GKメニャンのロングフィードが決勝点を演出! ミラン、吉田不在のサンプドリアを下し暫定首位浮上!《セリエA》

2022.02.13 22:27 Sun
Getty Images
セリエA第25節、ミランvsサンプドリアが13日にサン・シーロで行われ、1-0でミランが勝利した。サンプドリアの吉田麻也はケガで欠場した。
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前節のミラノ・ダービーで逆転勝利を収めたミランは、勢いそのままに9日のコッパ・イタリア準々決勝のラツィオ戦も快勝を収めた。リーグ戦2連勝を目指す今節は、インテル戦で後半アディショナルタイムに一発退場となったテオ・エルナンデスが出場停止に。左サイドバックには代わりにフロレンツィが入っている。一方のサンプドリアは、前節のサッスオーロ戦は4-0で快勝し、リーグ戦7試合ぶりの白星を挙げた。その中で先日に元イタリア代表のジョビンコが加入したが、今節はビザ取得が間に合わずメンバーに入らなかった。また、吉田もまだ負傷から復帰できておらず、ベンチ外が続いている。
試合は5分までにミランはジルー、サンプドリアはカプートが互いにシュートを放つ立ち上がりに。すると8分、GKメニャンのゴールキックが左サイドのレオンに届くと、ベレシュインスキをドリブルで剥がしてボックス左へ侵入。そのままシュートを流し込み、ミランが早々に先制点を挙げた。

ミランにとって幸先の良い出だしとなったが、その後は互いにシュートチャンスをなかなか作れず。ポゼッションではホームチームが優っているものの、サンプドリアの守備を崩すまでには至らない。
両チームを通じて次のシュートシーンを迎えたのは44分のこと。ミランが左サイドからクロスを上げ、こぼれ球をメシアスが左足でシュートを放つ。だが、ゴール右を捉えたシュートは、GKファルコーネに横っ飛びでビッグセーブされた。

1点ビハインドで折り返したサンプドリアは、51分にカンドレーバがミドルシュートでGKメニャンを強襲。その2分後に一挙3枚替えに打って出て、古巣戦となったA・コンティやムッルトールスビーを下げて、アウジェッロ、ヴィエイラ、エクダルを投入した。

対するミランも57分に3人交代。先制点のレオン、ディアス、メシアスに代えてレビッチ、ケシエ、サーレマーケルスをピッチへ送る。すると60分、カウンターから中央でケシエが起点となり左のレビッチに展開。ボックス左から折り返すと、相手に当たって高く上がったところを、2戦連続ドッピエッタ中のジルーがバイシクルシュート。しかし、ここもGKファルコーネがビッグセーブを披露した。

守護神が2失点を防ぐ獅子奮迅の活躍を見せるサンプドリアは、73分にリンコンを下げて切り札のクアリアレッラを投入し、ゴールを狙いにいく。一方のミランはクルニッチを入れて中盤の守備を堅くする。

80分にかけては、ミランはレビッチが立て続けにシュートを放つが、2点目は致命傷となるアウェイチームもGKを中心に粘りを見せる。

それでも結局、序盤の1点が決勝点となりミランに軍配。危なげない試合運びで勝利を収め、暫定首位に浮上した。

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