【プレミアリーグ第12節プレビュー】好調ガナーズがリバプールに挑む! ビラ就任のジェラード監督がプレミア初陣へ

インターナショナルブレイクを挟んで2週間前に行われた前節では、首位チェルシーと2位のリバプールがそれぞれバーンリーとウェストハム相手に足踏み。好調のウェストハムはリバプールを抜いて3位に浮上した。また、マンチェスター・ダービーで完勝を収めたシティも前々節の黒星を払拭した。

さて、今節の最注目カードはリバプールvsアーセナル。リバプールは前節のウェストハム戦の敗戦により、今季初黒星。リーグ戦の20試合無敗記録もストップした。リーグ戦での直近3つの黒星はチェルシー、フルアムといずれもロンドン勢となっている。

かたやアーセナルは8戦無敗。2018年8月から12月にかけて続いた14試合無敗に次ぐロングランとなっている。過去9回のアウェイ戦は6回がクリーンシートで、現在は3試合連続。最後の4試合連続クリーンシートは2005年5月まで遡る。
モハメド・サラーは、プレミアリーグでアーセナルと対戦した9試合で9ゴールに直接関与している(7ゴール2アシスト)。また、アンフィールドに限ると、ここ4試合で4ゴール2アシストとなっている。

首位チェルシーはレスター・シティとのアウェイ戦に臨む。リーグ戦におけるアウェイ戦直近3試合は合計7得点で3連勝しており、かつ失点もゼロ。最後に無失点で4連勝を収めたのはルイス・フェリペ・スコラーリ監督時代の2008年12月まで遡る。ただ、キングパワー・スタジアムでは3戦未勝利。レスターが1勝2分けで勝ち越しているが、トップリーグにおいてチェルシー相手に最後に4戦無敗だったのは、1985年2月から1995年5月の間(4引き分け)で、当時のスタジアムはフィルバート・ストリートだった。

2位のシティはエバートンをホームに迎え撃つ。エバートン戦は直近7試合全勝で、21得点5失点という成績。また、ジェズスはプレミアリーグでのエバートン戦は8試合で8ゴール。69分に1ゴールというゴール率となっている。

6位のユナイテッドはワトフォードとのアウェイ戦。リーグ戦ここ6試合でわずか1勝と不振に喘いでいる。ワトフォード戦は過去26試合で18勝を挙げているが、昇格チームとは昨シーズンから3試合未勝利。仮に引き分け以下の結果となった場合、1997年9月以来の不名誉記録となる。

その他の注目はジェラード監督が就任したアストン・ビラ。プレミアリーグ創設以降では13人目の指揮官となった。その中で初戦で白星を挙げたのは、1998年2月のジョン・グレゴリーと、2010年9月のジェラール・ウリエの2人のみ。ホームで就任の祝杯をあげたいところだが、対戦相手のブライトンは、今季はチェルシー、ウェストハムと並んでアウェイ無敗を維持している。

◆プレミアリーグ第12節
▽11/20土)
《21:30》
レスター・シティ vs チェルシー
《24:00》
アストン・ビラ vs ブライトン
バーンリー vs クリスタル・パレス
ニューカッスル vs ブレントフォード
ノリッジ vs サウサンプトン
ワトフォード vs マンチェスター・ユナイテッド
ウォルバーハンプトン vs ウェストハム
《26:30》
リバプール vs アーセナル

▽11/21(日)
《23:00》
マンチェスター・シティ vs エバートン
《25:30》
トッテナム vs リーズ・ユナイテッド