復帰のC・ロナウドが禊弾! ユナイテッドがシェリフに3発圧勝!《EL》
2022.10.28 06:07 Fri
                ヨーロッパリーグ(EL)グループE第5節、マンチェスター・ユナイテッドvsシェリフが27日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが3-0で勝利した。
レアル・ソシエダとの初戦以降、3連勝でグループ2位を維持するユナイテッド(勝ち点9)。最終節での直接対決に向けて少なくとも勝ち点差を維持したいテン・ハグのチームは、前回対戦で苦戦した3位のシェリフ(勝ち点3)を相手に勝利を目指した。
1-1のドローに終わった直近のチェルシー戦からは先発4人を変更。負傷のヴァランに代えてリンデロフ、ショーとサンチョ、ラッシュフォードに代えてマラシア、トップチーム初先発のガルナチョ、トッテナム戦での交代拒否でチェルシー戦のメンバーから外されていたクリスティアーノ・ロナウドが起用された。
ここ最近のELでの試合を踏襲するように立ち上がりから相手陣内でハーフコートゲームを展開するユナイテッド。カゼミロ、アントニーとシュートを重ねていく中、13分にはセットプレーから渦中のロナウドに最初の見せ場が訪れるが、ヘディングシュートはクロスバーを越える。
以降も早い時間帯のゴールを目指して押し込むユナイテッドは、左サイドに入った初先発のガルナチョも臆せずに果敢な仕掛けでチャンスシーンに絡んでいく。28分にはブルーノ・フェルナンデスのヘディングパスに反応したロナウドがゴール至近距離で決定機を迎えるが、ここは相手守備陣の寄せが気になったか、決め切れず。
伏兵ダロトのゴールによって1点リードで試合を折り返したテン・ハグのチームは、マルティネスとアントニーを下げてハーフタイム明けにマグワイア、ラッシュフォードを同時投入。引き続きがっちりと主導権を握る中、59分にはボックス手前からロナウドが右足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠を捉え切れず。
その後、60分過ぎには殊勲のダロト、カゼミロを下げてショー、マクトミネイを投入すると、この交代策が追加点をもたらす。65分、左サイド深くでボールを受けたショーが正確なクロスを上げると、タイミング良くゴール前に入ってきたラッシュフォードがゴール左隅へヘディングで流し込んだ。
これで勝利を決定づけたユナイテッドは、ガルナチョを下げて負傷明けのファン・デ・ベークを最後の交代カードとして投入。危なげなくゲームをコントロールしていく。
試合終了までにもう一つ見せ場を作りたいと思われた中、ここまで幾つかの決定機を逃していた背番号7がようやく決定的な仕事を果たす。81分、ボックス手前左でB・フェルナンデスが上げたクロスに反応したロナウドのヘディングシュートはGKの好守に遭うが、このこぼれ球にいち早く反応した37歳FWは冷静に左足で蹴り込んで復帰初戦での禊のゴールとした。
これでアウェイチームの息の根を完全に止めたユナイテッドは、結局90分を通じて1本のシュートも許さない3-0の圧勝で公式戦2試合ぶりの白星。今節勝利したソシエダとの勝ち点3差を維持して逆転を目指す最終節での直接対決に挑むことになった。
                    
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                    
                    
                                        
                                            レアル・ソシエダとの初戦以降、3連勝でグループ2位を維持するユナイテッド(勝ち点9)。最終節での直接対決に向けて少なくとも勝ち点差を維持したいテン・ハグのチームは、前回対戦で苦戦した3位のシェリフ(勝ち点3)を相手に勝利を目指した。
1-1のドローに終わった直近のチェルシー戦からは先発4人を変更。負傷のヴァランに代えてリンデロフ、ショーとサンチョ、ラッシュフォードに代えてマラシア、トップチーム初先発のガルナチョ、トッテナム戦での交代拒否でチェルシー戦のメンバーから外されていたクリスティアーノ・ロナウドが起用された。
以降も早い時間帯のゴールを目指して押し込むユナイテッドは、左サイドに入った初先発のガルナチョも臆せずに果敢な仕掛けでチャンスシーンに絡んでいく。28分にはブルーノ・フェルナンデスのヘディングパスに反応したロナウドがゴール至近距離で決定機を迎えるが、ここは相手守備陣の寄せが気になったか、決め切れず。
相手にアタッキングサードへの侵入を許さない圧倒的な戦いぶりもゴールが遠いホームチームだったが、ハーフタイム直前にゴールをこじ開ける。44分、左CKの場面でエリクセンの正確なクロスをダロトがドンピシャのヘッドで合わせ、初ゴールを挙げたFAカップのトランメア戦以来、2年9カ月ぶりのゴールとした。
伏兵ダロトのゴールによって1点リードで試合を折り返したテン・ハグのチームは、マルティネスとアントニーを下げてハーフタイム明けにマグワイア、ラッシュフォードを同時投入。引き続きがっちりと主導権を握る中、59分にはボックス手前からロナウドが右足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠を捉え切れず。
その後、60分過ぎには殊勲のダロト、カゼミロを下げてショー、マクトミネイを投入すると、この交代策が追加点をもたらす。65分、左サイド深くでボールを受けたショーが正確なクロスを上げると、タイミング良くゴール前に入ってきたラッシュフォードがゴール左隅へヘディングで流し込んだ。
これで勝利を決定づけたユナイテッドは、ガルナチョを下げて負傷明けのファン・デ・ベークを最後の交代カードとして投入。危なげなくゲームをコントロールしていく。
試合終了までにもう一つ見せ場を作りたいと思われた中、ここまで幾つかの決定機を逃していた背番号7がようやく決定的な仕事を果たす。81分、ボックス手前左でB・フェルナンデスが上げたクロスに反応したロナウドのヘディングシュートはGKの好守に遭うが、このこぼれ球にいち早く反応した37歳FWは冷静に左足で蹴り込んで復帰初戦での禊のゴールとした。
これでアウェイチームの息の根を完全に止めたユナイテッドは、結局90分を通じて1本のシュートも許さない3-0の圧勝で公式戦2試合ぶりの白星。今節勝利したソシエダとの勝ち点3差を維持して逆転を目指す最終節での直接対決に挑むことになった。
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