スパルタク・モスクワ、ELからの強制敗退に失意 「スポーツ以外の理由で頑張りが水の泡に」
2022.03.01 15:55 Tue
ヨーロッパリーグ(EL)からの締め出しをスパルタク・モスクワが嘆いた。
このUEFAに決定により、EL敗退という現状のスパルタク・モスクワは1日、クラブ公式サイトで声明を発表している。
「UEFAとFIFAは我々をELから締め出す決定を下した。これはRBライプツィヒとのラウンド16が予定通りに行われないのを意味する。その決定はウクライナで起きた最近の出来事に紐づくもの。想定内でもあったが、非常に動揺している。残念ながら、ELを舞台にした我々の頑張りはスポーツの権限から大きく外れた理由で無効化されてしまった」
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主戦場とするロシア・プレミアリーグでこそ中位に沈むものの、ELでグループステージを首位で突破して次のラウンドに勝ち上がったスパルタク・モスクワ。ラウンド16の対戦相手はRBライプツィヒに決まり、10日に敵地で1stレグを控える。だが、ウクライナ侵攻を開始したロシアに世界各国から厳しい目が向けられると、フットボール界でも非難の声が噴出。欧州サッカー連盟(UEFA)は国際サッカー連盟(FIFA)とともにロシア代表と同国クラブの大会参加を禁じる制裁を科した。「UEFAとFIFAは我々をELから締め出す決定を下した。これはRBライプツィヒとのラウンド16が予定通りに行われないのを意味する。その決定はウクライナで起きた最近の出来事に紐づくもの。想定内でもあったが、非常に動揺している。残念ながら、ELを舞台にした我々の頑張りはスポーツの権限から大きく外れた理由で無効化されてしまった」
「スパルタクにはロシアだけでなく、世界中に何百万人ものファンがいる。我々の成功や失敗は何十カ国もの人々を結びつけている。スポーツは最も困難なときでも、架け橋となるべきで、燃やすべきではないと信じている。我々は納得のいかない決定に従わざるを得ない。当面は国内大会に専念し、誰しもに必要な平和の早期実現を期待している」
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