ミラン若手GKプリツァーリがペスカーラに完全移籍

2022.07.27 14:16 Wed
Getty Images
ミランは26日、U-21イタリア代表GKアレッサンドロ・プリツァーリ(22)がセリエCのペスカーラに完全移籍したことを発表した。

プリツァーリはペスカーラと2025年6月30日までの3年契約にサインしている。

ミランの下部組織出身であるプリツァーリは、U-15から各世代のイタリア代表に選出されている将来を嘱望されるGK。しかし、ミランでは同世代のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(現パリ・サンジェルマン)の存在もあってトップチームデビューを飾れず。
これまでテルナーナ、リボルノ、レッジーナへの武者修行を繰り返した後、昨シーズンはレンタルバックし、開幕2試合はベンチ入りしていたものの、以降はヒザの手術を受けた影響で離脱が続いていた。

ようやく負傷が癒えたものの、守護神マイク・メニャンを始め、トップチームには3人の経験豊富なGKがいることから、今年1月にはレッチェへレンタルに出ていた。
ここ数年は伸び悩みが顕著となっているが、22歳とまだまだ若くセリエCからの出直しで、将来的なセリエA復帰を目指す。

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