【ブンデス第22節プレビュー】土曜に3位フランクフルトvs首位バイエルンの上位対決

2021.02.19 18:00 Fri
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前節は首位バイエルンがビーレフェルトに引き分け、2位ライプツィヒが勝利したことで両チームの勝ち点差は5に縮まった。そしてMF鎌田とMF長谷部の好調フランクフルトが3位に浮上している。迎える第22節、土曜に3位フランクフルト(勝ち点39)vs首位バイエルン(勝ち点49)による上位対決が行われる。前節ケルン戦を鎌田の先制点アシストなどで2-0と快勝したフランクフルト。ここ9戦で8勝と絶好調のチームは、王者バイエルン相手にどんな試合を演じてくれるのか。得点源のFWアンドレ・シウバの負傷欠場は痛いが、チームを牽引しているMFコスティッチのパフォーマンスに注目だ。もちろん、鎌田の得点に絡むプレー、本職のボランチで出色のプレーを続ける長谷部にも要注目だ。


一方、クラブ・ワールドカップ優勝を果たしたバイエルンは前節、格下ビーレフェルトとまさかの打ち合いになった末、引き分けに終わった。雪の中での試合、CWC遠征の疲労、コロナによるMFミュラーの不在、FWニャブリの負傷欠場などが響いて格下にドローに終わってしまったが、絶好調のフランクフルト相手にバウンスバックとなるか。火曜にはラツィオとのチャンピオンズリーグ(CL)も控える中、厳しい日程を乗り切れるか。

同じく土曜にはシャルケvsドルトムントのレヴィア・ダービーが開催される。前節ウニオン・ベルリン戦を引き分けたものの、復調の兆しが見えない最下位シャルケ(勝ち点9)はダービーで何かしらのキッカケを掴めるか。

一方、前節ホッフェンハイム戦を2-2の引き分けに持ち込んだものの、低調なパフォーマンスが続く6位ドルトムント(勝ち点33)は、来季ボルシアMGのローゼ監督就任が発表された。テルジッチ現監督の求心力に問題が生まれるかと思われたが、水曜に行われたCLセビージャ戦ではFWハーランドが2ゴール1アシストと爆発し敵地で先勝した。悪い流れを断ち切った中、リーグ戦3試合ぶりの勝利となるか。

格下アウグスブルクにしっかりと勝ちきってバイエルンにプレッシャーをかけた2位ライプツィヒ(勝ち点44)は、日曜に15位ヘルタ・ベルリン(勝ち点18)とのアウェイ戦に臨む。火曜に行われたCLリバプール戦では前半こそ拮抗した好試合を演じたものの、後半のミスが響いて0-2と敗戦。ベスト8進出が厳しくなった中、ライプツィヒは切り替えてヘルタに勝ち切ることはできるか。

そのヘルタ相手に優勢に試合を進めながらも引き分けた10位シュツットガルト(勝ち点26)は、14位ケルン(勝ち点21)とのアウェイ戦に臨む。開幕からフル出場を続けるMF遠藤航としては辛抱強く中盤を締める役割を担い続けたい。

バイエルン相手に善戦を見せた16位ビーレフェルト(勝ち点18)は、金曜に4位に後退したヴォルフスブルク(勝ち点39)とのホーム戦を戦う。バイエルン戦ではMF堂安が前半に負傷交代となり、MF奥川のデビューの機会もなかったが、ヴォルフスブルク戦でデビューとなるか。ヒザのじん帯に軽度の損傷があった堂安の状態も気になるところだ。

劣勢の中、前節フライブルク戦で終盤に出場した11位ブレーメン(勝ち点23)のFW大迫は12位ホッフェンハイム(勝ち点23)とのアウェイ戦に臨み、MF遠藤渓太に出場機会のなかった9位ウニオン(勝ち点30)は8位フライブルク(勝ち点31)とのアウェイ戦に臨む。

