バルサの最優先事項はレヴァンドフスキではない? 17歳ガビの契約更新に動く

2022.06.20 17:30 Mon
Getty Images
今夏の移籍市場で大きな動きを見せようとしているバルセロナ。クラブの財政問題が解決される見通しが立った中、最優先事項はスペイン代表MFガビ(17)の契約更新になるようだ。スペイン『アス』が伝えた。
PR
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが起きた2020年1月以降、クラブの経営に大打撃を受けているバルセロナ。売上が大幅に減少した結果、昨夏はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを手放さなければいけない状況に陥っていた。そのバルセロナは16日に経営陣が集まり会合を開くと、財政難を乗り越える策を見出したとのこと。これにより、今夏の補強にも動ける状況となった。
バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの獲得に動いているとされるバルセロナだが、最優先事項はレヴァンドフスキの獲得ではなく、ガビの確保だ。

ガビは2023年6月30日までバルセロナと契約を結んでいるが、交渉が難航。ただ、今回の財政問題の解決により話が進展すると見られている。
クラブと選手の間の話し合いは終わっており、今週にも契約ができる見通し。前向きに話が進んでいることは間違いなさそうだ。

すでにスペイン代表でも中心選手となり、10試合で1ゴールを記録しているガビだが、『アス』によれば4年契約を結び、契約解除条項は1億ユーロ(約141億6400万円)に設定される見込みだという。

PR

ガビの関連記事

パリ・サンジェルマン(PSG)がバルセロナのスペイン代表MFガビ(19)の獲得を狙っているという。フランス『レキップ』が伝えた。 ガビは、バルセロナのカンテラ育ちで2021年7月にファーストチームに昇格。しかし、あまり多くの出場時間をもらえないでいたが、スペイン代表を当時率いていたルイス・エンリケ監督はその才能に 2024.04.09 23:20 Tue
今夏のユーロ2024、パリ・オリンピック出場が取り沙汰されるバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが、来る2つのメジャー大会に関する自身の考えを明かした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 16歳という年齢ながら、バルセロナとスペイン代表で印象的な活躍を続けるヤマル。身長はこの1年で10cm伸びて 2024.04.05 10:00 Fri
バルセロナがスペイン代表FWラミン・ヤマルの今後に細心の注意を払うつもりだ。スペイン『スポルト』が伝えた。 今シーズン、バルセロナのスタメンに定着した驚異の16歳ウインガー・ヤマル。スペイン代表でも地位を確立し始めており、先発した26日のブラジル代表戦ではチームの3得点全てに絡む活躍を見せた。 そんなヤマル 2024.03.28 22:13 Thu
バルセロナのスペイン代表MFガビが少しずつ復帰へ向かっている。 昨年11月のユーロ2024予選ジョージア代表戦で右ヒザ前十字じん帯断裂および外側半月板損傷の重傷を負い、手術を行ったガビ。今シーズン中の復帰は絶望的で、回復次第ではあるが8〜9カ月の離脱になるとみられていた。 スペイン『スポルト』によると、ケガ 2024.03.03 20:13 Sun
“ピボーテ”アンドレアス・クリステンセンの是非やいかに。 バルセロナ加入2年目のデンマーク代表DFクリステンセン。10代の頃からフィジカル要素よりも足元の技術・インテリジェンスを高く評価されてきた27歳は、ここ5試合、バルサ伝統の[4-3-3]で中盤の底=ピボーテとして先発出場を続けている。 24日に行われ 2024.02.26 16:50 Mon

