マルタ代表のマンジャ監督にセクハラ容疑…選手2名が告発

2022.09.29 16:40 Thu
Getty Images
マルタ代表を率いるデビス・マンジャ監督が、ポリシー違反の疑いで一時的に職務停止となっているようだ。『タイムズ・オブ・マルタ』が報じている。

報道によれば、マルタサッカー協会(MFA)は、27日に行われた親善試合のイスラエル代表戦前に、マンジャ監督に対するポリシー違反の疑いのある報告を受け、代表監督としての職務を一時的に停止する旨の声明を発表した。
MFAは詳細までは明らかにしなかったが、『タイムズ・オブ・マルタ』によると、代表選手2人からセクハラ被害の報告があった模様。その後、MFAはマンジャ監督と連絡を取ろうとするも、ここまで音信不通が続いているようだ。

イタリア人指揮官の同監督は、2004年から母国の下位リーグのクラブを渡り歩き、2011年に就任したパレルモでは、当時のセリエA史上最年少監督として話題となった。2012年から2013年にかけてはU-21イタリア代表を率いてユーロで決勝まで導いたが、スペインに2-4で敗れ、辞職。

その後はスペツィアやバーリ、アスコリといったイタリアのクラブの他、ルーマニアのウニヴェルシタテア・クライオヴァの監督を歴任し、マルタ代表には2019年12月に就任。リーグDに振り分けされているUEFAネーションズリーグでは、リーグC昇格に2度迫るなど、まずまずの手腕を発揮している。
なお、マンジャ監督はウニヴェルシタテア・クライオヴァを率いていた際にも選手と不適切な関係を持ったとする容疑をかけられた過去があるが、マルタ代表監督就任の際にMFAは不適切行為の証拠は得られなかったとコメントしていた。

今回の件については、独立懲戒委員会が設置され、問題の調査を進めていくとのこと。マンジャ監督にも自己弁護の機会を与える予定のようだ。
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