スタリッジ、2年半前の愛犬誘拐事件に進展…謝礼金340万円の支払い命令

2021.12.25 19:31 Sat
Getty Images
元イングランド代表FWダニエル・スタリッジに、2年半前の愛犬誘拐事件における謝礼金の支払い命令が出ているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。

2019年7月、ロサンゼルスで休暇中だったスタリッジは自身のSNSで愛犬のラッキー・ルッチ君がさらわれたことを公表した。情報提供を呼びかけ、発見者には「3万ポンド支払う」と報酬金まで提示し、強い焦燥感を露わにしていた。

すると、早くもその投稿の同日夜に、ツイッターでルッチ君に似た犬の目撃情報が舞い込んだ。そしてスターリッジはその足で発見者のもとへ向かい、無事に愛犬と再会を果たしていた。
ルッチ君を見事見つけ出したのは、地元で『キラ・フェイム』という名でラッパーとして活動するフォスター・ワシントン氏。ただ、スタリッジは捜索に協力してくれたファンやフォロワーに感謝は伝えたものの、肝心の“報酬”を支払うことはなかったという。

これが発見者との裁判沙汰に発展。その問題が今となって進展し、ロサンゼルス裁判所は2万2400ポンド(約340万円)の謝礼金を支払うよう、スタリッジに命じたようだ。
スタリッジの態度に「失望した」と語ったワシントン氏は、裁判の決着が一段落したことに安堵している。

「彼が異議申し立てせず、ちゃんと支払ってくれることを願っているよ」

「裁判が終わってホッとしているんだ。かれこれ1年以上も争ってきたわけだからね。いまだに信じられない気分だよ」

「犬を見つけたとき、私は生活が少しは豊かになると期待したんだよ」

なおスタリッジは、トラブゾンスポル在籍中の2020年3月に移籍に関する賭博違反が浮き彫りとなり、4カ月の活動禁止を処分を科せられた。しばらく無所属の状態が続いたが、今年10月1日に、元日本代表DF太田宏介も所属するオーストラリアのパース・グローリーへの加入が発表されていた。

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