◆ブンデスリーガ第22節
▽2/19(金)
《28:30》
ビーレフェルトvsヴォルフスブルク

▽2/20(土)
《23:30》
フランクフルトvsバイエルン
フライブルクvsウニオン・ベルリン
ケルンvsシュツットガルト
ボルシアMGvsマインツ
《26:30》
シャルケvsドルトムント

▽2/21(日)
《21:30》
アウグスブルクvsレバークーゼン
《23:30》
ヘルタ・ベルリンvsライプツィヒ
《26:00》
ホッフェンハイムvsブレーメン
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【ELプレビュー】崖っぷちナポリやアーセナル&レスターに注目! 16強懸けた運命の第2戦!

ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の2ndレグが24日と25日に開催される。グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われるラウンド32。マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、トッテナム、ミラン、ナポリといった優勝候補を中心にラウンド32第2戦の見どころを紹介していく。 ◆ラウンド32・2ndレグ◆ ▽2/24(水) トッテナム 4-0(AGG:8-1) ヴォルフスベルガー ▽2/25(木) 《26:55》 アヤックス vs リール アーセナル vs ベンフィカ※ ナポリ vs グラナダ レンジャーズ vs アントワープ シャフタール・ドネツク vs マッカビ・テルアビブ ホッフェンハイム vs モルデ ビジャレアル vs ザルツブルク 《29:00》 ローマ vs ブラガ ミラン vs ツルヴェナ・ズヴェズタ レバークーゼン vs ヤング・ボーイズ レスター・シティ vs スラビア・プラハ ディナモ・ザグレブ vs FCクラスノダール クラブ・ブルージュ vs ディナモ・キエフ マンチェスター・ユナイテッド vs レアル・ソシエダ PSV vs オリンピアコス ◆ラウンド32・1stレグ結果◆ ▽2/18(木) ディナモ・キエフ 1-1 クラブ・ブルージュ ブラガ 0-2 ローマ FCクラスノダール 2-3 ディナモ・ザグレブ オリンピアコス 4-2 PSV レアル・ソシエダ 0-4 マンチェスター・ユナイテッド※ スラビア・プラハ 0-0 レスター・シティ ヴォルフスベルガー 1-4 トッテナム※ ヤング・ボーイズ 4-3 レバークーゼン ツルヴェナ・ズヴェズタ 2-2 ミラン アントワープ 3-4 レンジャーズ ベンフィカ 1-1 アーセナル※ ザルツブルク 0-2 ビジャレアル モルデ 3-3 ホッフェンハイム※ グラナダ 2-0 ナポリ マッカビ・テルアビブ 0-2 シャフタール・ドネツク リール 1-2 アヤックス ※中立地開催 ★イングランド勢は全4チーム突破なるか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210224_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今大会で優勝候補筆頭に挙がるマンチェスター・ユナイテッドを含め、最多4チームが参戦しているイングランド勢の初戦は明暗分かれる結果に。 ユナイテッドは中立地トリノで行われたレアル・ソシエダとの初戦を4-0で圧勝。立ち上がりから球際、プレースピード、連続性でスペインの強豪を凌駕すると、MFブルーノ・フェルナンデスの2ゴール、FWラッシュフォードのゴールなどでアウェイゴール4つを奪ってホームでの2ndレグを前に決着を付けた。今週末のプレミアリーグでチェルシーとの上位対決を控えることもあり、今回の一戦では控え選手に加えて、FWアマド・ディアロ、FWショアタイアとトップチームデビューさせたばかりの若手逸材アタッカーの起用も想定される。 また、リーグ戦では苦戦が続くトッテナムだが、ヴォルフスベルガーとの中立地ブダペストでの初戦をFWベイルの1ゴール1アシストの活躍などで4-1と先勝。