【プレミアリーグ最終節プレビュー】優勝争い、4位争い、残留争い…歓喜の瞬間を迎えるのは?

2022.05.22 12:00 Sun
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ついに残り1試合となった2021-22シーズンのプレミアリーグ。マンチェスター・シティとリバプールの優勝争い、トッテナムとアーセナルのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い、そしてバーンリーとリーズによる残留争いと、注目は3点に絞られた。

まず、首位のシティはホームでアストン・ビラと対戦。前節はウェストハムと辛くも引き分けたが、今節勝てば文句なしの優勝となる。プレミアリーグにおけるビラ戦は、ここ10試合で9勝しており、最後に敗れたのは2013年9月まで遡る。また、グアルディオラ監督は就任以降の最終節で全勝しており、これは同リーグ史上類を見ない好記録。4度目の優勝を果たせば、国内トップリーグのタイトル数でジョゼ・モウリーニョとアーセン・ヴェンゲルを抜いて、外国人監督として単独トップとなる。

シティを1ポイント差で追うリバプールはシティの引き分け以下を願いつつ、ウルブスをホームに迎え撃つ。ウルブス戦は10連勝中で、そのうち8試合でクリーンシートを記録。また、プレミアリーグではホーム戦直近22試合負けなし(17勝5分け)で、53得点10失点と圧倒的な戦績を誇る。仮に無敗のまま今シーズンを終えれば、チェルシーの持つリーグ最多記録に並ぶ5度目となる。

トップ4フィニッシュを目指すスパーズは敵地でノリッジと対戦。勝てばもちろん目標達成だが、得失点差を考えると、引き分けでも4位がほぼ確定する。ノリッジとのアウェイ戦は過去10試合で6勝3分け1敗だが、スパーズが最終節で降格決定済みの相手と対戦した過去6試合は2勝1分け3敗と、やや不安な戦績となっている。

わずかな望みにかけるアーセナルはホームでエバートンと対戦する。アーセナルの過去16シーズンのリーグ最終戦は14勝2分けと負けなしで、その内ここ10試合は全勝。加えてホーム戦に限って見れば12連勝中と、最終節で無類の強さを見せる。なお、サカはこのエバートン戦に出場すれば、アーセナルでは2006-07シーズンのセスク・ファブレガスに次いで、リーグ戦全試合に出場した最年少記録(20歳259日)となる。

残り一枠となった残留圏を目指し、勝ち点35で並ぶバーンリーとリーズは、それぞれホームでニューカッスル、アウェイでブレントフォードと対戦する。

バーンリーは現在3戦未勝利だが、ホーム戦では直近4試合で3勝を挙げている。しかし、ニューカッスル戦は3連敗中だ。

一方、リーズはブレントフォードに対して直近のリーグ戦6試合で2勝3分け1敗。だが、ブレントフォードのホームでは10試合も勝てていない。なお、リーズが最終節で負けたのは、プレミアリーグでは13試合中一度のみ。降格した2003-04シーズンにチェルシーに敗れている。

◆プレミアリーグ最終節
▽5/22(日)
《24:00》
アーセナル vs エバートン
ブレントフォード vs リーズ・ユナイテッド
ブライトン vs ウェストハム
バーンリー vs ニューカッスル
チェルシー vs ワトフォード
クリスタル・パレス vs マンチェスター・ユナイテッド
レスター・シティ vs サウサンプトン
リバプール vs ウォルバーハンプトン
マンチェスター・シティ vs アストン・ビラ
ノリッジ vs トッテナム

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【ラ・リーガ第6節プレビュー】今季最初のマドリードダービー! バルサはエルチェと対峙

