かつて元日本代表FW森本貴幸が在籍したカターニャが破産…プロ資格が即時剥奪、セリエCから除名に
2022.04.10 20:13 Sun
イタリアサッカー協会(FIGC)が、セリエCに所属するカターニャの破産と、プロライセンス剥奪を発表した。
これにより、FIGCはプロクラブとしての資格を直ちに剥奪。所属しているセリエCからも即時除外されることになった。セリエCではカターニャの今季の対戦記録は全て白紙となり、若干の順位変動もあるようだ。
カターニャの起源は1901年まで遡り、クラブとしては1920年代後半に創設された。現在のカターニャという名前がつけられたのは、母体であるカタネーゼとウィルトスが合併した1946年のことで、初めてセリエAに昇格した1953–54シーズンを含めて1950年代後半から1960年代にかけてはクラブの黄金時代と言われている。
その後、2013-14シーズンを最後にセリエAから降格。翌年の2014-15シーズンにヘッドコーチ兼オーナーのアントニオ・プルビレンティ氏の八百長が発覚し、強制的にセリエC降格。以降は一度もセリエBに上がれていない状態だった。
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昨年12月22日、5600万ユーロ(約75億円)の負債を抱え、カターニャ市裁判所から破産宣告を受けていたカターニャ。同クラブは2020年7月に『Sport Investment Group Italia S.p.A.(SIGI)』が95.4%の資産を取得し、さらに2021年1月にアメリカ人弁護士のジョー・タコピナ氏が代表を務める投資家グループが『SIGI』の全株式買収に動いたが、結局は実現せず、カターニャは破産の憂き目に遭った。破産宣告後は管理下に置かれ、2022年4月19日までの執行猶予が施され、この間に3度の競売にかけられた。また、ローマの実業家であるベネデット・マンチーニによる買収提案もなされたが、要件を満たすことができず、この度、正式に破産が決定した。カターニャの起源は1901年まで遡り、クラブとしては1920年代後半に創設された。現在のカターニャという名前がつけられたのは、母体であるカタネーゼとウィルトスが合併した1946年のことで、初めてセリエAに昇格した1953–54シーズンを含めて1950年代後半から1960年代にかけてはクラブの黄金時代と言われている。
その後はセリエAからセリエCで昇格と降格を繰り返し、2006-07シーズンに22年ぶりにセリエA復帰。この時に元日本代表FW森本貴幸が加入し、2013年までの間、公式戦98試合20ゴール7アシストをマークした。
その後、2013-14シーズンを最後にセリエAから降格。翌年の2014-15シーズンにヘッドコーチ兼オーナーのアントニオ・プルビレンティ氏の八百長が発覚し、強制的にセリエC降格。以降は一度もセリエBに上がれていない状態だった。
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