レーティング:ミラン 2-0 ユベントス《セリエA》

2022.10.09 02:57 Sun
Getty Images
セリエA第9節、ミランvsユベントスが8日に行われ、2-0でミランが快勝した。
超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。

▽ミラン採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 タタルサヌ 5.5
難しいシュートは飛んでこなかった

DF
20 カルル 6.5
コスティッチをシャットアウト
46 ガッビア 6.0
ビッグマッチで抜擢。堅実なプレーを続けた

23 トモリ 6.5
先制点を挙げる。守備も危なげなし
19 テオ・エルナンデス 6.5
負傷明けとは思えないプレーぶり。レオンと共に左サイドで攻め手に

MF
10 ブラヒム・ディアス 6.5
右サイドに張ってのプレーで窮屈そうだったが、値千金の追加点

(→デ・ケテラエル 5.5)
見せ場は作れなかった

8 トナーリ 6.0
運動量多く、攻守に貢献

32 ポベガ 6.0
前線からの守備を献身的に行う。ロカテッリをケア

(→クルティッチ 5.5)
パレデスを消す

4 ベナセル 6.5
ゲームメーク、身体を張っての守備と申し分なし

(→ブランクス -)

17 レオン 6.5
単騎突破で終始違いを生んだ

(→オリジ -)

FW
9 ジルー 6.0
ハードワークを欠かさず。先制点に関与

(→レビッチ 5.5)
まだまだ本調子ではないか

監督
ピオリ 6.5
ケガ人続出の中、うまくやり繰りして勝ち切った

▽ユベントス採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 シュチェスニー 5.5
後半追加タイムにオリジのシュートを好守で阻止

DF
6 ダニーロ 5.0
レオンの対応に集中も止められず

3 ブレーメル 6.0
守備陣の中では気を吐いていた一人

19 ボヌッチ 5.0
2失点目の場面では軽い対応だった

12 アレックス・サンドロ 5.0
攻守に凡庸だった

MF
11 クアドラード 5.5
イエローカードを受けていたため前半で交代。カウンター要員となっていた

(→マッケニー 5.0)
プレーが雑でリズムを作れず

5 ロカテッリ 5.5
ポベガに付かれてうまくビルドアップできず

(→ミレッティ 5.0)
うまく試合に入り切れず

25 ラビオ 6.0
好調を持続も、徐々に息切れ

(→スーレ -)

17 コスティッチ 5.0
自慢の走力がカルルの前に封殺された

(→パレデス 5.0)
クルティッチに付かれてボールを受けられず

FW
14 ミリク 5.5
前半はバイタルエリアでうまくボールに絡んでいた

9 ヴラホビッチ 5.0
前半はまずまず起点となっていたが、2失点目は彼のミスパスが原因

(→ケアン -)

監督
アッレグリ 5.0
カウンター以外に策なし。立て直しはやはり厳しいか

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
トモリ(ミラン)
前半序盤の流れの悪い時間をうまく乗り切り、良い時間帯で先制点。勝利に導いた。

ミラン 2-0 ユベントス
【ミラン】
トモリ(前46)
ブラヒム・ディアス(後9)

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