先週末に行われた第5節ではマドリード勢、バルセロナの3強がいずれも4ゴールを挙げての快勝。また、ベティスがビジャレアルとの上位対決を制している。 インターナショナルマッチウィーク前最後の一節となる第6節では、今季最初のマドリード・ダービーに大きな注目が集まる。 アトレティコ・マドリーは前節、セルタとのホームゲームをFWアンヘル・コレア、MFデ・パウル、MFカラスコの今季初ゴールで4-1の圧勝。今季初の公式戦連勝を飾った。 しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではレバークーゼンに0-2で敗戦。試合を通して攻め手を見いだせない中、敵地で最低限の勝ち点1を意識した後半終盤にはいずれも自分たちの左サイドを破られて連続失点を喫し、厳しい今季公式戦2敗目となった。その敗戦からのバウンスバックを図るホームでのダービーでは、守備面の修正と共に、開幕以降決定的な仕事ができずにいるFWモラタ、FWフェリックスの2トップの奮起が求められる。 一方、王者レアル・マドリーは前節、マジョルカ相手にMFバルベルデのスーペルゴラッソに若きセレソンアタッカーコンビの活躍によって4-1の逆転勝利。開幕5連勝を達成した。さらに、CLのRBライプツィヒ戦では相手を圧倒するまでには至らなかったものの、バルベルデの2試合連続ゴール、去就が騒がしいFWアセンシオの強烈な一撃で2-0の勝利。UEFAスーパーカップを含め開幕から公式戦8連勝と圧倒的な勝負強さを見せつける。 ダービーに向けては主砲ベンゼマを含め一部主力の負傷や過密日程によるコンディション面に不安を残すが、アンチェロッティ監督の的確な手腕を含め、敵地から勝ち点3を持ち帰る可能性は十二分にあるはずだ。 アトレティコのアシストに期待しつつ首位浮上を目指すバルセロナは、開幕未勝利が続くエルチェとホームで対戦する。前節のカディス戦では大幅なターンオーバーを敢行した中、途中出場のFWレヴァンドフスキの1ゴール1アシストの活躍などで4-0の快勝を収めた。ただ、直近のCLではその主砲の古巣であるバイエルンとのアウェイゲームで0-2の敗戦。前半の良い流れで決め切れれば、結果は大きく変わった可能性もあったが、苦手とする相手に屈して今季の公式戦初黒星となった。 決して悪くない試合内容を考えれば、気持ちの切り替えは容易と思われるが、心身ともに消耗した状態で格下に思わぬ取りこぼしを強いられる可能性は十分にある。それだけにホームで序盤から相手を圧倒するようなアグレッシブな入りが求められるところ。とりわけ、バイエルン戦で決定機を決め切れなかったレヴァンドフスキやMFペドリ、パフォーマンスが振るわなかったFWデンベレら主力の奮起に期待したい。 MF久保建英を擁するレアル・ソシエダは、中2日の厳しいコンディションの中で難敵エスパニョールと対戦する。前節のヘタフェ戦では幾つかのポジションでターンオーバーを実施した影響もあり、ヘタフェに今季初白星を献上。トップ下でプレーした久保は疲労の影響や、普段と異なる味方との連携面の問題もあり、古巣相手に見せ場なしに終わった。 それでも、直近のヨーロッパリーグ(EL)のオモニア戦では途中出場から攻撃のリズムを作り、FWセルロートの決勝点をアシストする見事な活躍をみせ、チームとしても個人としてもバウンスバックを果たした。新エース候補だったFWサディクの長期離脱によって、起用法は再び2トップの一角となる見込みだが、このエスパニョール戦ではスタメン起用濃厚なMFダビド・シルバらと共に攻撃を牽引する仕事が期待される。 その他の試合では好調を維持する3位のベティスや4位のオサスナの試合、前節今季初白星を手にしたセビージャと、今季初黒星を喫したビジャレアルの名門対決に注目したい。 《ラ・リーガ第6節》 ▽9/16(金) 《28:00》 バジャドリー vs カディス ▽9/17(土) 《21:00》 マジョルカ vs アルメリア 《23:15》 バルセロナ vs エルチェ 《25:30》 バレンシア vs セルタ 《28:00》 アスレティック・ビルバオ vs ラージョ ▽9/18(日) 《21:00》 オサスナ vs ヘタフェ 《23:15》 ビジャレアル vs セビージャ 《25:30》 ベティス vs ジローナ レアル・ソシエダ vs エスパニョール 《28:00》 アトレティコ・マドリー vs レアル・マドリー 2022.09.16 19:00 Fri
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【プレミアリーグ第8節プレビュー】今節も3試合が中止に…シティはジエゴ・コスタ加入のウルブスと対戦