バルセロナの関連記事

バルセロナのハンジ・フリック監督が黒星を振り返る。スペイン『Relevo』が伝えた。 バルセロナは19日、チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節でモナコとのアウェイゲームに臨み、1-2と敗戦。 開始10分でDFエリック・ガルシアが南野拓実に退場を誘発され、ほどなくして先制点献上。FWラミン・ヤマ 2024.09.20 09:26 Fri
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節、モナコvsバルセロナが19日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、ホームのモナコが2-1で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は69分までプレーした。 4試合1失点の堅守を武器にリーグ・アン開幕から3勝1分けの好スタートを切ったモナコ。今回のCL初戦ではスペイン屈指の 2024.09.20 06:15 Fri
チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズが9月17日に開幕。ここでは開幕節3日目の19日に開催されるカードの展望を紹介していく。 2024-25シーズンからレギュレーションが変更となり、32チーム制から36チーム制に変更され、グループステージが廃止。代わってリーグフェーズが行われ、ホームとアウェイで4試合ずつ、 2024.09.19 19:00 Thu
バルセロナのハンジ・フリック監督がチャンピオンズリーグ(CL)初戦を前に意気込みを語った。スペイン『アス』が伝えた。 ラ・リーガで唯一の開幕5連勝を達成しているバルセロナ。好調のなか、19日には日本代表MF南野拓実を擁するモナコとのCL初戦に臨む。 前日会見に臨んだフリック監督は、4-1の快勝を収めた直近の 2024.09.19 16:15 Thu
バルセロナやバイエルン、リバプールでプレーした元スペイン代表MFのチアゴ・アルカンタラ氏が、日本に来日しているようだ。 傑出したボールスキルと視野の広さで、ファンを魅了し続けてきたチアゴ氏。しかし、キャリアを通じて数多くの負傷に悩まされており、2020年に加入したリバプールでは度重なるケガもあって多くの試合を欠場 2024.09.19 15:40 Thu

ラ・リーガの関連記事

エールディビジのPSVは今夏アルゼンチン代表DFの補強に動いていたが、突如として撤退。裏には性的虐待疑惑があったという。スペイン『アス』が伝えた。 PSVが獲得を目指していたのはセビージャのアルゼンチン代表DFゴンサロ・モンティエル(27)。右サイドバックを主戦場に戦っており、2021年8月にリーベル・プレートか 2024.09.19 20:30 Thu
トッテナムから完全移籍で復帰したアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソが、最高の形でレアル・ベティスでの先発再デビューを果たした。 今夏の移籍市場最終日にトッテナムから古巣ベティスに5年ぶりの帰還を果たしたロ・チェルソ。前節レガネス戦の途中出場で試運転すると、第3節延期分のヘタフェ戦ではスタメンで古巣再デビュ 2024.09.19 12:30 Thu
ラ・リーガの舞台で日本代表選手同士の対戦が実現。試合後の姿が話題を呼んでいる。 変則的な日程が組まれている今シーズンのラ・リーガ。17日には、前倒しとして第7節が行われ、マジョルカがレアル・ソシエダを迎えた。 マジョルカには日本代表FW浅野拓磨が今シーズンから所属。ソシエダにはMF久保建英が所属しており、古 2024.09.18 20:43 Wed
レアル・マドリーの神童は公私共に順風満帆のようだ。 18歳のブラジル代表FWエンドリッキ。パウメイラスから今夏加入すると、ラ・リーガで4試合に出場。試合終盤の投入だが、デビュー戦でゴールを記録するなど、その能力の高さを見せつけていた。 そして迎えた17日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)が開幕。マドリー 2024.09.18 14:40 Wed
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、ラ・リーガでの不振に対する懸念を語った。スペイン『マルカ』が伝えている。 日本代表MF久保建英の所属するソシエダは、17日に行われたラ・リーガ第7節でマジョルカと対戦。立ち上がりからソシエダがボールを握り、マジョルカがカウンターで応戦する構図が続く中、36分に献上し 2024.09.18 11:30 Wed

