今がチャンスだ今年のJ3リーグをきちんとおさらいしておくぞ?! の巻/倉井史也のJリーグ

2022.12.03 16:30 Sat
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©︎J.LEAGUE
こんだけ世間がワールドカップに注目してるから、こっちもそのネタで行くぞ!! と思ってたんですけど、もしここでJ3やんなかったら怒られない? てか怒るでしょ? つーか、怒るなよ。いや、怒らないですみません、っってことになるので、今週はちゃんとJ3でもボクシング式チャンピオン決定データやりますよ。

まずは2021年のJ3の順位表はこうでした。

1位:熊本
2位:岩手
3位:宮崎
4位:富山
5位:福島
6位:岐阜
7位:鹿児島
8位:YS横浜
9位:長野
10位:藤枝
11位:今治
12位:鳥取
13位:八戸
14位:沼津
15位:讃岐
で、ここから熊本と岩手が昇格して、J2から
19位:相模原
20位:愛媛
21位:北九州
22位:松本

が落ちてきたわけです。

これに新加入のいわきを加えた今年のJ3、チャンピオンになるのはどこか!!ということで、まずは年間順位の最高位はJ2から落ちてきた相模原ということからスタートすると、

相模原1-0沼津
相模原0-1いわき(タイトル移動)
いわき2-1愛媛
いわき1-1富山
いわき4-0長野
いわき0-1今治(タイトル移動)
今治0-0宮崎
今治1-0讃岐
今治0-1鹿児島(タイトル移動)
鹿児島4-0讃岐
鹿児島1-0沼津
鹿児島1-2岐阜(タイトル移動)
岐阜1-0福島
岐阜2-1宮崎
岐阜0-5今治(タイトル移動)
今治1-1長野
今治1-0沼津
今治1-1福島
今治5-2YS横浜
今治1-0岐阜
今治2-1讃岐
今治4-3鹿児島
今治2-3北九州(タイトル移動)
北九州0-1いわき
いわき0-1今治(タイトル移動)
今治3-2宮崎
今治3-0鳥取
今治2-0相模原
今治1-2YS横浜(タイトル移動)
YS横浜1-2長野(タイトル移動)
長野1-2松本(タイトル移動)
松本3-4富山(タイトル移動)
富山2-1北九州
富山2-4鹿児島(タイトル移動)

ということで、今治の圧倒的な防衛数にも拘わらず、最後の最後で逆転したのは鹿児島!! おめでとう、鹿児島!!

ちゅうことで、最後にJ3の今年の順位表をおさらいしておきます。

1位:いわき
2位:藤枝
3位:鹿児島
4位:松本
5位:今治
6位:富山
7位:愛媛
8位:長野
9位:宮崎
10位:八戸
11位:福島
12位:鳥取
13位:北九州
14位:岐阜
15位:沼津
16位:YS横浜
17位:讃岐
18位:相模原

てなことで今年のJリーグ、ボクシングシリーズはこれにてお終い!!

【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。


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今回も反則についていろいろ調べちゃったらこんなことに?! の巻/倉井史也のJリーグ

ワールドカップってエグい反則少ない気がしません? もちろん選手がうまいからってのはあるんですけど、昔、審判の人に聞いた話で、もしかしてこれも理由の一つかもってのがあるんです。それは「いろんな角度からの映像が残って、後々まで非難されるのを選手は知ってる」って。今のJリーグもVARも入ってるし、本当にいろんな角度から見た映像が残っちゃうから、ちゃんと選手は考えたほうがいいぞって思っちゃうわけです。 で、まぁ参考程度にこんな資料を作ってみました。まずは現在J1に所属するチームが過去のシーズンすべてで1試合あたりどれくらい反則してるか。(データは第12節終了時) 順位:チーム:試合数/反則(反/試) 1:横浜FC:118/1,700(14.4) 2:川崎:658/10,071(15.3) 3:鳥栖:390/6,114(15.7) 4:新潟:484/8,197(16.9) 5:C大阪:756/12,879(17.0) 6:浦和:1,004/17,215(17.1) 7:広島:971/16,733(17.2) 8:FC東京:744/12,975(17.4) 9:G大阪:1,002/17,585(17.5) 10:札幌:382/6,758(17.7) 11:湘南:543/9,780(18.0) 12:横浜FM:1,036/18,788(18.1) 13:名古屋:1,002/18,380(18.3) 14:神戸:806/14,814(18.4) 15:福岡:372/7,002(18.8) 16:柏:854/16,107(18.9) 17:鹿島:1,036/20,167(19.5) 18:京都:398/7,851(19.7) まあこれが一般的なイメージになってると思うんです。じゃあ5月11日現在で今季の警告と退場を元にランクを付けると、 順:チーム:試/警(警/試)退 1:鳥 栖:12/12(1.00)0 2:横浜FM:12/12(1.00)1 3:C大阪:12/13(1.08)1 4:浦 和:10/11(1.10)1 5:名古屋:12/14(1.17)0 6:鹿 島:12/15(1.25)1 7:広 島:11/14(1.27)0 8:神 戸:12/17(1.42)0 9:新 潟:12/17(1.42)1 10:川 崎:12/17(1.42)2 11:FC東京:12/18(1.50)0 12:札 幌:12/18(1.50)1 13:湘 南:11/18(1.64)0 14:福 岡:12/20(1.67)0 15: 柏 :12/21(1.75)0 16:G大阪:12/21(1.75)1 17:横浜FC:12/22(1.83)0 18:京 都:12/22(1.83)1 こんな感じかなと。で、やっぱり苦しんでるチームは反則が増えてるんです。そしてこの警告数の多さって、出場停止に繋がってさらに苦しくなるっていう悪循環を呼び込む負のスパイラルの入り口なんですよね。 ということで激しいプレーはいいんですが、警告をもらうようなプレーは避けましょう。それにしてもクリーンなイメージがある川崎がこの順位って、やっぱり今季は苦しいのがハッキリ出てますね。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2023.05.13 12:30 Sat
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