相手のハンドを主張して挙げた手にボールが当たってハンド…カップ戦決勝でまさかのPK献上

2021.06.08 12:15 Tue
Getty Images
オランダ女子KNVBカップの決勝で珍しい一幕があった。6日に行われた決勝ではADOデン・ハーグとPSVが激突。0-0で迎えた17分にADOが左CKを得る。

ボールは混戦となった後、ADO選手が放ったシュートがPSVの選手に当たり、その跳ね返りがシュートを撃った選手の右胸あたりに当たる。
それを見たPSVのDFジャノ・レベルズらはハンドを主張し、一斉に手を挙げる。レベルズはボールから目を離し、主審へアピールしていたものの、高く上がったボールは今度はレベルズが上げた左手に当たる。

すると、今度はADOの選手たちが一斉にハンドをアピール。ショーナ・シュクルラ主審もレベルズのハンドを取り、ADOにPKを与えた。
まさかの形でPK献上となったPSVだったが、GKサリ・ファン・フェネンダールがセーブ。レベルズを救うと、流れを掴んだPSVは前半に1点を先制。そのリードを守り切り、見事タイトルを獲得している。

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