ガビの人気記事ランキング

1

「99%の希望を失った」スペインの名医がガビの負傷に言及「劇的な状況になってしまう」、原因は「選手の試合数」

スペインで最高の外傷学者の1人であるペドロ・ルイス・リポル氏が、重傷を負ったスペイン代表MFガビについて言及した。スペイン『カデナ・セール』が伝えた。 19日に行われたユーロ2024予選のジョージア代表戦に先発出場したガビは、20分過ぎに着地の際にヒザを捻りピッチに倒れ込むことに。すぐに大きなケガにも見える反応を見せ、そのまま交代していた。 重傷だとすぐにわかると、20日にバルセロナは右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷と診断されたことを発表。手術を受けることが決定していた。 今季絶望とも言われ、19歳のガビにとっては非常に大きなケガとなった中、チームメイトやライバルからもエールが送られていた。 そんな中、リポル氏は「カルーセル・カナーラ」の中でガビの負傷について言及している。 「ケガはもっと大きなものであるとも予想していた。彼のヒザが突然曲がった最初の動作を見た時、私は99%の希望を失った」 「全てが十字じん帯であることを示していた。私にとっては最初の動きで心が折れてしまった」 「関連するケガにもよる。半月板が関係していれば、予後は長くなる。半月板だけなら、7、8カ月だろう。半月板が断裂した場合は、19歳にとっては劇的な状況になってしまう」 結果として半月板に損傷はあったが、断裂までとはいかなかったが、それでも大きなケガとなった。 また、リポル氏はあまりにも多い試合数が原因だとコメント。試合数を減らす努力をすべきだと指摘している。 「全てのケガは、選手の試合数と関係している。走れば走るほど、プレーすればプレーするほど悪くなる。どのチームも勝ちたい。これは変わらない」 「やるべきことはルールとスケジュールを適応させることだ。現状に合わせて何かをしなければならない。サッカー選手がプレーする時間を分散させなければならない」 ガビは今シーズンの3カ月で21試合に出場。およそ4日に1回のペースで試合を行っており、移動も伴い、高いレベルでの試合をこなしている。 リポル氏はこうしたことが起きたことで、今一度考えるべきだとコメント。代表チームでポジションを確保するために無理をする可能性も指摘した。 「この数字はあまり合理的とは思えない。サッカー選手は多くの試合に出場することができるが、このような休みでは立ち止まって考え、解決策を探さなければならない」 「代表チームに参加すれば、“チップ”が変わってしまう。誰もがゼロからのスタートとなり、チームのようにメンバーが固定されていないからだ」 <span class="paragraph-title">【動画】悲劇…ガビが自滅で右ヒザの重傷に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5zJRlKDxWQY";var video_start = 267;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.21 20:40 Tue
2

ゴールデンボーイ賞に異変? ベリンガムが数時間で爆発的な得票を得ることに、原因は“世界的歌姫”テイラー・スウィフト

ヨーロッパの最優秀若手選手に贈られるゴールデンボーイ賞。その投票に、世界的人気を誇る歌手が大きく影響を与えたようだ。 ゴールデンボーイ賞は、イタリア『トゥットスポルト』が主催する若手に向けた賞。21歳以下のヨーロッパのクラブでプレーする選手が対象となる。 2022年はバルセロナのスペイン代表MFガビ、2021年は同じバルセロナのスペイン代表MFペドリが受賞。2020年には当時ドルトムントでプレーしていたマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが受賞していた。 2023年も投票が進む中、首位を走っていたのはバルセロナのスペイン代表DFアレハンドロ・バルデ。ファンによるウェブ投票で首位を走り、バルセロナの3連覇が予想されていた。 しかし、バルデのとある発言が、この投票に大きな影響を与えることとなってしまった。 バルデは5月にスペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューに応じ、その中で「テイラー・スウィフトは好きですか?」と問われると「いいや、彼女の音楽は好きじゃない」と答えたていた。仮に興味がなくとも、「あまり聞いたことがない」などと答えてもよかったはずが、素直に「好きではない」と答えたことが大きな騒動となる。 テイラー・スウィフトは、世界中にファンがいる女性シンガーソングライター。日本にも熱狂的なファンが多く、「スウィフティーズ」と呼ばれるファンを世界中に抱えている。 最も耳馴染みのある曲で言えば、ビルボードで1位を獲得し、初の全米1位を獲得した『We Are Never Ever Getting Back Together』。『テラスハウス』という番組で使用されるなどして日本でも人気を呼んだ。テイラー・スウィフトの楽曲は音楽サービス『Spotify』で1日1億回以上再生され、チャートのトップを数カ月維持するなど多くの人気を誇り、推定5億1800万人のファンが世界中にいるとされている。 サッカー好きの「スウィフティーズ」が、バルデのこの発言を拡散すると、徐々に広がり、バルデが「好きではない」と発言したことに反応。2位につけていたレアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムに対して投票するようにファンが呼びかけると、数時間で数十万票が集まり、52万票まで増加。バルデの2倍まで数字が伸びてしまったのだ。 バルデやベリンガムをはじめ、投票した「スウィフティーズ」たちがどこまでサッカーを知っているかは不明だが、バルデは人が愛し、情熱を捧げているものをむやみに否定することがどういった結末を迎えるのかというのを身をもって体感することになってしまったようだ。 なお、ゴールデンボーイ賞は最終的には30人の専門ジャーナリストが選出することに。9月末に最終候補リストが決まり、その後11月に受賞者が決定する。ファンの投票ではベリンガムがかなり優勢だが、実際に今季加入したマドリーでも結果を残している状況。このままの受賞も十分にありそうだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ファンの怒りを呼び起こさせた投稿</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hey Swifties! (@notpythonn) <a href="https://twitter.com/notpythonn/status/1699097061143277990?ref_src=twsrc%5Etfw">September 5, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.09.07 21:50 Thu
3

