【ELプレビュー】ユナイテッド&アーセナルは先勝なるか? 4強懸けた注目の初戦!

2021.04.08 19:00 Thu
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ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグが8日に開催される。ベスト4進出を懸けた4つのビッグマッチの見どころを紹介していく。◆準々決勝1stレグ◆
▽4/8(木)
《28:00》
グラナダ vs マンチェスター・ユナイテッド
アーセナル vs スラビア・プラハ
アヤックス vs ローマ
ディナモ・ザグレブ vs ビジャレアル


★ユナイテッドがスペイン勢連破狙う
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2016-17シーズン以来2度目のEL制覇を目指すマンチェスター・ユナイテッドは、ヨーロッパのコンペティション初出場ながら快進撃を見せるグラナダを相手に4強進出を目指す。

パリ・サンジェルマン、RBライプツィヒに屈してチャンピオンズリーグ(CL)から敗退したユナイテッドは、今大会に決勝トーナメントから参戦。ラウンド32ではレアル・ソシエダに格の違いを見せつけると、前ラウンドではミランとの優勝候補同士の白熱の2試合を見事に制して、優勝候補筆頭に相応しい勝ち上がりを見せた。

ミラン戦後はFAカップでレスター・シティに完敗し準々決勝敗退となったが、直近のリーグ戦ではブライトンとの接戦を2-1で勝ち切ってバウンスバックに成功。絶好調のマンチェスター・シティを前に逆転でのリーグ制覇は難しいものの、2位の座を守っている。

今週末にトッテナムとのビッグマッチを控える中、敵地で戦う今回の一戦では幾つかのポジションでターンオーバーを敢行する可能性も想定されるが、ソシエダに比べて力が劣る相手に対して取りこぼす可能性は低いと思われる。

一方、今大会初出場ながらもグループステージを2位通過したグラナダは、ラウンド32で優勝候補ナポリを撃破する番狂わせを起こした。さらに、EL常連のノルウェー王者モルデとの前ラウンドもFWソルダード、FWモリーナのベテランストライカー揃い踏みの活躍で勝ち切ってベスト8進出を果たしている。

リーグ戦ではバルセロナやレアル・マドリー、アトレティコ・マドリーというメガクラブと対戦しており、格上との対戦は慣れているが、ユナイテッドの前線のスピードとフィジカルへの対応が今大会2度目の番狂わせを起こすカギになりそうだ。

★崖っぷちのガナーズがバウンスバック図る
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ユナイテッドと同様に優勝候補に挙がる一昨季のファイナリストであるアーセナルは、チェコ王者のスラビア・プラハを相手にベスト4進出を目指す。

グループステージを唯一の全勝で突破したチームは強豪対決となったベンフィカとのラウンド32を劇的な逆転で突破。さらに、昨季の対戦で敗れたオリンピアコスとの前ラウンドでは、ホーム開催の2ndレグで今大会初黒星を喫するも、敵地での1stレグでの3-1のアドバンテージを生かして逃げ切り、順当に準々決勝の舞台にたどり着いた。

ELでは安定した戦いぶりを見せるアーセナルだが、プレミアリーグではトップ4圏内と10ポイント差の10位に低迷しており、逆転での来季CL出場権獲得は絶望的に。そのため、来季に向けて今大会の重要度が非常に高まっている。直近のリバプール戦での0-3の完敗によって公式戦3戦未勝利とチーム状態は下降気味だが、今回のホームゲームでバウンスバックを図る。DFダビド・ルイスやDFティアニー、MFウーデゴールと一部主力を負傷で欠くことになるが、FWサカ、MFスミス・ロウ、MFジャカの戦列復帰は追い風となるはずだ。

一方、対戦相手のスラビア・プラハはグループステージを2位通過も、決勝トーナメントではレスター・シティ、レンジャーズと格上と思われたイギリス勢2チームを続けて撃破。今大会の台風の目となりつつある。

アーセナルとのタレント差は歴然も、チェコ代表の数選手を軸に組織的且つ攻守両面で戦える選手が揃っている。また、首位を快走する国内リーグで見せている勝負強さが自信喪失気味の相手との戦いにおいて優位性をもたらすはずだ。

なお、今回の初戦は出場停止で欠場となるが、前ラウンドのレンジャーズ戦で人種差別発言疑惑がかけられたスラビア・プラハDFクデラが揉めた相手のMFグレン・カマラは元アーセナルユースということもあり、その一件がアーセナル陣営に新たなモチベーションを与える可能性もありそうだ。

