コロナ感染拡大のブラジル、ワクチン未接種選手はリーグ戦出場を認めない方針

2022.01.22 17:21 Sat
Getty Images
ブラジルサッカー連盟(CBF)は、新型コロナウイルスワクチン未接種の選手に対して、リーグ戦の出場を許可しない方針を固めたようだ。フランス『レキップ』が報じている。

ブラジルでは年末から急激に感染者が増加中。1月21日の新規感染者は17万人に上り、この1週間の平均感染者は12万に迫る。

そこでCBFは、新たに始める2022年シーズンより、上位4部リーグにおいてワクチン未接種選手の登録を認めないことを決定。新シーズンが始まる4月の第2週までに、該当する全選手にワクチン接種を義務付けている。
ブラジルでは、先日にカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選に向けた代表メンバーが発表されたが、アトレティコ・マドリーDFレナン・ロージがワクチン未接種という理由から招集を見送られている。

チッチ監督はこれについて「レナン・ロージは、ワクチン接種を受けていなかったためブラジル代表でプレーする機会を失った。個人的には予防接種は社会的責任であると理解している」とコメントしている。

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