1週間で負傷者20名超え…重傷者も多数生む「FIFAウイルス」に対しUEFAが改革に乗り出す

11月のインターナショナル・マッチウィークも今週で終わりだが、「FIFAウイルス」がかつてないほどの大打撃を各クラブに与えている。 各クラブの試合増加、そして代表活動も公式戦の連続となる過密日程を戦っている選手たち。予てからその試合数の多さは問題視されるなか、代表活動に参加してケガをした状態でクラブに戻るいわゆる「FIFAウイルス」に感染する選手が多かったが、11月の代表活動は絶望を突きつける形となっている。 最新の離脱者はバルセロナのスペイン代表MFガビ。ジョージア代表戦に先発すると20分過ぎに負傷。そのまま交代となると、右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷と診断され手術を受けることに。今シーズン絶望とも言われている。 また、レアル・マドリーのフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガはトレーニング中に負傷し、右ヒザ外側側副じん帯断裂で2カ月の離脱、同じレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは左足大腿二頭筋断裂と診断され、こちらもしばらくの離脱となるという。 日本代表でもMF鎌田大地(ラツィオ)がミャンマー代表戦で負傷し離脱。森保一監督はかなり選手のコンディションに気を配り、ミャンマー戦では冨安健洋(アーセナル)をベンチ外にしたほどだ。 その他にもFWアーリング・ハーランド(ノルウェー)、FWマーカス・ラッシュフォード(イングランド)、MFウォーレン・ザイール=エメリ(フランス)、FWミケル・オヤルサバル(スペイン)、GKアンドレ・オナナ(カメルーン)、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(ドイツ)、MFウェストン・マッケニー(アメリカ)、MFクリスティアン・エリクセン(デンマーク)、GKギジェルモ・オチョア(メキシコ)などがいる。 20名を超えるとも言われる負傷者だったが、各クラブの監督たちにとってはたまったものではない。無事に選手たちが帰ってくることを望み、代表監督ももちろんそう考えているが、事実として負傷者が続出し、しかも重傷者が多い状況だ。 10月でいえばブラジル代表FWネイマールが今季絶望の負傷。スペインもFWマルコ・アセンシオ(パリ・サンジェルマン)が離脱となっていた。 特にヨーロッパの選手が多い状況の中、欧州サッカー連盟(UEFA)と国際サッカー連盟(FIFA)もこの問題に取り組んでいる状況。2024年からスタートする北中米ワールドカップ予選は、出場国数が大幅に増加することもあり、予選の各グループのチーム数が減り、試合数も大幅に減少。プレーオフに進むチームが増えることになる。 UEFAは「FIFAウイルス」と呼ばれるこの状況に対応するために予選の方式を変更。2023年1月に開催された実行委員会で議論され、6月にはFIFAに提案し受け入れられることとなった。 一方で、UEFAネーションズリーグはかなり厄介な状況。UEFAの全ての国が参加している状況だが、こちらもフォーマットを変えていくことを考えているという。 アジアも現在行われている2次予選のあり方については疑問が投げかけられ、あまりにも実力差のある国同士の対決はこの「FIFAウイルス」を悪化させることにも繋がる可能性が。世界中で蔓延するこの問題は真剣に対処する必要がありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】悲劇…ガビが自滅で右ヒザの重傷に…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="5zJRlKDxWQY";var video_start = 267;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.20 23:35 Mon
4

