セリエAで初の女性主審誕生へ! ジャンルカ・ロッキも太鼓判

2022.09.29 18:00 Thu
Getty Images
イタリア人審判のマリア・ソール・フェリエリ・カプーティさんが、セリエAで女性として初めて主審を担当するようだ。

担当する試合は10月2日に行われるセリエA第8節のサッスオーロvsサレルニターナ。カプーティさんは、幼少期の頃は自身もサッカーをしていたが、母親の意向もあり、審判員を志すことに。16歳でコースを受講し、2015年にセリエDの試合でデビューを果たした。

その後も段階を踏んでいき、2019年には女子ユーロで2試合を担当。翌年にはセリエCやセリエBの試合を捌き、ついには、コッパ・イタリアでサンプドリアやカリアリなど、セリエA所属クラブの試合の主審を務め上げた。
そして、とうとうセリエAの舞台に到達。イタリア審判協会(AIA)のアルフレド・トレンタランジェ会長は「歴史的な瞬間」と称賛。また、長らくセリエAで活躍し、昨年にはイタリアサッカーの殿堂入りを果たしたジャンルカ・ロッキ元審判員も「彼女は疑いようのない資質を持っている」と太鼓判を押した。

近年の女性審判の男子サッカー界への進出は凄まじく、フランス人のステファニー・フラパール氏は2019年にリーグ・アンで初めて女性主審としての地位を築くと、2020年にはチャンピオンズリーグでも主審を担当し、最初の女性主審となった。同氏はまた、カタール・ワールドカップの審判に選ばれた3人の女性レフェリーのうちの一人でもある。

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