勝したバルセロナと、ヘタフェに大勝したアトレティコによる決勝進出を懸けた一戦。 バルセロナは2-0で勝利した3日前のラス・パルマス戦のスタメンから4選手を変更。レヴァンドフスキやフェルミンに代えてラス・パルマス戦でゴールを挙げたダニ・オルモとフェラン・トーレスを起用した。 一方、アトレティコは3-0で快勝したバレンシア戦のスタメンから5選手を変更。バックラインを変更した中、前線はグリーズマンやアルバレス、G・シメオネら主力がスタメンとなった。 開始20秒にアルバレスのヘディングシュートでゴールに迫ったアトレティコが直後の右CKから先制する。ショートコーナーの流れからグリーズマンのインスウィングクロスをラングレがヘッドで逸らし、ファーサイドのアルバレスがボレーで押し込んだ。 最高の入りをしたアトレティコは6分に追加点。アルバレスが自陣でのボール奪取からスルーパス。受けたグリーズマンがバルデに対応されながらもボックス右に侵入してシュートを決めきった。 まずい立ち上がりとなったバルセロナだったが、12分に決定機。ハフィーニャのスルーパスに抜け出したフェラン・トーレスがGKと一対一に。しかしシュートコースが甘く、ムッソにセーブされた。 それでも19分に1点差とする。ヤマルの絶妙な左足アウトスルーパスでボックス右に抜け出したクンデのマイナスクロスをペドリが押し込んだ。 さらに21分、一気にバルセロナが追いつく。ハフィーニャの右CKをファーサイドのクバルシがヘッドで押し込んだ。 派手な打ち合いの序盤となった中、追いついたバルセロナが攻勢をかけると、32分に逆転の好機。M・ジョレンテのバックパスをカットしたフェラン・トーレスがGKと一対一となるも交わして放ったシュートは戻ったヒメネスにカットされた。 それでも41分に逆転。ハフィーニャの右CKをファーサイドのイニゴ・マルティネスがヘッドで合わせた。 追加タイム3分にはヤマルがカットインからのミドルシュートでGKを強襲した中、バルセロナが3-2で前半を終えた。 迎えた後半、バルセロナがボールを持つ中、アトレティコは52分に同点の絶好機。デ・パウルのアーリークロスを受けたグリーズマンがGKと一対一に。しかしシュートはシュチェスニーに止められた。 その後、68分までに交代枠を使い切ったアトレティコはアンヘル・コレアやセルロートを投入した中、72分にはセルロートがネットを揺らしたが、その前にオフサイドがあってノーゴールに。 試合をコントロールするバルセロナはレヴァンドフスキを投入して4点目を目指すと、74分にそのレヴァンドフスキがゴール。ボックス右で縦に仕掛けたヤマルがラストパスを送り、ゴール前でフリーのレヴァンドフスキが押し込んだ。 それでも84分、アトレティコが2ndレグに向けて大きな3点目。ボックス左のスペースを突いたコレアのマイナスクロスをM・ジョレンテがダイレクトで蹴り込んだ。 さらに追加タイム3分、ラングレのロングフィードに抜け出したリーノがボックス左に侵入、ラストパスをセルロートが押し込んでアトレティコが同点に追いついた。 ド派手な打ち合いとなった初戦はドローに終わり、決勝進出を懸けた2ndレグは4月2日に行われる。 バルセロナ 4-4 アトレティコ 【バルセロナ】 ペドリ(前19) パウ・クバルシ(前21) イニゴ・マルティネス(前41) ロベルト・レヴァンドフスキ(後29) 【アトレティコ】 フリアン・アルバレス(前1) アントワーヌ・グリーズマン(前6) マルコス・ジョレンテ(後39) アレクサンダー・セルロート(後48) 2025.02.26 07:40 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly