レヴァンドフスキがゲルト・ミュラーに並ぶシーズン最多40ゴール! 最終節で新記録狙う《ブンデスリーガ》
2021.05.16 00:36 Sun
ブンデスリーガ第33節、フライブルクvsバイエルンが15日にバーデノーヴァ・シュタディオンで行われ、2-2のドローに終わった。
前節、前人未踏のリーグ9連覇を達成した王者バイエルンは、残り2試合の目標を勝ち点80到達、主砲レヴァンドフスキのゲルト・ミュラー超えのシーズン最多ゴール記録更新(40点)に定めた。
9位のフライブルクのホームに乗り込んだこの一戦では、守護神ノイアーに代えてGKニューベルに今季リーグ初先発のチャンスを与えた一方、前節ボルシアMG戦でのドライアーパックによって今季リーグ戦ゴール数を「39」に積み上げたレヴァンドフスキをアシストすべく主力をピッチに送り込んだ。
フライブルクがアグレッシブな入りを見せたことで、立ち上がりから拮抗した展開が続く。その中でバイエルンは各選手がレヴァンドフスキを強く意識しつつ、9分にはボックス右でパスを受けたサネが枠のわずか右に外れる際どいシュートを放った。
その後、20分にはカウンターから左サイドを持ち上がったアルフォンソ・デイビスのグラウンダーの折り返しに対してボックス中央でミュラーが潰れると、その背後にフリーで走り込んできたレヴァンドフスキに絶好機も、得点記録の重圧か右足インサイドのダイレクトシュートは枠の右に外れてしまう。
そして、キッカーを務めたレヴァンドフスキは冷静にGKの逆を突くシュートを決め切って1971-72シーズンのゲルト・ミュラーに並ぶブンデスリーガ40ゴールを達成。この偉業達成にポーランド代表FWは、ユニフォームの下に着ていたレジェンドへの敬意を表すメッセージが綴られたT-シャツをアピールすると共に、バイエルンのベンチサイドでは即席のガード・オブ・オーナーが実施され、エースの偉業を称えた。
これで立ち上がりからの集中が切れたか、バイエルンは直後に与えた左CKの場面でグリフォのクロスをニアでフリーにしたグルデに頭で流し込まれて早々に追いつかれる。これでイーブンに戻った試合は再び膠着状態に陥り、アウェイチームは幾度か惜しい場面を作り出したものの、前半のうちに勝ち越すことはできなかった。
迎えた後半、立ち上がりから押し込む入りを見せたバイエルンは51分にボックス右でのサネの見事な仕掛けからの右足のラストパスをファーに飛び込んだニャブリがスライディングシュートで流し込むが、これはVARのレビューの結果、かなり際どいオフサイド判定でゴールは認められず。
だが、直後の53分にはアラバの浮き球パスに反応したミュラーがボックス右から絶妙なワンタッチクロスを入れると、これに反応したサネがスライディングシュートで流し込み、正真正銘の勝ち越しゴールとした。
早い時間帯にリードを奪ったことで以降は余裕の試合運びを見せていたバイエルンは、61分にリュカとミュラーを下げてロカとトリソを同時投入。この交代でアラバがセンターバックにポジションを下げた。
だが、この交代をキッカケにリズムを失い相手の攻勢に晒されると、ホーラーやハーベラーといった相手の途中投入の選手たちに幾度も決定機を作られる。これを受けて73分にはジューレ、サネに代えてブナ・サール、コマンを同時投入。直後の77分にはレヴァンドフスキに続けて新記録達成のチャンスが舞い込むが、ニャブリのラストパスに反応したゴール前のビッグチャンスでは相手GKの好守に遭い、直後のコマンの折り返しに反応した場面では珍しくボールをミートし切れず、GKに阻まれた。
すると、81分には劣勢続きの守備がついに耐え切れず、左サイドで完全に背後を取ったギュンターに長いドリブルからの見事な左足のシュートをゴール右隅に流し込まれて同点に追いつかれた。
その後、試合終盤にかけてはレヴァンドフスキを中心に勝ち越しゴールを目指して攻勢を仕掛けたバイエルンだったが、相手の好守に阻まれてゴールをこじ開けられず。逆に、相手の鋭い反撃からあわや逆転負けというピンチを招いたが、そこは王者の意地で3点目は許さず。
