【ブンデス第24節プレビュー】フランクフルトvsシュツットガルトの日本人対決、レヴィア・ダービー開催

2023.03.10 18:01 Fri
Getty Images
前節はドルトムントvsライプツィヒの上位対決が行われ、ドルトムントが2-1で競り勝つ結果となった。そして日本人対決では板倉ボルシアMGvs堂安フライブルクがドロー、浅野ボーフムvs吉田シャルケはシャルケが勝利している。迎える第24節、フランクフルトvsシュツットガルトの日本人対決、ドルトムントvsシャルケのレヴィア・ダービーが開催される。
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まずは日本人対決のフランクフルトvsシュツットガルトから。6位フランクフルト(勝ち点39)は前節、MF鎌田とDF長谷部が揃って先発となった中、ヴォルフスブルクに2-2のドロー。後半は膠着状態に陥り、スコアが動かなかった。翌水曜にはチャンピオンズリーグのナポリ戦を控える中、練習中の負傷でMFリンドストロームが欠場に。本来のシャドー起用が予想される鎌田にはゴールを期待したい。一方、15位シュツットガルト(勝ち点19)は前節、バイエルンに善戦しながらも1-2で惜敗。ここ5試合でわずか1勝と苦しい状況が続くが、奮闘を続けている日本人3選手には引き続きチームの核として献身的な働きを期待したい。
続いてレヴィア・ダービー。2位ドルトムント(勝ち点49)は前節、ライプツィヒに辛勝。守護神のコベルを直前の負傷で欠いたものの、後半の劣勢を守備陣の奮闘で逃げ切り勝利とした。ただ、火曜に行われたCLではチェルシーの前に逆転敗退。しかも絶好調だったMFブラントが負傷と踏んだり蹴ったりの中、リーグ戦へ切り替えられるか。

一方、シャルケ(勝ち点19)は前節、ボーフムとの裏天王山を制して連勝とし、17位に浮上。最下位を脱出し、チーム状態は上向きだ。DF吉田は無失点勝利に貢献しており、相棒DFイェンツとのコンビは試合毎に練度を増している。守備組織が強固となっている中、強力な攻撃陣を擁するドルトムント相手にも自信を得つつあるディフェンスが通用するのかに注目だ。
シュツットガルトに苦戦しながらも契約延長が発表されたFWチュポ=モティング弾などで競り勝ち、首位キープに成功したバイエルン(勝ち点49)は、水曜に行われたCLではパリ・サンジェルマン相手に2-0と勝利。ベスト8進出を決めた。大一番を乗り越えた中、13位アウグスブルク(勝ち点27)とのホーム戦を制して首位キープとしたい。

5位フライブルク(勝ち点42)は16位ホッフェンハイム(勝ち点19)とのホーム戦に臨む。フライブルクは前節、ボルシアMGにゴールレスドロー。慎重に戦ったチームの中で後半半ばから途中出場した堂安は見せ場を作ることができなかった。木曜に行われたELユベントス戦でも途中出場だった堂安だが、先発復帰で躍動なるか。

10位ボルシアMG(勝ち点30)は4位ライプツィヒ(勝ち点42)とのアウェイ戦を戦う。フライブルク戦では攻撃陣がゴールを奪いきれず引き分けに終わったが、板倉ら守備陣は痺れを切らさずに無失点で乗り切った。ライプツィヒにはFWアンドレ・シウバ、FWヴェルナーと厄介なアタッカーがいるが、抑え込むことはできるか。

最下位ボーフム(勝ち点19)は12位ケルン(勝ち点27)とのアウェイ戦を金曜に戦う。吉田との日本人対決で敗れた浅野は右サイドで何度か縦に仕掛ける場面があったものの、シャルケの守備を攻略するには至らなかった。ケルン戦ではゴールに絡めるか。

◆ブンデスリーガ第24節
▽3/10(金)
《28:30》
ケルンvsボーフム

▽3/11(土)
《23:30》
ヘルタ・ベルリンvsマインツ
バイエルンvsアウグスブルク
フランクフルトvsシュツットガルト
ライプツィヒvsボルシアMG
《26:30》
シャルケvsドルトムント

▽3/12(日)
《23:30》
フライブルクvsホッフェンハイム
《25:30》
ブレーメンvsレバークーゼン
《27:30》
ヴォルフスブルクvsウニオン・ベルリン

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