加熱するESL構想批判、ライオラも沈黙破る「どのようなシステムとなっても選手の権利を守る」

2021.04.20 21:00 Tue
Getty Images
大きな波紋を呼んでいるヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)構想に関して、ミノ・ライオラ氏も沈黙を破った。
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18日にイングランド、イタリア、スペインの12のメガクラブが共同声明を発表し、ついに明るみとなったESL構想。現在のサッカー界のシステムを覆すもので、多くのクラブや選手、有識者が挙って否定的な意見を示している。そして、多くの大物選手を顧客に抱え、サッカー界で重要な人物の一人である敏腕代理人のミノ・ライオラ氏がついに開口。ESLの是非には触れなかったものの、代理人と選手の国際的グループである「ザ・フットボール・フォーラム」を代表して声明を発表した。
「ザ・フットボール・フォーラム(TFF)は選手の権利を守り、確保することを目的としている。サッカー界の発展のために選手が不利益を被ってはならない」

「選手はどのような話し合いにも参加しておらず、今週の出来事について何の発言もしていないにもかかわらず、この話題に利用されている」
「だが、あるポイントは明確であり、我々が長年言い続けてきたことを裏付けている。現在のシステムは持続可能なものではなく、サッカー界の全ての関係者にとって納得のいく方法で変化させる時が来たのだ」

「TFFは、より透明性が高く、民主的で近代的なサッカーシステムを支持しており、それが選手、ファン、そしてサッカー全体の利益につながると信じている」

「TFFは、どのようなシステムであっても選手の権利のために戦い、選手たちの声を聞き、意見が考慮されるようにする。結局のところ、選手はゲームの最も重要な部分なのだ」

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