この結果、今季の残り目標に掲げていたシーズン勝ち点80到達の可能性は潰えるも、ホーム開催の最終節のアウグスブルク戦では、フリック監督やボアテング、アラバ、ハビ・マルティネスとの別れと共にレヴァンドフスキのシーズン最多ゴール記録更新という重要な目標が残った。
前節、前人未踏のリーグ9連覇を達成した王者バイエルンは、残り2試合の目標を勝ち点80到達、主砲レヴァンドフスキのゲルト・ミュラー超えのシーズン最多ゴール記録更新(40点)に定めた。
フライブルクがアグレッシブな入りを見せたことで、立ち上がりから拮抗した展開が続く。その中でバイエルンは各選手がレヴァンドフスキを強く意識しつつ、9分にはボックス右でパスを受けたサネが枠のわずか右に外れる際どいシュートを放った。
その後、20分にはカウンターから左サイドを持ち上がったアルフォンソ・デイビスのグラウンダーの折り返しに対してボックス中央でミュラーが潰れると、その背後にフリーで走り込んできたレヴァンドフスキに絶好機も、得点記録の重圧か右足インサイドのダイレクトシュートは枠の右に外れてしまう。
それでも、直後の23分にはバイエルンに絶好の先制機が訪れる。右CKの競り合いの場面でミュラーがDFキューブラーに踵付近をスパイクされると、オンフィールドレビューの結果、PKが与えられる。
そして、キッカーを務めたレヴァンドフスキは冷静にGKの逆を突くシュートを決め切って1971-72シーズンのゲルト・ミュラーに並ぶブンデスリーガ40ゴールを達成。この偉業達成にポーランド代表FWは、ユニフォームの下に着ていたレジェンドへの敬意を表すメッセージが綴られたT-シャツをアピールすると共に、バイエルンのベンチサイドでは即席のガード・オブ・オーナーが実施され、エースの偉業を称えた。
これで立ち上がりからの集中が切れたか、バイエルンは直後に与えた左CKの場面でグリフォのクロスをニアでフリーにしたグルデに頭で流し込まれて早々に追いつかれる。これでイーブンに戻った試合は再び膠着状態に陥り、アウェイチームは幾度か惜しい場面を作り出したものの、前半のうちに勝ち越すことはできなかった。
迎えた後半、立ち上がりから押し込む入りを見せたバイエルンは51分にボックス右でのサネの見事な仕掛けからの右足のラストパスをファーに飛び込んだニャブリがスライディングシュートで流し込むが、これはVARのレビューの結果、かなり際どいオフサイド判定でゴールは認められず。
だが、直後の53分にはアラバの浮き球パスに反応したミュラーがボックス右から絶妙なワンタッチクロスを入れると、これに反応したサネがスライディングシュートで流し込み、正真正銘の勝ち越しゴールとした。
早い時間帯にリードを奪ったことで以降は余裕の試合運びを見せていたバイエルンは、61分にリュカとミュラーを下げてロカとトリソを同時投入。この交代でアラバがセンターバックにポジションを下げた。
だが、この交代をキッカケにリズムを失い相手の攻勢に晒されると、ホーラーやハーベラーといった相手の途中投入の選手たちに幾度も決定機を作られる。これを受けて73分にはジューレ、サネに代えてブナ・サール、コマンを同時投入。直後の77分にはレヴァンドフスキに続けて新記録達成のチャンスが舞い込むが、ニャブリのラストパスに反応したゴール前のビッグチャンスでは相手GKの好守に遭い、直後のコマンの折り返しに反応した場面では珍しくボールをミートし切れず、GKに阻まれた。
すると、81分には劣勢続きの守備がついに耐え切れず、左サイドで完全に背後を取ったギュンターに長いドリブルからの見事な左足のシュートをゴール右隅に流し込まれて同点に追いつかれた。
その後、試合終盤にかけてはレヴァンドフスキを中心に勝ち越しゴールを目指して攻勢を仕掛けたバイエルンだったが、相手の好守に阻まれてゴールをこじ開けられず。逆に、相手の鋭い反撃からあわや逆転負けというピンチを招いたが、そこは王者の意地で3点目は許さず。
この結果、今季の残り目標に掲げていたシーズン勝ち点80到達の可能性は潰えるも、ホーム開催の最終節のアウグスブルク戦では、フリック監督やボアテング、アラバ、ハビ・マルティネスとの別れと共にレヴァンドフスキのシーズン最多ゴール記録更新という重要な目標が残った。
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