メキシコ勢対決はモンテレイがクラブ・アメリカを下し5度目の優勝《CONCACAFチャンピオンズリーグ》

2021.10.29 22:20 Fri
Getty Images
29日、北中米カリブ海王者を決めるCONCACAFチャンピオンズリーグの決勝がエスタディオBBVAバンコメルで行われ、モンテレイvsクラブ・アメリカのメキシコ勢対決は1-0でモンテレイが勝利。5度目の優勝を手にした。試合はかつて日本代表の指揮官を務めたハビエル・アギーレ監督率いるモンテレイが序盤からゲームを支配し、サンティアゴ・ソラーリ監督が指揮を執るクラブ・アメリカゴールに襲い掛かる。

4分から5分にかけてカルロス・ロドリゲスのヘディングやロヘリオ・フネス・モリのミドルが枠を捉えるも、ギジェルモ・オチョアの好セーブが見せてゴールを割らせない。
それでも9分、対角線のフィードを受けたヘスス・ガジャルドがワンツーからボックス内に侵入し、グラウンダーのクロスを送ると、セバスティアン・カセレスがクリアミス。フネス・モリが流し込んでゲームを動かした。

フネス・モリはオフサイドポジションにいたように見えたが、カセレスのプレーが意図的と判断され、ゴールは認められた。
フィニッシュシーンを作り出せないクラブ・アメリカは32分、右サイドからショートパスを駆使して逆サイドまで展開し、ロヘル・マルティネスがボックス左から右足で狙う。だが、ファーを狙った巻いたシュートは枠の右へ外れる。5分後にはリチャルド・サンチェスがボックス手前左から直接FKで狙うが、左のポストに嫌われた。

モンテレイのリードで試合を折り返すと、後半の立ち上がりは互いにシュートシーンを作り出す。次第に流れはモンテレイへと傾き、60分にはセットプレーの流れからマクシミリアーノ・メサがヘディング。81分にはフィンセント・ヤンセンがGKをかわして流し込むも、カバーに入ったカセレスに阻まれた。

アディショナルタイムは9分が示され、それも過ぎてのラストプレー。クラブ・アメリカはFKの混戦から途中出場のフェデリコ・ビニャスがシュート。だが、無常にもクロスバーに阻まれて試合終了。

序盤の1点を守り切ったモンテレイが2大会ぶり5度目の優勝を果たし、FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2021への出場権を手にした。

モンテレイ 1-0 クラブ・アメリカ
【モンテレイ】
ロヘリオ・フネス・モリ(前9)


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