★今ラウンド屈指の好カード
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前述の優勝候補2チームが比較的与しやすい相手との対戦となったことで、今ラウンド屈指の好カードとなったのが、アヤックスvsローマによる名門対決。

CLグループステージでリバプール、アタランタに屈したアヤックスは今大会に決勝トーナメントから参戦。ラウンド32ではフランスリーグで首位に立つリール、ラウンド16ではスイス王者のヤング・ボーイズをいずれも連勝で撃破し、準優勝した2016-17シーズン以来のベスト8進出を果たした。また、首位を快走する国内リーグを含め、チームは昨年12月初旬のアタランタ戦の敗戦以降、公式戦24試合無敗(21勝3分け)と抜群の安定感を誇っている。

今回の一戦に向けてはディフェンスリーダーのDFブリントの長期離脱に加え、守護神オナナ(ドーピング違反)、古巣対戦のGKステケレンブルフ(ヒザの負傷)の不在によって若手GKスヘルペンのスクランブル起用を余儀なくされる守備に若干の不安を残す。そのため、FWタディッチ、FWネレスを中心とする自慢の攻撃陣の活躍が先勝のカギを握ることになりそうだ。

一方、グループステージからの参戦となったローマはグループAを危なげなく首位で通過すると、決勝トーナメントではフォンセカ監督の古巣であるブラガ、シャフタールを相手にいずれも連勝を飾り、準々決勝へ駒を進めた。

ただ、国内リーグにおいては直近3戦未勝利でトップ4圏外の7位に低迷。また、勝ち点的には逆転でのトップ4フィニッシュのチャンスは十分にあるものの、上位相手の戦績が6敗3分けと強豪対決における勝負弱さを露呈している。

MFザニオーロやMFムヒタリアン、DFスモーリングら一部主力を欠くも、FWジェコやMFペッレグリーニ、FWペドロといったタレントの質ではアヤックスに劣っていないが、今回の強豪対決をモノにする上では勝負の際を制する勝負強さが求められる。

★D・ザグレブの勢いか、エメリの経験か
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クロアチア王者のディナモ・ザグレブと、今大会に無類の強さを見せるスペイン勢のビジャレアルが対峙する一戦では、ホームチームの勢いと、セビージャ時代にEL3連覇に導いたエメリ監督の経験が真っ向からぶつかり合う展開になりそうだ。

東欧屈指の名門であるディナモ・ザグレブだが、近年はCLの戦いを含めてグループステージを突破できない状況が続いたが、今シーズンは見事な快進撃を見せている。

CSKAモスクワ、フェイエノールトと同居したグループKを無敗で首位通過すると、ラウンド32ではCL敗退組のFCクラスノダールを2連勝で撃破。そして、前ラウンドでは優勝候補の一角に挙がっていたトッテナムを相手に初戦を0-2で落とすも、ホームでの2ndレグは汚職問題でマミッチ前監督が電撃辞任した中、FWオルシッチの圧巻のハットトリックによって延長戦の末に優勝候補を逆転で撃破した。タレントの質では対戦相手に劣るも、スパーズ戦で見せた組織的な守備、泥臭いプレーを見せながら少ないチャンスを絶好調のオルシッチがモノにしたい。

一方、今大会の勝ち方を知り抜く智将が率いるビジャレアルはディナモ・ザグレブ同様にグループステージを無敗の首位で通過すると、決勝トーナメントではいずれもCL敗退組のレッドブル・ザルツブルク、ディナモ・キエフを危なげなく全勝で退けてベスト8進出を決めた。

さらに、国内リーグでは一時8戦未勝利と勝ち切れない低迷期に陥っていたが、直近のグラナダ戦をエースFWジェラール・モレノの圧巻のハットトリックによって3-0で快勝し、目下3連勝中。前半戦は負傷者の多さに悩まされるも、ここに来て主力が続々と復帰しており、対戦相手の長所を消すことに長けたスペイン人指揮官はより手腕を発揮し易い状況だ。
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【セリエA第30節プレビュー】CL出場権争い激化、ナポリは吉田サンプと、ローマは冨安ボローニャと対戦