PSGがバルサの19歳MFガビを狙う? 2026年夏で契約満了、ルイス・エンリケ監督は才能を見出した張本人

パリ・サンジェルマン(PSG)がバルセロナのスペイン代表MFガビ(19)の獲得を狙っているという。フランス『レキップ』が伝えた。 ガビは、バルセロナのカンテラ育ちで2021年7月にファーストチームに昇格。しかし、あまり多くの出場時間をもらえないでいたが、スペイン代表を当時率いていたルイス・エンリケ監督はその才能に目をつけ招集。代表での活躍を受け、バルセロナでもポジションを掴んでいった。 新たなカンテラーノの逸材として注目され、チームの中心としても期待されていたガビだったが、昨年11月にヒザの前十字じん帯を断裂。シーズン終了が確定し、復帰に向けてリハビリ中だ。 そんなガビを狙うのがPSG。昨夏もナセル・アル・ケライフィ会長とルイス・カンポス氏の間で注目された中、バルセロナとの2026年夏までの契約がネックとなり獲得には至らなかった。 しかし、チームを指揮するルイス・エンリケ監督はガビの才能を見出した張本人。クラブの新たな中心選手が欲しいと考える中、改めてガビを狙っていくという。 個人間の合意も当然必要な状況ではあるが、最大のネックはバルセロナが設定している法外な契約解除金。その金額は10億ユーロ(約1650億円)であり、1人の選手に払う金額ではない。 ただ、あと2年で契約が切れることから、来夏には売りに出される可能性もある。当然バルセロナは引き留めにかかるはずだが、チャンスがまだあるとPSGは考えているという。 近年は多くの選手をバルセロナから獲得しており、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやブラジル代表FWネイマールなど、困難と思われた選手も手にしてきた。果たしてガビもフランスに行くことになるのか、動向が注目される。 2024.04.09 23:20 Tue
5

バルサに大打撃の可能性、財政難の影響でガビを選手登録できず…2024年夏にフリーになる可能性も?

バルセロナが今後大打撃を受ける可能性があるようだ。『The Athletic』が伝えた。 今シーズン途中、電撃的に現役を引退した元スペイン代表DFジェラール・ピケ。すでにチームを離れてプレーはしていない中、バルセロナはラ・リーガにピケを除外する手続きをとっていた。 一方で、バルセロナ・アトレティックの選手としてファーストチームで活動しているスペイン代表MFガビ(18)を正式にラ・リーガの選手に登録しようと手続きを行ったが、ラ・リーガに拒否されてしまったという。 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、収入が大きく激減し、これまで抱えていた負債が積りに積もっているバルセロナ。ラ・リーガのサラリーキャップ内で活動することが難しく、選手の売却をしなければいけない状況となっている。 資金が足りない中でも昨夏の移籍市場では補強を敢行。その結果、ラ・リーガが定める規定をオーバー。前述のピケ、そしてアトレティコ・マドリーへと完全移籍したオランダ代表FWメンフィス・デパイが抜けた分で補えると思っていたが、基準に合わないと判断されてしまった。 バルセロナは今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)もグループステージで敗退し、収入が減少したことも影響。このままでは正式に選手登録されず、夏に他の選手のサラリーを減らすか新たなスポンサーを探して収入を上げるしかない。 また、ラ・リーガもサラリーキャップに関するルールを変更。バルセロナが抜け穴として使っていた作戦はすでに使用できず、新たな選手を獲得して登録するには、スポンサー収入を大きく得るしかない。 ガビのためにチャビ・エルナンデス監督が着用していた「6」を空けているとされるバルセロナ。しかし、アカデミーの選手は「25」以上の背番号しか背負えず、このままでは不可能。ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホも同様の状況であり、ファーストチームの選手として正式に認められていない状況が続いている。 結果として何も改善されていないと判断されたバルセロナ。スペイン『スポルト』によれば、ガビとは2026年夏までの契約があるものの、新たに登録ができない場合は2024年の夏でフリーになる可能性があるとされ、至宝が流出してしまう可能性があるという。 続いている厳しい財政難を解決しなければ、選手を手放すことが増えていくことになりそうだが、黙ってガビを手放すことはしないだろう。 2023.01.26 21:57 Thu

