UEFA、来夏開催の女子サッカー欧州選手権の賞金額倍増を決定
2021.09.23 22:59 Thu
欧州サッカー連盟(UEFA)が、2022年に開催される女子サッカー欧州選手権の賞金額を1600万ユーロ(約20億6000万円)に倍増し、予選を通過した16チームへの支払い保証額を増やすことを決定した。
また、UEFAは女子欧州選手権に出場する選手を輩出したクラブに対して、450万ユーロ(約5億8000万円)の基金から報酬を与えるプログラムの導入を承認したことを併せて伝えている。
これまでサッカー界においては男女のトーナメントにおける賞金額の格差が問題視されており、UEFAは国際サッカー連盟(FIFA)らと同様に女子サッカーの待遇改善を目指した取り組みを行っており、今回の賞金額倍増もその試みの一環だ。
とはいえ、両者の賞金額の差は未だに大きく、今夏に行われた男子のユーロ2020で参加24チームが受け取った賞金総額は3億7100万ユーロ(約479億円)で、前述の出場選手を輩出したクラブに対しての保証金も2億ユーロ(約258億円)となっていた。
それでも、UEFAは今回の出来事をキッカケに女子サッカーへの更なる投資を約束している。
「資金配分の増加とクラブ特典プログラムの導入は、UEFA女子サッカー戦略-TimeForActionの重要な戦略的イニシアチブであり、これまで以上に多くのお金が女子サッカー全体に分配されることを保証します」
なお、新型コロナウイルスの影響で1年の延期を余儀なくされていた女子欧州選手権は、2022年7月6日から31日までイギリスで開催されることになっている。
また、UEFAは女子欧州選手権に出場する選手を輩出したクラブに対して、450万ユーロ(約5億8000万円)の基金から報酬を与えるプログラムの導入を承認したことを併せて伝えている。
これまでサッカー界においては男女のトーナメントにおける賞金額の格差が問題視されており、UEFAは国際サッカー連盟(FIFA)らと同様に女子サッカーの待遇改善を目指した取り組みを行っており、今回の賞金額倍増もその試みの一環だ。
それでも、UEFAは今回の出来事をキッカケに女子サッカーへの更なる投資を約束している。
「UEFA実行委員会は昨日モルドバのキシナウで会合し、2022年夏にイギリスで待望のトーナメントが始まる前に、新しい分配モデルとともに、参加チームに分配される資金の大幅な増加を承認しました」
「資金配分の増加とクラブ特典プログラムの導入は、UEFA女子サッカー戦略-TimeForActionの重要な戦略的イニシアチブであり、これまで以上に多くのお金が女子サッカー全体に分配されることを保証します」
なお、新型コロナウイルスの影響で1年の延期を余儀なくされていた女子欧州選手権は、2022年7月6日から31日までイギリスで開催されることになっている。
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