代表ウィーク後に行われた前節、インテルがボローニャにウノゼロで勝利して9連勝とした一方、ミランがサンプドリアに辛くも引き分ける結果となった。そしてインテルのコロナクラスターによって延期となっていたサッスオーロ戦が水曜に行われ、インテルの勝利により両チームの勝ち点差は11に広がった。インテルの11年ぶりスクデットが確実となった中、チャンピオンズリーグ出場権争いが熾烈を極めている。迎える第30節では5位ナポリがDF吉田のサンプドリアと、7位ローマがDF冨安のボローニャとそれぞれ対戦する。 まずはサンプドリアvsナポリから。ナポリは前節、最下位クロトーネと打ち合いとなってしまった末、何とかDFディ・ロレンツォの決勝弾で競り勝った。しかし水曜に行われた ユベントス戦では相手の好パフォーマンスの前に敗戦。CL圏外の5位となった中、バウンスバックを目指す。 一方、サンプドリアは前節ミラン戦を1-1で引き分けた。代表帰りの吉田は終盤に出場し、1-1の引き分けでクローズすることに貢献しているが、ここ2試合スタメンを外れており、先発の可能性は低いか。 続いてローマvsボローニャ。ローマは前節、2度のリードを生かせずサッスオーロに引き分け、7位に後退している。まずい試合運びを見せてしまった中、CL出場権争いに踏み止まるための勝ち点3を得られるか。 対するボローニャは前節、インテルに善戦するも0-1で惜敗となった。前半終盤に負傷交代した冨安が先発できる状態ならば対面のFWエル・シャーラウィの突破を止める仕事が期待される。 そして前節トリノ・ダービーでは終盤の反撃虚しく2-2で引き分けたユベントスだったが、延期分のナポリ戦ではこれまでの低調なパフォーマンスから一転して見違えるような好プレーを披露し勝利を手にした。ピルロ監督のクビが繋がった中、長期離脱から復帰したディバラにも早速ゴールが生まれ、3位浮上とした中、13位ジェノア(勝ち点32)とのホーム戦でCL圏内キープを目指す。 FWカイセドの終盤弾でスペツィアに競り勝ったラツィオはローマを抜いて6位に浮上。そのラツィオは8位ヴェローナ(勝ち点41)とのアウェイ戦に臨むが、退場したコレアとラッツァーリが出場停止となる中、連勝を4に伸ばせるか。 コロンビアン2トップのゴールでウディネーゼに逃げ切り勝利とした3位アタランタ(勝ち点58)は、監督交代のあった14位フィオレンティーナ(勝ち点30)とのアウェイ戦で3位死守を目指す。 低調なパフォーマンスでサンプドリアに何とか引き分ける結果となった2位ミラン(勝ち点60)は、19位パルマ(勝ち点20)とのアウェイ戦で勝利し、CL出場権獲得へ2位を死守したい。 そして10連勝とした首位インテル(勝ち点68)は日曜のランチタイムに18位カリアリ(勝ち点22)と対戦。11連勝とし、次節ナポリとのビッグマッチに臨めるか。 ◆セリエA第30節 ▽4/10(土) 《22:00》 スペツィアvsクロトーネ 《25:00》 パルマvsミラン 《27:45》 ウディネーゼvsトリノ ▽4/11(日) 《19:30》 インテルvsカリアリ 《22:00》 サンプドリアvsナポリ ヴェローナvsラツィオ ユベントスvsジェノア 《25:00》 ローマvsボローニャ 《27:45》 ベネヴェントvsサッスオーロ フィオレンティーナvsアタランタ 2021.04.10 07:00 Sat
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【プレミアリーグ第31節プレビュー】トッテナムとユナイテッドが激突!ウェストハムとレスターの上位戦も注目