バルセロナの人気記事ランキング

1

ダニ・オルモ離脱のバルセロナ、ガビに続きデ・ヨングも復帰近づく

バルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが一歩前進したようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 16日、スペイン代表MFダニ・オルモの4〜5週間の離脱を発表したバルセロナ。ラ・リーガ開幕5連勝を飾ったなかでの痛手となってしまった。 一方で朗報が。約5カ月離脱が続くデ・ヨングが全体練習に一部復帰したという。 オランダ代表MFは4月21日のレアル・マドリー戦で右足首を負傷。夏のユーロ2024にも参加できず、2024-25シーズンのラ・リーガが開幕してからもメンバーに加わっていなかった。 足首の違和感が拭えなかったため、クラブが手術を迫る可能性も報じられたが、先週の個人練習で良い感触を得ていたとのこと。次のステップは全体練習の完全消化となる。 なお、右ヒザの大ケガで10カ月離脱が続くスペイン代表MFガビもチームに復帰済み。中盤の層が厚みを増しつつある。 <span class="paragraph-title">【動画】軽快な動きを見せるデ・ヨング</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"> De Jong, haciendo ya parte del entrenamiento con el resto de sus compañeros <br><br> <a href="https://twitter.com/FCBarcelona_es?ref_src=twsrc%5Etfw">@FCBarcelona_es</a> <a href="https://t.co/gbPt5gaDvW">pic.twitter.com/gbPt5gaDvW</a></p>&mdash; Mundo Deportivo (@mundodeportivo) <a href="https://twitter.com/mundodeportivo/status/1835645412817981752?ref_src=twsrc%5Etfw">September 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.16 21:28 Mon
2

いよいよCLのバルセロナに大打撃…デビューから3戦連発のオルモが4〜5週間の離脱

バルセロナは16日、スペイン代表MFダニ・オルモの負傷状況を報告した。 ダニ・オルモは15日に行われたラ・リーガ第5節のジローナ戦で負傷。角度のないところから豪快なボレーを叩き込み、チーム3点目を記録していたが、61分にピッチを後にした。 16日の朝に行った検査の結果、右ハムストリングの負傷が判明。4〜5週間の離脱が見込まれている。 今夏、RBライプツィヒから10年ぶりにバルセロナへと帰還したダニ・オルモ。2011年の元スペイン代表MFセスク・ファブレガス氏以来となるデビュー戦から3試合連続ゴールを記録したが、19日にチャンピオンズリーグ(CL)のモナコ戦を控えるなかでの離脱となった。 <span class="paragraph-title">【動画】離脱のダニ・オルモ…ジローナ戦では豪快な一撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GCH4WqPvbEk";var video_start = 57;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.16 19:31 Mon
3

重傷から298日…バルセロナMFガビがグループに復帰! 練習に部分参加

バルセロナのスペイン代表MFガビがチームに復帰した。 若くしてバルセロナの中盤で軸となるガビだが、昨年11月の代表戦で右ヒザ前十字じん帯断裂および、外側半月板損傷の大ケガ。その後の手術で残りシーズンを棒に振り、今夏のパリ・オリンピックにユーロ2024も欠場した。 バルセロナが新たにハンジ・フリック体制を発足した今季にもかかる大ケガとなり、欠場が続くが、クラブは12日に公式Xを通じて、チームの輪に戻った20歳MFの姿を投稿。ガビはチームメイトの歓迎を受け、笑顔を見せる。 グループトレーニングではどうやら部分参加となるようだが、重傷から298日後に巡った戦線復帰への第一歩。スペイン『ムンド・デポルティボ』もこれを報じ、「これからのシーズンにとって素晴らしいニュース」と綴っている。 15日に行われるラ・リーガ第5節のジローナ戦で実戦復帰とまではいかなさそうだが、完全合流に近づいている。 <span class="paragraph-title">【動画】ガビがチームメイトの歓迎に笑顔</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Gavi does part of the workout with the group! <a href="https://t.co/SGzaMi9blD">pic.twitter.com/SGzaMi9blD</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1834172605143650727?ref_src=twsrc%5Etfw">September 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.12 19:51 Thu
4

