バルサの最優先事項はレヴァンドフスキではない? 17歳ガビの契約更新に動く

2022.06.20 17:30 Mon
Getty Images
今夏の移籍市場で大きな動きを見せようとしているバルセロナ。クラブの財政問題が解決される見通しが立った中、最優先事項はスペイン代表MFガビ(17)の契約更新になるようだ。スペイン『アス』が伝えた。

新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが起きた2020年1月以降、クラブの経営に大打撃を受けているバルセロナ。売上が大幅に減少した結果、昨夏はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを手放さなければいけない状況に陥っていた。

そのバルセロナは16日に経営陣が集まり会合を開くと、財政難を乗り越える策を見出したとのこと。これにより、今夏の補強にも動ける状況となった。
バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの獲得に動いているとされるバルセロナだが、最優先事項はレヴァンドフスキの獲得ではなく、ガビの確保だ。

ガビは2023年6月30日までバルセロナと契約を結んでいるが、交渉が難航。ただ、今回の財政問題の解決により話が進展すると見られている。
クラブと選手の間の話し合いは終わっており、今週にも契約ができる見通し。前向きに話が進んでいることは間違いなさそうだ。

すでにスペイン代表でも中心選手となり、10試合で1ゴールを記録しているガビだが、『アス』によれば4年契約を結び、契約解除条項は1億ユーロ(約141億6400万円)に設定される見込みだという。

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