1週間前に行われた第30節では、シティがレスターを0-2で下し首位固め。第27節のユナイテッド戦の敗戦から公式戦6連勝と、再び軌道に乗ってきた。また、アーセナルvsリバプールでは、アウェイのリバプールが0-3で完勝し、4位圏内を視界に捉えた一方で、10位に後退したアーセナルは来季の欧州カップ戦の出場はほぼ絶望的となった。 今節はトッテナムとユナイテッドが激突。10月に行われた第4節ではアウェイのトッテナムが6ゴールを奪って圧勝したカードだ。今回もトッテナムが勝てば、プレミアリーグにおいてユナイテッドに対してクラブ初のダブルとなるが、スールシャール監督就任以降のユナイテッドは、どのチーム相手にもダブルを許したことはない。 さらにユナイテッドは、現在リーグ戦ではアウェイで14勝8分け無敗と圧倒的な成績を誇る。これを上回るのはアーセナルのみで、2001年8月から2002年9月(23試合無敗)と2003年4月から2004年9月(27試合無敗)に記録している。 そんなユナイテッドに立ちはだかるケインは、あと1ゴールで5度目のプレミアリーグ20ゴールに到達する。これまで同様の功績を残したのは、アラン・シアラー(7回)、セルヒオ・アグエロ(6回)、ティエリ・アンリ(5回)のみとなっている。 残り8試合となった中で、2位のユナイテッドと14ポイント差をつけて首位を快走するシティはリーズをホームに迎え撃つ。前回対戦はグアルディオラ監督が初めてポゼッションで劣り、1-1の引き分けに持ち込まれてしまったものの、プレミアリーグにおいてリーズとは2勝4分け1敗という成績。さらに、エティハド・スタジアムでは昇格チーム相手に41試合負けなし(36勝5分け)と卓越した成績を残している。 今節は4位のウェストハムと3位レスターの上位対決も目玉。前回対戦はアウェイのウェストハムが3得点快勝を収めたが、現状は4ポイント差でレスターが上回っている。ウェストハムは前節、ウルブス相手に前半だけで3ゴールを奪い逃げ切り勝利。前々節にもアーセナル相手に同じく前半だけで3得点しており、3試合連続で前半で3得点以上すれば、2011年9月に記録したユナイテッド以来、プレミアリーグでは2チーム目となる。 そんなウェストハムは、今季はホームで28ポイント獲得しており、リーグ2番目の成績を誇る。対するレスターはアウェイ成績で2番目となる34ポイントを積み上げており、互いに得意とする状況で試合に臨むことになる。レスターはまた、ロンドン・スタジアムでは2勝2分けで未だ無敗となっている。 5位チェルシーはアウェイでクリスタル・パレスと対戦。前節のWBA戦ではチアゴ ・シウバの退場もあり、まさかの5失点大敗。トゥへル体制となって初の黒星および複数失点となった。だが、その後のチャンピオンズリーグではポルトに0-2で快勝し、バウンスバックに成功している。クリスタル・パレス戦はプレミアリーグでは6連勝中だが、相手のエース・ベンテケは、チェルシー戦10試合で6ゴール2アシストと要注意人物となっている。 ◆プレミアリーグ第31節 ▽4/9(金) フルアム vs ウォルバーハンプトン ▽4/10(土) 《20:30》 マンチェスター・シティ vs リーズ・ユナイテッド 《23:00》 リバプール vs アストン・ビラ 《25:30》 クリスタル・パレス vs チェルシー ▽4/11(日) 《20:00》 バーンリー vs ニューカッスル 《22:05》 ウェストハム vs レスター・シティ 《24:30》 トッテナム vs マンチェスター・ユナイテッド 《27:30》 シェフィールド・ユナイテッド vs アーセナル ▽4/12(月) 《26:00》 WBA vs サウサンプトン 《28:15》 ブライトン vs エバートン 2021.04.09 19:30 Fri
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【ラ・リーガ第30節プレビュー】優勝争い左右するエル・クラシコ! 首位死守目指すアトレティコは難敵ベティス戦

