CKから2発!保持率約70%と圧倒しつつC大阪が好発進《ACL2021》

2021.06.24 21:25 Thu
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セレッソ大阪は24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループJ第1節で広州FCと対戦し、2-0で勝利した。

新型コロナウイルスの影響で中立地のタイとウズベキスタンでの集中開催となった今シーズンのACL。タイのブリーラム・スタジアムで昨季の中国スーパーリーグ2位の広州FCと相まみえるC大阪は、最前線にアダム・タガートを据えた[4-2-3-1]の布陣を採用。2列目は右から坂元、清武、高木が並び、2ボランチには原川と奥埜、最終ラインは右から松田陸、チアゴ、瀬古、丸橋、GKは守護神キム・ジンヒョンが起用された。

一方、元ブラジル代表MFパウリーニョとFWタリスカが今季退団した広州FCは、リーグ戦に集中するために今回の試合はユースの選手を中心とした構成に。スターティングメンバーとベンチ入りした選手の平均年齢はおよそ19歳となった。
立ち上がりからボールを握ったのはC大阪。フィールドプレーヤー全員が相手陣地に侵入し、サイドバックも高い位置に上がったため、最終ラインは瀬古とチアゴの二人のみという状態が続いた。

サイドからアダム・タガートへのクロスを連発するもなかなか決まらないC大阪だったが、15分に先制。原川の蹴ったCKに奥埜がニアサイドで合わせて、ゴール左に決めた。
幸先よくスタートを切ったC大阪は、その後も手を緩めることなく試合を支配。ピッチを広く使ってボールを回しつつ、奪われると素早くプレッシングをかけてカウンターの芽を摘んでいく。

対する広州FCは前線からハイプレスを仕掛ける様子はなく、ハーフラインより後ろに引いた[4-1-4-1]の陣形でプレッシングを開始。C大阪のセンターバックやサイドバックへの圧力はほとんどなく、桜軍団はいとも簡単にサイドからボールを前進できていた。

しかし、中盤の選手へのマークが特別タイトではないにもかかわらず、C大阪の攻撃ルートは簡単に攻略できる相手守備ブロックの外側からがほとんど。サイドから1トップのアダム・タガートへボールを送り続けるも、良い位置と態勢でシュートを打たせてもらえず、追加点が決まることなく試合は後半へ。

後半に入ると、広州FCも積極的にボールを保持するようになる。後半から[4-1-4-1]のアンカーに入ったグアンリアンがセンターバックの間に降りて、C大阪の[4-4-2]の2トップに対して数的有利を作りつつ前進する。

一方のC大阪は60分、クロスのターゲットとしてプレーしていたアダム・タガートを下げて、大久保を投入。相手のセンターバックの背後を狙うだけでなく、2列目に下がってボールを引き出して中盤の選手とのコンビネーションで点を取りに行く姿勢を見せた。

そして、待望の追加点が再びCKから生まれる。69分、原川の蹴ったボールをファーサイドでチアゴが合わせてリードを広げることに成功した。

その後は広州FCにボールを持たせる局面もうまく使い分けるC大阪。2トップが外に誘導し、カウンターの機会を伺う構図に。一方でボールを保持した際にはサイドハーフが内側に絞り、ボランチと大久保もパスワークに絡んで流動的な攻撃で広州FCのゴールに迫っていく。

最後まで試合を支配したC大阪だが、流れの中から得点は奪えず。しかし、ボール支配率約70%と圧倒しつつクリーンシートで試合を終え、幸先の良い発進となった。

広州FC 0-2 セレッソ大阪
【セレッソ大阪】
奥埜博亮(前15)
チアゴ(後24)

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