タガートの移籍後初ゴール&チアゴの2戦連発弾でC大阪が逆転勝利!《ACL2021》

2021.06.28 01:00 Mon
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セレッソ大阪は27日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループJ第2節で傑志(香港)とタイのブリーラム・スタジアムで対戦し、2-1で勝利した。

初戦の広州FC戦を2-0で勝利したC大阪は、その試合のスタメンから高木俊幸を中島元彦を変更した以外は、同じメンバーを起用。2列目に坂元、清武、中島が並べた[4-2-3-1]の布陣を採用し、最前線にはアダム・タガートが起用された。

最前線のダムヤノビッチ以外の全選手が自陣に引いて守る傑志に対して、立ち上がりからC大阪がボールを支配するものの、肝心のゴール前にパスが出せず。18分には丸橋のロングパスからボックス右に侵入したタガートがワンバウンドしたボールを右足ボレーで合わせたが、これは枠の上に外れた。
その後も7割超えのポゼッションを記録するC大阪が押し込む展開で推移するも、自陣で守備ブロックを形成する傑志を崩しきれない状況が続く。するとC大阪は、相手のファーストチャンスで失点を喫する。38分、ロー・ツ・チュンのパスで右サイドを抜け出したクレイトンの折り返しを供給すると、ダムヤノビッチのダイレクトシュートがゴール左隅に決まった。

先制を許したC大阪は42分、中島がボックス左角付近からミドルシュートでゴールを脅かすが、これは枠の右。さらに前半終了間際の47分には、坂元のループパスでボックス右に抜け出した清武のクロスを原川が右足で合わせたが、これは相手GKのセーブに阻まれた。
1点のビハインドながら後半も主導権を握るC大阪は、53分に右サイドを抜け出した坂元のクロスが直接ゴールに向かうも、これはクロスバーに弾かれた。さらに61分には、チアゴが強烈なミドルシュートで傑志ゴールに迫ったが、これも相手GKの攻守に防がれた。

ゴールが遠いC大阪は、62分に中島を下げて大久保を投入。すると69分、ドリブルでボックス右深くまで侵入した坂元の折り返しを供給すると、相手GKが弾いたこぼれ球をタガートが押し込み、試合を振り出しに戻した。

同点追いついたC大阪は、直後の71分にもバイタルエリア手前まで持ち上がったチアゴが強烈な低弾道ミドルを放つと、相手GKは手前でワンバウンドしたボールを弾ききれず、これがゴール右隅に突き刺さった。

その後は前からの守備でショートカウンターを狙う傑志に対し、C大阪は90分に清武を下げて藤田を投入し、試合をクローズ。そのまま逃げ切りに成功したC大坂が、2連勝でグループ首位を堅守している。

また、同日に行われたグループJ第2節もう一試合のポートFC(フィリピン)vs広州FC(中国)は3-0でポートFCが勝利している。

◆グループJ順位表(6/28時点)
勝点(勝/引/負/得失)
1.C大阪 6(2/0/0/3)
2.傑志 3(1/0/1/1)
3.ポートFC 3(1/0/1/1)
4.広州FC 0(0/0/2/-5)

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