先週末に行われた第29節ではアトレティコ・マドリーがセビージャ相手に苦杯を舐めた中、追走するバルセロナとレアル・マドリーがきっちり勝ち切って勝ち点差を縮め、残り9試合となった覇権争いは熾烈を極めている。 上位3チームが勝ち点3差でひしめく中、今節では優勝争いの行方を大きく左右する今季2度目のエル・クラシコが開催される。 3位のレアル・マドリー(勝ち点63)は前節、エイバルを相手にFWアセンシオとFWベンゼマの揃い踏みの活躍によって2-0の快勝。さらに、6日に行われたリバプールとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグではFWヴィニシウスの圧巻のドブレーテに、アセンシオの公式戦4試合連続ゴールによって3-1で完勝し、ベスト4進出に大きく近づいた。 公式戦12試合無敗(10勝2分け)と抜群の安定感を誇る昨季王者は、勝ち点上では三つ巴の争いにおいて最も不利な立場にいるが、前回対戦で3-1の勝利を収めている宿敵に勝利できれば、当該成績において最も優位な立場となり、よりライバルにプレッシャーをかけることが可能となる。 来週ミッドウィークに行われるリバプールとの2ndレグは決して気を抜けない戦いとなるが、まずはシーズン最大の正念場となる今回の大一番をきっちりモノにしたい。引き続きDFセルヒオ・ラモス、DFヴァランを欠く中、自慢の中盤と好調の攻撃陣を軸に打ち勝つ戦いを期待したい。 対する2位のバルセロナ(勝ち点65)は大苦戦を強いられた前節のバジャドリー戦をFWデンベレの後半終了間際の劇的決勝点によって1-0で勝ち切って、ラ・リーガ6連勝を達成。そして、敵地に乗り込むクラシコで勝利し、アトレティコが取りこぼした場合、待望の首位浮上となる。 クラシコに向けて準備期間のアドバンテージはわずかに1日も、リバプールとのタフな試合を戦った対戦相手に対して、バジャドリー戦での消耗は少なく、来週ミッドウィークにも試合がないことから、今回の一戦では攻守両面で相手を上回るハードワークが勝利の最低条件となる。加えて、併用する[3-4-3]と[4-3-3]の両システムを状況に応じて使い分け、ピッチ上でうまく優位性を作り出したい。 その両雄の潰し合いを期待しつつ、首位死守を狙うアトレティコ(勝ち点66)は、熾烈なヨーロッパリーグ(CL)出場権争いに身を置く6位のベティス(勝ち点46)とのアウェイゲームに臨む。前節のセビージャ戦では試合序盤に与えたPKを守護神オブラクの見事なセーブで凌ぐも、一瞬の隙から伏兵DFアクーニャにゴールをこじ開けられ、ウノセロでの敗戦となった。 さらに、7日には今季ラ・リーガで19ゴールを挙げる主砲FWスアレスが左足の筋損傷で離脱を強いられており、ここ数試合得点力不足が顕著な中で大きな痛手となっている。幸い、代表ウィークに負傷したFWフェリックスが復帰できる見込みだが、難敵ベティス相手には攻撃陣の奮起と共にセットプレーが勝利のカギを握りそうだ。 厳しい残留争いが続く日本人選手所属の3クラブではFW岡崎慎司が在籍する18位のウエスカ(勝ち点24)が、17位のエルチェ(勝ち点26)との直接対決、MF久保建英を擁する15位のヘタフェ(勝ち点30)が13位のカディス(勝ち点32)、MF乾貴士とFW武藤嘉紀を擁する19位のエイバル(勝ち点23)が11位のレバンテ(勝ち点35)と対戦する。 前節、主砲FWラファ・ミルのドブレーテの活躍によってレバンテを2-0で破り、最下位脱出となったウエスカは、エルチェとの残留争いシックスポインターを制し、一気に降格圏脱出を狙う。直近3試合出番なしの岡崎は引き続き起用の可能性は低いが、有事に備えてしっかりと準備したい。 また、U-24日本代表での活躍を引っ提げてヘタフェ帰還の久保だが、0-0のドローに終わった前節のオサスナ戦では試合終盤に途中出場もボールタッチ0という屈辱の試合となった。オサスナ戦での起用法に関しては代表戦帰りのコンディションを考慮された部分があったものの、久保の心中は決して穏やかではないはずだ。中盤省略の攻防が予想されるカディス戦では途中出場が濃厚と思われるが、起用された際には攻守両面でアピールしたい。 前節、レアル・マドリーに完敗して泥沼の12戦未勝利と苦しい戦いが続くエイバルでは、攻撃をけん引するFWブライアン・ヒルが負傷に加え、累積警告によって今回のレバンテ戦を欠場するため、代役候補筆頭の乾のパフォーマンスがより重要となるはずだ。また、負傷からの復帰を目指す武藤のメンバー復帰も期待したいところだ。 その他では虎視眈々と優勝争いへの復帰を狙う4位のセビージャや、阿部ラルド監督を解任し、カジェハ新監督を招へいした最下位のアラベスの戦いにも注目したい。 《ラ・リーガ第30節》 ▽4/9(金) 《28:00》 ウエスカ vs エルチェ ▽4/10(土) 《21:00》 ヘタフェ vs カディス 《23:15》 アスレティック・ビルバオ vs アラベス 《25:30》 エイバル vs レバンテ 《28:00》 レアル・マドリー vs バルセロナ ▽4/11(日) 《21:00》 ビジャレアル vs オサスナ 《23:15》 バレンシア vs レアル・ソシエダ 《25:30》 バジャドリー vs グラナダ 《28:00》 ベティス vs アトレティコ・マドリー ▽4/12(月) 《28:00》 セルタ vs セビージャ 2021.04.09 19:00 Fri
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【ブンデス第28節プレビュー】バイエルンは遠藤ウニオンと、ライプツィヒは大迫ブレーメンと対戦

