【プレミアリーグ第30節プレビュー】FA杯開催で6試合が延期または前倒しに

前節は首位のマンチェスター・シティがクリスタル・パレス相手にドロー。前回対戦で敗れた相手にまたも涙をのむ結果となった。一方で、2位のリバプールはブライトンに快勝。また、16日に延期されていたアーセナル戦も勝利を収め、この1週間で1ポイント差に肉薄した。

今節は、そんなシティやリバプールも参戦中のFAカップ準々決勝が同じ週末に行われるため、6試合が延期または前倒し開催となる。

その中で、アーセナルはアウェイでアストン・ビラと対戦。第29節ではレスター・シティを下してリーグ戦5連勝としたアーセナルだったが、前述のようにリバプールに敗れて7試合ぶりの黒星を喫した。ただ、アウェイ戦では好調を維持しており、今節勝てば2015年5月以来の敵地5連勝となる。
しかし、アストン・ビラも一筋縄ではいかない。前節はウェストハムに敗れたものの、それまでは3連勝を収めていた。その原動力となっているコウチーニョは1月のデビュー以来、ビラのホーム戦最初の4試合で6得点に関与(3ゴール3アシスト)。同クラブにおいてプレミアリーグで同様の条件の下、5試合で6得点以上に関与したのは、6ゴール1アシストを記録したディオン・ダブリンのみとなっている。

なお、アストン・ビラとアーセナルの直接対決は、現在ビラが2連勝中だ。今節は、7位のトッテナムと6位のウェストハムによるロンドン・ダービーも注目のひとつ。トッテナムは、第29節ではマンチェスター・ユナイテッド相手にクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックを許し、2-3で競り負けたものの、16日に行われた延期分の第16節ブライトン戦はケインのゴールなどで快勝。リーグ戦4試合で3勝とした。

ウェストハム戦はホームではここ19試合で10勝7分け2敗。また、その直近6試合でケインは8ゴールを挙げており、特定の相手に対するホームゴールとしてリーグ最多得点記録となっている。

ただ、昨年10月の対戦を含めたここ2試合はウェストハムが連勝中。いずれもハマーズホームの試合だったが、今節勝てば、2013-14シーズン以来のダブル達成となる。

◆プレミアリーグ第30節
▽3/10(木)
ノリッジ 1-3 チェルシー

▽3/18(金)
ウォルバーハンプトン vs リーズ・ユナイテッド

▽3/19(土)
《21:30》
アストン・ビラ vs アーセナル

▽3/20(日)
《23:00》
レスター・シティ vs ブレントフォード
《25:30》
トッテナム vs ウェストハム

▽4/19(火)
《28:00》
リバプール vs マンチェスター・ユナイテッド

▽4/20(水)
《27:45》
ニューカッスル vs クリスタル・パレス
《28:00》
マンチェスター・シティ vs ブライトン

▽4/21(木)
《27:45》
バーンリー vs サウサンプトン

▽未定
ワトフォード vs エバートン