前節はエリザベス女王の訃報を受け、全ての試合が中止に。今節もマンチェスター・ユナイテッドvsリーズ、チェルシーvsリバプールの延期が決まっており、開催される試合ではキックオフ前に黙祷が行われる。また、ブライトンvsクリスタル・パレスも、鉄道会社のストライキによる影響で延期となる。 首位のアーセナルはブレントフォードと対戦。第6節のユナイテッド戦で初黒星を喫し、連勝が5試合でストップしたが、その後のヨーロッパリーグのチューリッヒ戦で軌道修正。一部主力を控えに回した中で1-2で勝利を収めた。ブレントフォードとはプレミアリーグでは3度目の対戦。ここまでは1勝1敗で、昨年8月のコミュニティ・スタジアムでの一戦は、ブレントフォードが2-0で勝利している。なお、アーセナルはELグループステージ第2節のPSV戦も延期されたため、10日ぶりの公式戦となる。 そのアーセナルを1ポイント差で追うマンチェスター・シティはアウェイでウルブスと対戦する。前節のアストン・ビラ戦で早くも2つ目のドローとなったが、ここまでは無敗をキープ。また、チャンピオンズリーグでは初戦でセビージャに0-4の完勝を収めると、第2節のドルトムント戦は古巣対決のハーランドのゴールで競り勝った。これでハーランドは今季全体で13得点目。4連勝中の対ウルブス戦でも活躍を期待したい。モリニューでの前回対戦は1-5でシティが圧勝している。なお、ウルブスには先日、元チェルシーのジエゴ・コスタが加入している。 シティと同じ勝ち点で並ぶスパーズはホームにレスターを迎え撃つ。前節はフルアムに競り勝ち、3シーズンぶりのCLでは、初戦でマルセイユから白星を挙げた。しかし、第2節のスポルティング・リスボン戦は終盤の立て続けの失点で敗戦。これが今季初黒星となった。第7節で予定されていたシティ戦がスキップされて迎えるレスター戦。現在は3連勝中で、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた直近の一戦では、ソン・フンミンが2ゴール1アシストの活躍を披露した。 ◆プレミアリーグ第8節 ▽9/16(金) 《28:00》 アストン・ビラvsサウサンプトン ノッティンガム・フォレストvsフルアム ▽9/17(土) 《20:30》 ウォルバーハンプトンvsマンチェスター・シティ 《23:00》 ニューカッスルvsボーンマス 《25:30》 トッテナムvsレスター ▽9/18(日) 《20:00》 ブレントフォードvsアーセナル 《22:15》 エバートンvsウェストハム ※中止 ブライトンvsクリスタル・パレス マンチェスター・ユナイテッドvsリーズ チェルシーvsリバプール 2022.09.16 17:00 Fri
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【ラ・リーガ第5節プレビュー】過密日程のビッグクラブは格下と対戦! 久保は古巣ヘタフェ戦に

先週末に行われた第4節ではベティスとの全勝対決を制したレアル・マドリーが唯一の開幕4連勝を達成。また、3連勝のバルセロナとビジャレアルも無敗継続で追走している。 UEFAコンペティションのグループステージ開幕に伴い、ビッグクラブは早くも超過密日程を強いられる。そういった中、今節は比較的実力差のある相手との対戦となる。 5連勝を目指す首位のレアル・マドリーは、日曜ランチタイムキックオフのホームゲームでマジョルカと対戦。前節、ホーム開幕戦となったベティスとの首位攻防戦をFWヴィニシウス、FWロドリゴの若きセレソンコンビのゴールで2-1と競り勝ったエル・ブランコ。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でセルティック相手に前半は予想以上の苦戦を強いられたが、ヴィニシウスの先制点を皮切りにMFモドリッチの超絶アウトサイドシュート、FWアザールのCLでは久々となるゴールによって、終わってみれば3-0の快勝となった。 ただ、同試合ではエースFWベンゼマが右太ももを負傷し、約1カ月の戦線離脱を強いられることに。過密日程がスタートした中、今夏の前線補強失敗によって最も替えが利かないセンターフォワードを失ったことで、ここからしばらくタフな戦いを強いられる。今回のマジョルカ戦では代役候補筆頭のアザールを始め、ロドリゴやFWアセンシオらが不安を払しょくする活躍を見せてほしいところだ。 バルセロナは前節、セビージャに3-0のスコア以上の実力差を見せつけて3連勝。さらに、CLではビクトリア・プルゼニを相手にMFケシエの加入後初ゴールに絶好調のFWレヴァンドフスキが圧巻のハットトリックを達成し、マニータの快勝となった。 週明けにそのエースの古巣であり、近年大敗続きのバイエルンとのビッグマッチを控えるチャビのチームは、カディスとのアウェイゲームに臨む。プルゼニ戦では一部ポジションでターンオーバーを敢行しており、今回の試合でも一部ポジションでのメンバーに入れ替えが想定される。とはいえ、レヴァンドフスキやFWデンベレをスタメンから外すのは難しく継続起用が濃厚だ。そのため、ドイツ王者との大一番に万全の状態で臨むためには前半だけで試合を決めるようなアグレッシブな入りが求められる。 アトレティコ・マドリーは前節、レアル・ソシエダとの強豪対決をがっぷり四つの1-1のドローで終えた。これにより、今季初の連勝を逃したが、直近のCLでは昨季のグループステージでの対戦で因縁が生まれたポルトを相手に劇的な2-1の勝利。0-0で迎えた後半アディショナルタイムに1ゴールずつを奪い合った中、FWグリーズマンがほぼラストプレーで決めた勝ち越しゴールによって、今後の戦いに勢いをもたらす大きな勝ち点3となった。同勝ち点で並ぶ難敵セルタとのアウェイゲームではその勢いを生かし、ホームできっちり勝ち切りたい。 前述の3チームがいずれもCL白星スタートを飾った中、唯一黒星スタートとなったセビージャ。対戦相手が優勝候補マンチェスター・シティだったというエクスキューズはあったものの、バルセロナ戦に続くホームでの0-4の大敗はいただけない。 開幕から公式戦5試合未勝利となったことで、7日にはクラブ首脳陣とチームのリーダーグループの間で緊急の会合を実施。この話し合いの場では即時解任という結論には至らなかったものの、ロペテギ監督更迭の動きが本格化している。そして、今節敗れるようなことがあれば、即時解任という報道も出ており、今回のエスパニョール戦はまさに背水の陣で臨む重要な一戦となる。 MF久保建英を擁するソシエダは、前節アトレティコ相手に堂々たる戦いぶりを見せると、ヨーロッパリーグ(EL)初戦ではマンチェスター・ユナイテッドを相手にMFブライス・メンデスのPKによる虎の子の1点を守り切って会心のウノセロ勝利を飾った。その中でスタメン起用となった久保は、再三の鋭い仕掛けで後半序盤の攻勢に導く見事な存在感を発揮。良い流れで臨む今週末のリーグ戦では古巣ヘタフェを相手に、開幕戦以来の今季2点目を目指す。 その他ではミッドウィークに行われた欧州カップ戦で共に白星スタートとなった4位のベティスと、3位のビジャレアルの上位対決にも注目が集まる。エースのFWフェキルを負傷で欠くものの、攻撃力を特長とするベティスに対して、ビジャレアルは今季開幕から4戦連続クリーンシートを記録。今回の上位対決ではどちらの特長がより生きる試合になるのか…。 《ラ・リーガ第5節》 ▽9/9(金) 《28:00》 ジローナ vs バジャドリー ▽9/10(土) 《21:00》 ラージョ vs バレンシア 《23:15》 エスパニョール vs セビージャ 《25:30》 カディス vs バルセロナ 《28:00》 アトレティコ・マドリー vs セルタ ▽9/11(日) 《21:00》 レアル・マドリー vs マジョルカ 《23:15》 エルチェ vs アスレティック・ビルバオ 《25:30》 ヘタフェ vs レアル・ソシエダ 《28:00》 ベティス vs ビジャレアル ▽9/12(月) 《28:00》 アルメリア vs オサスナ 2022.09.09 19:00 Fri
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【CLグループ開幕節プレビュー①】セルティックvs王者マドリーにPSGvsユーベ! 今夜グループステージが開幕!

2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ開幕節が9月6日と7日に開催される。ここでは開幕節1日目となるグループE~Hの戦いを展望を紹介していく。 ◆本命と番狂わせを狙うチームが対峙~グループE~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220905_103_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> チェルシーとミランの2強、レッドブル・ザルツブルクとディナモ・ザグレブのアウトサイダー2チームで構成されるグループEの初戦では、本命と番狂わせを狙うチーム同士が対峙する初戦となる。 実績、選手層でグループ本命に挙がる一昨季の王者チェルシーは、クロアチア王者と開幕節で対戦。 クラブの新体制以降の影響もあり、バタバタしたプレシーズンを経て開幕を迎えたチェルシーは、ここまで3勝1分け2敗と厳しいプレミアリーグ序盤戦を過ごす。直近のウェストハム戦では“誤審”にも救われて3勝目を手にしたが、トゥヘル監督の采配のブレが懸念材料となるなど、開幕から不安定なパフォーマンスに終始。それでも、今夏の移籍市場では最終盤にFWオーバメヤン、MFザカリア、DFフォファナの実力者3選手を迎え入れ、ここからの巻き返しを図る。 初戦とはいえ、力が劣る相手とのアウェイゲームということもあり、今回の一戦では今後のリーグ戦も睨んだ、ある意味で実験的なメンバー構成や戦い方も想定されるところ。その中で前述の3選手を含む新戦力やMFギャラガーやFWブロヤといった生え抜きの若手のプレーに注目したい。一方、対戦相手のザグレブではビッグマッチで勝負強さを発揮するFWオルシッチらの活躍に期待だ。 昨季のセリエA王者ながらCLではグループステージ敗退となったミランは、捲土重来を期す今季のCL初戦で曲者として知られるオーストリア王者と対戦する。 直近にアメリカ系投資グループ『レッドバード』へのクラブ買収が決定したピオリのチームだが、連覇を目指すセリエAではアタランタに引き分けたものの、直近のミラノ・ダービーでインテルを3-2で撃破するなど、今季も安定感が光る。この初戦では激しいダービーの消耗が懸念されるところだが、ワールドクラスの域に到達するエースFWレオンに、勝負強さ光るベテランFWジルーら好調な攻撃陣の力で押し切りたい。 一方、オーストリアの絶対的な王者は第2節で早くも土をつけられたものの、以降は5連勝で首位を堅持。今夏の移籍市場ではFWアデイェミ、MFカマラ、MFアーロンソンなど多くの主力を引き抜かれたが、持ち味のアグレッシブなアタッキングスタイルは健在。新たな主砲FWオカフォーに加え、ビッグクラブの注目を集めた中、来季のRBライプツィヒ行きが決定したFWシェシュコも好調を維持。格上ミラン相手にも十分に戦えるはずだ。 【グループE】 ▽9/6(火) 《25:45》 ディナモ・ザグレブ vs チェルシー 《28:00》 ザルツブルク vs ミラン ◆CLデビューのサムライ3人が王者に挑む~グループF~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220905_103_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアル・マドリーを大本命にRBライプツィヒ、セルティック、シャフタールと実力拮抗の3チームが同居するグループFの初戦では、スコットランド王者と昨季CL王者の対決に大きな注目が集まる。 セルティックは今季も開幕から公式戦7連勝と絶好調。とりわけ、先月末に行われたダービー・ユナイテッド戦ではFW古橋亨梧のハットトリックの活躍などで、9-0という衝撃のスコアで圧勝した。とはいえ、今回の対戦相手は前回王者ということもあり、試合を通して守備面の奮闘が求められるところだ。なお、日本人選手ではMF井手口陽介が唯一登録外となったが、古橋を含めMF旗手怜央、FW前田大然の3選手にマドリー戦でのCLデビューが見込まれる。古橋は直近の試合で肩を痛めて負傷交代したが、前日練習を問題なくこなしており、起用は可能な状態だ。 対する王者マドリーは、ラ・リーガ開幕から4連勝と今季も安定感が際立つ。直近のベティスとの全勝対決では、若きエースFWヴィニシウスの3試合連続ゴールに加え、今季の更なる飛躍が期待されるFWロドリゴのゴールで2-1と勝ち切った。ここまでクリーンシートが一度もなしと守備面における集中力の欠如は課題となっているが、グラスゴーでの一戦では主砲ベンゼマら自慢の攻撃陣が躍動するような試合展開になりそうだ。 グループF2番手と目されるライプツィヒは、国難に晒されるウクライナ王者と開幕戦で対戦。直近数シーズンの実績、スカッドの質を考えれば、マドリーの対抗と言えるライプツィヒだが、今季のブンデスリーガでは序盤から低迷。とりわけ、直近のフランクフルト戦では0-4の屈辱的な大敗を喫しており、ホームでバウンスバックの勝利が求められる。司令塔であるMFダニ・オルモを欠く中でエースのMFエンクンク、出戻りの元エースストライカーのヴェルナーらの奮起にも期待したい。 一方、シャフタールは先月に入って国内リーグの新シーズンが開幕したものの、未だに戦禍に晒される母国で厳しい状況が続く。開幕3試合では2勝1分けの無敗で上位に位置するが、得点が3試合でわずか2点と、これまで主軸を担った外国籍選手の大量流出によって攻撃面の再構築に苦戦している印象だ。したがって、今回のアウェイゲームでも守備的な戦いを余儀なくされるかもしれない。 【グループF】 ▽9/6(火) 《28:00》 セルティック vs レアル・マドリー ライプツィヒ vs シャフタール ◆不振セビージャvs好調シティ~グループG~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220905_103_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループGは優勝候補マンチェスター・シティを大本命に、ドルトムントとセビージャの強豪2チーム、アウトサイダーのコペンハーゲンという構成に。その初戦ではスペインの名門と、2連覇中のイングランド王者が激突する。 ロペテギ監督就任以降、持ち味の堅守を武器に国内3強と比肩する戦いを見せてきたセビージャだが、今季は昨季終盤から続く不振を引きずる苦しい序盤戦を過ごす。元々の得点力不足に加え、DFクンデ、DFジエゴ・カルロスの主力センターバックコンビが流出したディフェンスラインにも大きな問題が生じ、開幕1分け3敗と低迷。直近のバルセロナ戦では0-3というスコア以上の力の差を見せつけられる惨敗に。その泥沼の状況の中でシティ相手に勝ち点3を得る姿は全く想像できないが、開幕から孤軍奮闘の守護神ボノを中心に粘り強く守って何とか勝ち点を獲得したい。 対するシティは直近のアストン・ビラ戦で1-1のドローに終わり、開幕から2試合ドローという取りこぼしはあるものの、怪物FWハーランドやFWアルバレスらを迎え入れ、破壊力を増す攻撃を中心に安定した戦いを継続している。とりわけ、鳴り物入りでの加入となったノルウェー代表FWは、開幕6試合で早くも2桁ゴールに到達する圧巻のパフォーマンスを披露。対セビージャではドルトムント時代に対戦した2試合でいずれも2ゴールを挙げており、今回の対戦でもキーマンとなる。 そのライバル2チームの取りこぼしを期待しつつ白星スタートを狙うドルトムントは、デンマーク王者のコペンハーゲンと対戦。2度目のテルジッチ体制で積極補強を敢行するチームは、FWアラーの病気による長期離脱や一部主力の負傷離脱がありながらも、開幕4勝1敗と上々の滑り出しを見せる。負傷者が目立つ前線の迫力不足は否めないが、試合終了間際の3連続失点で敗れたブレーメン戦を除き、昨季課題だった守備面は改善が見受けられる。堅守速攻を徹底するコペンハーゲン戦ではFWコーネリウスらのカウンターを警戒しつつ、中央をしっかりと固めてくる相手に対して、MFロイスらの個人技、コンビネーションプレーで攻略を図りたい。 【グループG】 ▽9/6(火) 《25:45》 ドルトムント vs コペンハーゲン 《28:00》 セビージャ vs マンチェスター・シティ ◆首位通過争う2強がいきなり激突~グループH~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2022/get20220905_103_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループHはパリ・サンジェルマン(PSG)とユベントスのメガクラブに、昨季ベスト8のベンフィカ、久々のグループステージ参戦となるマッカビ・ハイファという構成に。この初戦では首位通過を争うPSGとユベントスがいきなり激突することになった。 昨季も王者マドリーに敗れて悲願のビッグイヤー獲得を逃したPSGは、国内で実績十分のガルティエ監督を新指揮官に招へい。新たにリクルート部門を取りしきるルイス・カンポス氏主導の下、今夏の移籍市場では余剰人員の整理と共に若手の逸材を各ポジションで確保。DFセルヒオ・ラモスやFWメッシを生かす[3-5-2]へのシステム変更も機能し、国内リーグでは開幕から圧倒的な強さを発揮。直近のナント戦でもFWムバッペの2ゴールなどで3-0の快勝を収めている。新スタイルの真価が試される今季初めての強豪対決では、いかなるパフォーマンスを見せるか、非常に注目が集まるところだ。 一方、ユベントスは重鎮キエッリーニ、エースFWディバラの退団を経て大幅な世代交代を図る過渡期のシーズンに臨んでいる。主砲ヴラホビッチが存在感を示し、新ディフェンスリーダーのDFブレーメルらも早速存在感を示しているが、開幕2勝3分けとチームとしての結果はいまひとつ。そのため、絶好調のPSGとのアウェイゲームは難しい戦いを強いられることになりそうだ。なお、今夏PSGから加入したMFパレデス、同じく古巣対戦のMFラビオは招集メンバー入りしたが、MFディ・マリアは招集外となり、パリ凱旋とはならなかった。 バイエルンとバルセロナと同居した昨季と同様に2強の一角を崩すことを目指すベンフィカは、グループ最弱と目されるイスラエル王者をホームで迎え撃つ。前PSVのロジャー・シュミットを新指揮官に招へいしたチームは、開幕から5連勝と最高のスタートを切っている。今夏の移籍市場では主砲ヌニェスやMFヴァイグルらがチームを去ったが、新加入のFWネレスやMFエンソ・フェルナンデスら逸材の補強でその穴を埋める。現時点ではヌニェスに依存傾向にあった攻撃の仕上げの部分を模索しているが、FWゴンサロ・ラモスらもまずまずの結果を残している。 【グループH】 ▽9/6(火) 《28:00》 パリ・サンジェルマン vs ユベントス ベンフィカ vs マッカビ・ハイファ 2022.09.06 20:00 Tue
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【プレミアリーグ第6節プレビュー】開幕5連勝のアーセナルにユナイテッドが挑む! 各クラブの新戦力にも注目

今季初のミッドウィーク開催となった第5節では、アーセナルがアストン・ビラを下し、開幕5連勝を達成。マンチェスター・シティは、ハーランドの2試合連続ハットトリックなどでノッティンガム・フォレストを粉砕した。 間髪入れずに行われる第6節では、好調のアーセナルにマンチェスター・ユナイテッドが挑む。開幕は連敗スタートとなったユナイテッドだが、第3節でリバプールを下すと、続くサウサンプトン戦、レスター戦で勝利をもぎ取り3連勝。パフォーマンスについては大幅な改善が必要ではあるものの、粘り強く一つずつ白星を重ねている。さらにユナイテッドには、移籍市場最終日に垂涎の的だったアントニーがついに加入。この一戦で活躍すれば一躍ヒーローになる。 一方のアーセナルは、ほとんど及第点以上のパフォーマンスでここまで全勝中。ここ2試合は失点が気になるところだが、そんな懸念を振り払う攻撃力で、フルアム戦はシュート19本、ビラ戦は17本と圧倒。首位にふさわしいフットボールを披露している。ただ、ここまでの相手はどれも格下ばかり。初のビッグマッチとなるこのユナイテッド戦で真価を問われることになる。 なお、プレミアリーグにおける両者の通算対戦成績は、ユナイテッドが25勝18分け17敗だが、ここ5試合はアーセナルが3勝1分け1敗と上回っている。 ここまで19得点と、ハーランド獲得が功を奏しているシティはアウェイでビラと対戦。先週までの2試合はニューカッスルに3失点、クリスタル・パレスに2失点と守備に不安を感じさせる内容だったが、それ以上に攻撃陣が好調。特にハーランドは2度のハットトリックで早くも9ゴール。プレミアリーグデビューから最初の5試合における得点数では史上最多を更新した。また、同じくニューカマーののフリアン・アルバレスもフォレスト戦で初ゴールを含む2ゴールの活躍で、早くも頼もしい存在になりつつある。また、新加入のアカンジのデビューにも期待したいところだ。 リバプールはエバートンとのマージーサイド・ダービーに臨む。開幕3戦未勝利で混乱を招くことになったが、続くボーンマス戦で9発圧勝。前節のニューカッスル戦では新戦力のファビオ・カルバーリョの後半アディショナルタイムの値千金のゴールで白星を手にしている。プレミアリーグでは61回目となるマージーサイド・ダービー。現在はリバプールが2連勝中だが、以前の3試合はエバートンの1勝2分けとなっている。なお、この試合から3試合出場停止だったヌニェスが復帰することになる。 スパーズはフルアムをホームで迎え撃つ。前節はウェストハムと対戦し、1-1の引き分け。内容はまだまだだが、ここまで無敗をキープし上位につけている。一方、昇格組のフルアムは、前節ブライトンを退けて2勝目。開幕でリバプールとドローを演じた一戦を含めて、上々の滑り出し。そんな両者のリーグ戦での対戦成績はスパーズの16勝7分7敗。現在は7戦負けなしだ。 チェルシーはホームでウェストハム戦。前節はセインツに逆転負けを喫し、ここまで2勝1分2敗で10位と、完全にスタートダッシュに失敗。攻守において課題の多いパフォーマンスで、このままでは優勝争いに歯が立たない。しかし、そんな懸念を察してか、クラブの新首脳陣は移籍市場最終日に以前から噂されていたオーバメヤンの獲得と、ザカリアの電撃加入を発表。これが起死回生の一手となるか。 ◆プレミアリーグ第6節 ▽9/3(土) 《20:30》 エバートンvsリバプール 《23:00》 ブレントフォードvsリーズ ニューカッスルvsクリスタル・パレス ノッティンガム・フォレストvsボーンマス トッテナムvsフルアム ウォルバーハンプトンvsサウサンプトン チェルシーvsウェストハム 《25:30》 アストン・ビラvsマンチェスター・シティ ▽9/4(日) 《22:00》 ブライトンvsレスター 《24:30》 マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル 2022.09.03 14:00 Sat
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