【プレミアリーグ第33節プレビュー】FA杯と並走の今節、第2集団のトップ4争いに注目!

佳境を迎えつつある各国リーグ戦。プレミアリーグの優勝争いはほぼマンチェスター・シティとリバプールに絞られた。前節はそんな両者が直接対決。試合は期待以上の好勝負となり、2-2という納得の結果に終わった。

そして、その2チームが今度は16日のFAカップ準決勝で再び相見えるため、今節は試合なし。また、チェルシーとクリスタル・パレスもそれぞれ同様に延期となる。

そんななか、4位トッテナムはホームでブライトンと対戦する。前節はアストン・ビラ相手に4発快勝を収めリーグ戦4連勝。ここ7試合は6勝1分けと絶好調だ。さらに、その7試合で26ゴールを挙げており、トップ4フィニッシュに向けてラストスパートをかけている。
その中でケインとクルゼフスキは共に6アシストで、クルゼフスキはプレミアリーグで初めて先発出場したマンチェスター・シティ戦から9試合でそれを記録している。同リーグ史上、先発した最初の10試合で7アシストしたケースはなく、記録更新が期待されている。

また、トッテナムはプレミアリーグにおけるホームでのブライトン戦は4戦全勝中。ただ、ブライトンの直近3勝はいずれもアウェイ戦で、前節はアーセナルに勝利している。また、今季のロンドン遠征は5試合無敗(2勝3分け)だ。5位のアーセナルはサウサンプトンとのアウェイ戦。上述のように前節はブライトンに敗れてリーグ戦2連敗を喫した。サウサンプトン戦は、リーグ戦過去12試合で7勝4分け1敗。そのうちここ6試合でラカゼットは5ゴール2アシストを記録している。ただ、意外にもここ11度の対戦では、サウサンプトンが7試合で先制点を挙げている。

7位のマンチェスター・ユナイテッドはホームにノリッジを迎え撃つ。前節は絶不調のエバートンに敗れ、リーグ戦ここ5試合で1勝2分け2敗と、終盤戦に向けて急失速している。ノリッジ戦は過去15回の対戦で12勝3敗。直近では4連勝している相手だ。

ちなみに、ノリッジを率いるディーン・スミス監督は、アストン・ビラを率いていた第6節でオールド・トラッフォードに乗り込み白星を挙げている。過去に1シーズンのうちに一人の指揮官が異なるクラブを率いてアウェイでのユナイテッド戦に臨んだケースは7回あるが、2勝した者は一人もいない。

◆プレミアリーグ第33節
▽4/16(土)
《20:30》
トッテナム vs ブライトン
《23:00》
サウサンプトン vs アーセナル
ワトフォード vs ブレントフォード
マンチェスター・ユナイテッド vs ノリッジ

▽4/17(日)
《22:15》
ニューカッスル vs レスター・シティ
ウェストハム vs バーンリー

▽5/10(火)
《28:00》
アストン・ビラ vs リバプール

▽5/11(水)
《27:30》
リーズ・ユナイテッド vs チェルシー

▽5/19(木)
《27:45》
エバートン vs クリスタル・パレス

▽未定
ウォルバーハンプトン vs マンチェスター・シティ