UEFAがウクライナ侵攻のロシアを非難「最大限の深刻さと緊急性をもって対処」

2022.02.25 17:45 Fri
Getty Images
欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、ウクライナへ軍事侵攻を行っているロシアを非難した。

24日早朝、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、緊張が続いていたウクライナに対し、軍事侵攻を行うことを決断。ウクライナ東部で特別軍事作戦を行うことを決めたと発表した。

ロシア側は、支援する親ロシア派武装勢力が一部を占領するウクライナ東部の住民の保護が目的としている一方で、ウクライナ側は全面的な攻撃であると受け止め、ロシアを非難する事態となっている。
ウクライナでは既に137人の国民が命を落としたとのこと。負傷者も300人を超えているとウォロディミル・オレクサンドロヴィチ・ゼレンスキー大統領が発表していた。

そんな中、UEFAは声明を発表。リーグ戦が中止に追い込まれたウクライナを案じ、サッカー界としても取り組むとしている。
「UEFAは、ヨーロッパで発展している安全保障状況に対する国際社会の重大な懸念を共有し、ウクライナで進行中のロシアの軍事侵略を強く非難します」

「UEFAは、欧州サッカーの統治機関として、オリンピック憲章の精神に基づき、平和や人権の尊重など、欧州共通の価値観に従ってサッカーの開発と促進に精力的に取り組んでいます。我々はウクライナのサッカーコミュニティとの連帯に毅然としており、ウクライナの人々に手を差し伸べる準備ができています」

「我々はこの状況に最大限の深刻さと緊急性をもって対処しています。決定はUEFA実行委員会によって行われ、明日発表されます」

今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の決勝はロシアのサンクトペテルブルクで開催される予定だったが、今回の行動を受けて開催地を変更する可能性がある。

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