リーガ唯一の5連勝もバルセロナ新指揮官に緩みなし 「立ち止まってはダメ」

バルセロナがラ・リーガ唯一の5連勝だ。 バルセロナは15日の第5節でジローナとアウェイで対戦。86分にはフェラン・トーレスの一発退場もあったが、それまでに2発のラミン・ヤマルにダニ・オルモ、ペドリも続いて勝負を決め、4-1で勝利した。 初陣から無傷の連勝で首位の座を固めるハンジ・フリック新監督は「シーズンは始まったばかりだ。これからも非常に良いプレーをし、集中して、集中して、だ」としつつ、ジローナ戦での勝利をこう総括した。 「タフな試合だった。ジローナは非常に良いプレーをしている。だが、我々も非常に良いスタートを切れたし、勝利にふさわしい」 また、全勝の歩みにも「我々は非常にハードなトレーニングを積み、それぞれの試合に向けて良い準備している。一歩ずつ、1試合ずつだが、とにかく勝ちたい思いもある」とし、チーム状態の良好さも口にした。 「今は良い時期だが、この調子を続けていく必要がある。立ち止まってはダメだ。序盤では勝利が自信になるからね。今日に関しては我々がコンパクトなチームであるのを示した。あと1、2点の得点チャンスもあったが、プレーぶりに満足だ」 そして、選手個々に話が及ぶなか、その話題が4点目奪取のペドリについてに。ゴール直後に自身のもとに駆け寄り、ハグを求めた件を笑いも交えながら説明している。 「プレーしたい選手は私と祝わないといけないんだよ(笑) 実は試合前の彼に今日の試合でゴールを決めると言っていたんだ。だから、ゴールを祝うために私のところに来たんだ」 そんなバルセロナはリーガで弾みをつけ、来週からいよいよチャンピオンズリーグ(CL)の戦いに。指揮官はモナコ相手の初戦にも決意を新たにした。 「モナコとの対戦だ。3日おきで試合が続き、簡単ではないが、1試合ずつ進んでいく。この試合を楽しみにしているし、誰もが待ちわびているよ」 <span class="paragraph-title">【動画】バルセロナ好調維持! ジローナ撃破で5連勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="eOkLIXRYLg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.16 13:30 Mon
5

「チャンピオンは休まない」頂点目指す17歳ヤマルにバルセロナ指揮官がアドバイス

バルセロナのハンジ・フリック監督がスペイン代表FWラミン・ヤマルに努力の継続を要求している。スペイン『マルカ』が伝えた。 フリック新監督のもと、ラ・リーガ開幕4連勝で代表ウィークを挟んだバルセロナ。15日の第5節では同様にチャンピオンズリーグ(CL)も戦うジローナとのアウェイゲームに臨む。 試合前日の記者会見で苦戦を予想したフリック監督は、自らの選手たちにも言及。欠場が続くスペイン代表FWアンス・ファティが19日に行われるCLのモナコ戦の復帰を目指していると明かしたほか、クラブと代表の両方で活躍を続ける17歳のヤマルにさらなる成長を求めた。 「ラミンは高いレベルにあると思うが、彼の年齢ならまだ向上できるし、向上しなければならない。彼が毎日トレーニングしているのを見るのは素晴らしいことだ。だが、これからも前進し、向上し、ハードワークしなければならない」 「チャンピオンは休まない。これは良いアドバイスだと思う。偉大なチャンピオンになりたいなら、彼はこれからもあまり休んではいけないし、常に前に進み続けなければならない」 昨シーズン、ファーストチームの主力に定着し、今シーズンはここまで1ゴール4アシストの成績を残すヤマル。先日出演したスペインの番組『El Hormiguero』では、「バルサのレジェンドになれることを期待している」とコメントしていた。 2024.09.15 19:09 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly