軽率な発言が波紋を呼ぶルカク、G・ネビル氏は一定の理解を示すも…

2022.01.03 20:16 Mon
Getty Images
物議を醸しているチェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクの発言に、ギャリー・ネビル氏は一定の理解を示しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

先日、イタリア『スカイ』のインタビューで現状に対する不満や将来的なインテル復帰願望を暴露したルカク。クラブやファンを慮らぬ発言に加え、そもそもインタビュー自体、クラブ無許可の下で行っていたこともあり、チェルシー界隈で大きな波紋を呼んでいる。

その影響が表れたのが2日に行われたリバプール戦。軽率な発言を重く見たトーマス・トゥヘル監督は、ルカクをベンチ外とする処分を下した。今後、腹を据えた対談の場が設けられる見込みだ。
そんな中、ネビル氏はルカクを一部肯定する見解を示した。内容がどんなものであれ、正直な感情を曝け出した勇気は称賛に値するとコメントした。

「ロメル・ルカクが勇気を持って真実を語ったことは、誰に何を言われようと、ある意味では拍手を送らなければならない」
「私は常に、選手にはもっと正直であることを求めてきた。彼は経験豊富だ。その子と婆が持つ影響力を知っていることを、我々は理解しておかなければならない」

ネビル氏は一方で、ルカクがチェルシーで今後順風満帆なキャリアを送るためには、謝罪する必要があると主張している。

「もし私がチェルシーファン、あるいはコーチやオーナーだったら、自分の選手があんなことを言ったら本当にがっかりするだろう。彼には莫大な投資をしたわけだからね」

「今後数日、ロメル・ルカクに期待するのは、『ごめん、そんなつもりじゃなかったんだ』という言葉だ。ドレッシングルームで彼のチームメイトに許しを乞うことが、彼にできる最善の手だ」

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