フィル・チスナル氏が78歳で逝去…ユナイテッドからリバプールに移籍した最後の選手
2021.03.04 23:20 Thu
かつてマンチェスター・ユナイテッド、リバプールなどでプレーしたイングランド人FWのフィル・チスナル氏(享年78)が4日に逝去した。ユナイテッドとリバプールがクラブOBの逝去に哀悼の意を表している。
そして、1964年4月には当時の指揮官ビル・シャンクリーからの熱心な誘いを受け、ライバルチームのリバプールに移籍。だが、同クラブでは思うように出場機会を得られず、1967年にサウスエンド・ユナイテッドに完全移籍。その後、1972年にストックポート・カウンティで現役を引退した。
選手として大きな実績を残すことはできなかったが、ユナイテッドとリバプールというイングランド最大のライバル関係において“禁断の移籍”を果たした最後の選手として広く知られている存在だった。
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ユナイテッドのアカデミー出身のチスナル氏は1959年にプロ契約を締結。当時の指揮官サー・マット・バスビーの下、ミュンヘンの悲劇から再建を図るユナイテッド期待の若手アタッカーとして1961年12月にトップチームデビュー。1964年までの在籍期間に公式戦47試合に出場し、10ゴールを挙げていた。選手として大きな実績を残すことはできなかったが、ユナイテッドとリバプールというイングランド最大のライバル関係において“禁断の移籍”を果たした最後の選手として広く知られている存在だった。
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