Jリーグを担当する家本政明主審、判断ミスでヒザから崩れ落ちて土下座した海外の主審に反応「痛いほどわかる…」

2021.08.26 09:48 Thu
©︎J.LEAGUE
Jリーグの担当審判員も務めるプロフェッショナルレフェリーの家本政明氏が、海外の審判員に同情した。これまでJ1で330試合を担当し、Jリーグ通算では500試合以上で笛を吹いている家本主審。自身のツイッター(@referee_iemoto)で海外の主審の行動に反応した。

家本氏が反応したのは、22日に行われたデンマーク2部リーグの第6節ヴェンシュセルFFvsFCフレゼリシアの一戦での主審の行動だ。
ヴェンシュセルが1点リードで迎えた27分、相手陣内でボールを奪ったフレゼリシアがカウンターでチャンスを迎える。

ヴェンシュセルの選手がファウルを犯すも、ボールは前線へ走り込んでいたフレゼリシアの選手のもとに転がり、大チャンスに。しかし、ニルス・ヒール主審はこのファウルに笛を吹いていた。
相手のファウルを受けながらもビッグチャンスになっていたフレゼリシアの選手たちは、アドバンテージをとってもらえなかったために当然不満が爆発。しかし、自身の判断が誤っていたことにすぐ気がついたヒール主審は、悔やむように頭を両手で抱えると、その勢いのままピッチにヒザから崩れ落ち、土下座をしていた。

この映像を引用リツイートする形で家本主審が反応。「彼の気持ち、痛いほどわかる…」と主審の気持ちに同調した。

現在はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されるなどして誤審は大きく減っているが、瞬時の判断に関してはピッチ上の主審に委ねられており、常に難しい判断の連続を日々行なっているからこそ、ヒール主審の気持ちが痛いほどわかったのだろう。

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