CL敗退ユベントス、ディバラ&ヴラホビッチ弾で最下位サレルニターナに勝利で4位堅守《セリエA》

ユベントスは20日、セリエA第30節でサレルニターナをホームに迎え、2-0で勝利した。

前節サンプドリアに勝利してリーグ戦15試合負けなしとした4位ユベントス(勝ち点56)だったが、4日前のチャンピオンズリーグではビジャレアルに敗れて3季連続でのベスト16敗退となった。そのユベントスはビジャレアル戦のスタメンから3選手を変更。負傷明けのディバラとキエッリーニが先発となった。

最下位サレルニターナ(勝ち点16)に対し、ダニーロをボランチで起用するフラットな[4-4-2]で臨んだユベントスが押し込む入りとすると、開始5分に先制する。ヴラホビッチのポストプレーを受けたボックス右のディバラがシュートを決めきった。
さらに13分には追加点のチャンス。クアドラードのアーリークロスを受けたディバラがボックス左に侵入。GKと一対一となったが、ループシュートは枠の上に外れてしまった。

その後も主導権を握るユベントスは22分に好機。ロングボールに抜け出したディバラのラストパスを受けたボックス左のヴラホビッチがシュート。だが、DFのブロックに阻まれた。直後にもディバラが難しい体勢から枠内シュートを放ったが、GKセペの好守に阻まれた。それでも29分にリードを広げる。右サイドからのデ・シリオのクロスをヴラホビッチが打点の高いヘディングシュートで叩き込んだ。ハーフタイムにかけてもユベントスが主導権を握り続け、前半を2点のリードで終えた。

後半からキエッリーニに代えてルガーニを投入したユベントスが引き続き流れを掴む中、58分にはディバラもお役御免としてモラタを投入した。

流し気味にプレーするユベントスは74分にボナッツォーリのボレーシュートでゴールを脅かされるも、GKシュチェスニーが好守で防ぐ。

終盤にかけてはリベリを投入してきたサレルニターナに押し込まれる状況もあったユベントスだったが、2-0のまま勝利。4位の座を堅守している。