セルジ・ロベルト1G1Aのバルセロナが7連勝で首位固め、ユナイテッド戦へ弾み《ラ・リーガ》

2023.02.20 06:54 Mon
Getty Images
バルセロナは19日、ラ・リーガ第22節でカディスをホームに迎え、2-0で快勝した。
前節ビジャレアルをウノセロで破ってリーグ6連勝とした首位バルセロナ(勝ち点56)は、3日前に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグではホームで2-2のドローに終わった。そのユナイテッド戦のスタメンから6選手を変更。負傷のペドリ、出場停止のアラウホが欠場となった中、3トップはレヴァンドフスキ、ファティ、フェラン・トーレスが形成した。
16位カディス(勝ち点22)に対し、立ち上がりから押し込む展開としたバルセロナだったが19分にピンチ。スルーパスに抜け出したロジェールにネットを揺らされるもわずかにオフサイドで助かった。

なかなかシュートに持ち込めずにいたバルセロナは21分、フェラン・トーレスが右サイドからのカットインシュートでゴールに迫った。すると前半半ば以降も押し込み続けたバルセロナはハーフタイム間際の43分に先制する。

フェラン・トーレスが右サイドで仕掛けてボックス右深くまで侵入。クロスをレヴァンドフスキがダイビングヘッドで合わせたシュートはゴールライン前のDFにカットされるも、ルーズボールをセルジ・ロベルトが蹴り込んだ。
さらに追加タイム1分、一気にリードを広げる。ハーフラインでボールを奪った流れからセルジ・ロベルトのパスを受けたペナルティアーク中央のレヴァンドフスキが正確なシュートを蹴り込んだ。

バルセロナが2点をリードして迎えた後半、主導権を握って時間を進めていく。

62分に3枚替えを敢行して攻撃の姿勢を強めてきたカディスに79分、C・ラモスに決定機を許すもGKテア・シュテーゲンがファインセーブで阻止したバルセロナが2-0で快勝。

7連勝として2位レアル・マドリーとの8ポイント差を維持し、弾みを付けてユナイテッドとの2ndレグに向かうことになった。


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