代表ウィーク後に行われた前節、首位バイエルンが試合巧者ぶりを発揮して2位ライプツィヒとの頂上決戦を制し、7ポイント差に広げて9連覇へ大きく近づいた。そしてチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは4位フランクフルトが5位ドルトムントとの直接対決を制し、7ポイント差に広げてCL出場に近づいている。迎える第28節、バイエルンはMF遠藤渓太のウニオン・ベルリンと、ライプツィヒはFW大迫のブレーメンと対戦する。 FWレヴァンドフスキを欠いた中、ライプツィヒとの頂上決戦を制した首位バイエルン(勝ち点64)は、水曜に行われたCLパリ・サンジェルマン戦ではカウンターに沈み、2-3と打ち負けた。先勝を許してしまったが、切り替えてリーグ戦勝利を掴めるか。 一方、前節ヘルタ・ベルリンとのダービーを引き分けで終えた7位ウニオン(勝ち点39)は、EL出場圏内を維持。ダービーで出場機会のなかった遠藤渓太に出番は訪れるか。 続いてブレーメンvsライプツィヒ。バイエルン相手にスコア以上の内容差で敗れた2位ライプツィヒ(勝ち点57)。優勝は厳しい状況となったが、3季連続でのCL出場はほぼ確実な情勢となっている。バイエルン戦の敗戦を引きずらず切り替えることはできるか。 一方、前節シュツットガルト戦を0-1で敗れた13位ブレーメン(勝ち点30)は、後半半ばに投入された大迫が追加タイムに際どいシュートを浴びせたものの及ばず、黒星となってしまった。残留を争う後続が迫ってきているだけにブレーメンとしては勝ち点1でも積み上げたいところ。DFBポカールで決勝点を挙げた大迫に注目だ。 続いてフランクフルトvsヴォルフスブルクの上位対決。4位フランクフルト(勝ち点50)は前節ドルトムント戦では代表帰りの鎌田が後半から投入されて以降に反撃に転じ、2-1と競り勝った。大きな勝利を手にした中、ここ11戦で9勝と好調を持続する3位ヴォルフスブルク(勝ち点54)との上位対決で勝ち点を伸ばせるか。出場停止明けで休養十分な長谷部にも注目したい。 ブレーメンとの拮抗した試合を制してEL出場権争いに踏み止まった8位シュツットガルト(勝ち点39)は、5位ドルトムント(勝ち点43)をホームに迎える。FWニコラス・ゴンサレス、FWワマンギドゥカに加え、MF遠藤航の相棒であるMFマンガラが再離脱となって選手層が厳しい状況だが、火曜に行われたCLマンチェスター・シティ戦で好パフォーマンスを見せたドルトムントを退けることはできるか。 最後にマインツとの残留争いを引き分けたものの、降格圏の17位を抜け出せずにいるビーレフェルト(勝ち点23)は、金曜に10位フライブルク(勝ち点37)とのホーム戦に臨む。マインツ戦では守備に奔走する形となったMF奥川、トップの位置でのプレーが続く堂安には攻撃面での貢献を期待したい。 ◆ブンデスリーガ第28節 ▽4/9(金) 《27:30》 ビーレフェルトvsフライブルク ▽4/10(土) 《22:30》 ヘルタ・ベルリンvsボルシアMG ブレーメンvsライプツィヒ バイエルンvsウニオン・ベルリン フランクフルトvsヴォルフスブルク 《25:30》 シュツットガルトvsドルトムント ▽4/11(日) 《22:30》 シャルケvsアウグスブルク 《25:00》 ケルンvsマインツ ▽4/12(月) 《27:30》 ホッフェンハイムvsレバークーゼン 2021.04.09 18:00 Fri
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【プレミアリーグ第30節プレビュー】首位シティと3位レスターが激突!アーセナルvsリバプールも開催

インターナショナルブレイクが明けて2週間ぶりに再開となるリーグ戦。中断前にFAカップを戦ったチームは3週間ぶりとなる今節から佳境に差し掛かり、一戦一戦の重みが増してくる。 そんな第30節はビッグマッチが2つ。まずはレスターvsマンチェスター・シティ。3位のレスターは、直近のリーグ戦ではシェフィールド・ユナイテッドに5発快勝。その試合でハットトリックを達成したイヘアナチョは、3月のリーグ戦は3試合で5得点の活躍で月間最優秀選手に選ばれた。また、FAカップではマンチェスター・ユナイテッドを破ってベスト4に進出しており、公式戦3連勝中だ。 対するシティも直近のリーグ戦はフルアムに3発快勝。その後、チャンピオンズリーグ(CL)ではボルシアMG、FAカップではエバートンを下して、それぞれベスト8、ベスト4へ進出。リーグ戦でユナイテッドに公式戦29試合ぶりの黒星を喫して以降、4連勝と再び勢いを取り戻した。 そんな両チームの前回対戦は昨年9月の第3節まで遡る。その試合ではアウェイのレスターがヴァーディのハットトリックで2-5で勝利しており、その試合も含めてヴァーディはシティ戦9試合で8ゴールを挙げている。今回もレスターが勝利すれば、プレミアリーグではシティに対して初めてのダブルとなるが、シティは現在、全コンペティションにおいてアウェイ戦14試合負け無しで、プレミアリーグのアウェイ戦では8失点しかしていない。 もう一つのビッグマッチはアーセナルvsリバプール。アーセナルは前節、ウェストハム相手に3点差を追いつく壮絶な試合を演じており、現状9位に甘んじているものの、前々節のトッテナム戦(2-1で勝利)を含めて底力を発揮してきている。 一方、およそ3週間ぶりの試合となるリバプールは、前節は敵地でウルブスに勝利し、チェルシーとフルアムのロンドン勢に喫した連敗の悔しさを払拭。CLではライプツィヒを下してベスト8に進出しており、この勢いを継続したいところ。 今回の舞台となるエミレーツ・スタジアムでの戦績は、リバプールは2016年夏を最後に勝利なし。昨シーズンにここで白星を挙げているアーセナルは、2015年以来のホーム連勝を目指す。リバプール戦2試合連続ゴール中のラカゼットは、ロベール・ピレス氏以来の3試合連続ゴールが期待されているが、今季のリバプールはロンドン遠征5試合で4勝と、プレミアリーグ創設以来ベストな成績を残している。 3位のマンチェスター・ユナイテッドはブライトンと対戦。リーグ中断前はヨーロッパリーグでミランを破りながらも、FAカップではレスターに敗れ苦杯を舐めた。ブライトン戦はホームでは12試合負けなしで、ブルーノ・フェルナンデスは加入以降2試合で3ゴール1アシストの数字を残す。一方で、代表で負傷したグリーンウッドやラッシュフォード、リンデロフの状態は気がかりだ。 4位のチェルシーの相手はWBA。3月のチェルシーはリーグ戦ではリバプールやエバートンを破りつつ、CLではアトレティコ・マドリーに快勝し、7シーズンぶりの準々決勝へ進出。また、FAカップも準決勝へ駒を進めている。トゥヘル体制では未だ負けなしだが、クラブとしてもWBA戦はリーグ戦ここ7試合は5勝2分けと負けなし。代表で負傷したカンテ不在の中、プレミアリーグでは初となる、新監督による最初のホーム6試合連続クリーンシートを目指す。 ◆プレミアリーグ第30節 ▽4/3(土) 《20:30》 チェルシー vs WBA 《23:00》 リーズ vs シェフィールド・U 《25:30》 レスター・シティ vs マンチェスター・シティ 《28:00》 アーセナル vs リバプール ▽4/4(日) 《29:00》 サウサンプトン vs バーンリー 《22:05》 ニューカッスル vs トッテナム 《24:30》 アストン・ビラ -vsフルアム 《27:30》 マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン ▽4/5(月) 《26:00》 エバートン vs クリスタル・パレス 《28:15》 ウォルバーハンプトン vs ウェストハム 2021.04.03 17:00 Sat
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