ユナイテッド同様にアウェイゴール4つを奪って先勝した中、1日前倒しで開催されたホームでの2ndレグではMFデレ・アリの1ゴール2アシストに、FWカルロス・ヴィニシウスの2ゴールの活躍によって4-0で圧勝。多くの主力を温存しながらも2戦合計8-1でベスト16進出を一番乗りで決めている。 一方、アーセナルとレスター・シティは主力を起用して臨んだ敵地での初戦をいずれもドローで終え、ホーム開催となる今回の2ndレグを緊迫感を持って戦うことに。 中立地ローマでポルトガル屈指の強豪ベンフィカと対峙したアーセナルは、試合を通して主導権を握りより多くの決定機を作り出したが、やや不運な形で与えたPKを決められて先制を許すと、FWサカのゴールで追いつくことが精いっぱいだった。 アウェイゴールを1つ奪ったものの、ホーム扱いとなる2ndレグは中立地アテネでの開催となるため、地の利はない。また、直近のリーグ戦ではマンチェスター・シティに敗戦し、今週末にはレスターとの強豪対決を控えており、まだまだリーグ戦を捨てきれない状況の中で選手選考を含めアルテタ監督にはより繊細な采配が求められるところだ。 レスターはチェコリーグで好調を維持するスラビア・プラハとの敵地での初戦をゴールレスドローで終えた。試合の主導権自体は握ったものの、相手の堅守を前に最後がうまくいかず、アウェイゴールを奪えずにイングランドに帰還。直近のリーグ戦ではアストン・ビラに2-1で競り勝ち3位をキープしたが、同試合ではMFマディソンが負傷。絶対的な司令塔を欠く中でエースFWヴァーディ、好調MFバーンズらの躍動に期待が集まる。 ★今週末直接対決控えるローマとミランに注目! <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210224_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進が期待されるセリエA勢ではローマが先勝を飾った一方、ミランとナポリはいずれも格下相手に勝利を逃す1stレグとなった。 ローマは指揮官の古巣ブラガのホームに乗り込んだ初戦でMFクリスタンテ、DFイバニェスと3バックでプレーする主力2人が負傷交代するアクシデントに見舞われたが、FWジェコとFWマジョラルの2ゴールによって退場者を出した相手に2-0で先勝。 ただ、直近のリーグ戦では退場者を出した格下ベネヴェントを相手に攻めあぐねてのゴールレスドローで4位に転落。加えて、センターバックに負傷者続出の中、ベネヴェント戦でプレーしたDFファシオとDFファン・ジェズスの控え2人はEL登録外で起用できないため、離脱者が復帰しない限り、唯一起用可能なDFマンチーニの相棒はサイドバックかプリマヴェーラの若手が務めることになる。また、今週末にミランとの上位対決を控えている点もこの試合を難しくする要因となっている。 そのローマと週末に対戦するミランは主力多数を温存した中、敵地で行われたツルヴェナ・ズヴェズダとの初戦を2-2のドローで終えることになった。アウェイゴール2つを奪ったことは悪くなかったが、後半半ばに退場者を出した相手に試合終了間際に追いつかれてのドローは印象が悪い。また、直近のリーグ戦ではインテルとのミラノ・ダービーに0-3で完敗し、リーグ2連敗という苦境の中でこの試合を迎えるだけにローマ戦に気を取られることなく、まずはこの試合できっちり勝ち切りたいところだ。 ローマとミラン以上に苦境に立たされているのは、グラナダとの初戦を0-2で落としたナポリだ。初出場のスペイン勢相手に前半半ばの連続失点で流れを渡すと、以降は反撃に打って出たものの攻撃のクオリティを欠きアウェイゴールを奪えずに完敗。さらに、先週末のアタランタ戦では後半に4失点を喫して2-4の大敗。仮に、今回の一戦を落とすことになれば、ガットゥーゾ監督のクビが飛ぶ可能性もある。FWオシムヘンの再離脱に伴い、最終ラインに加えて前線のやり繰りに苦労する中、FWインシーニェの活躍が求められるところだ。 その他では昨季8強もスイス王者ヤング・ボーイズとの壮絶な撃ち合いを3-4で落としたレバークーゼンの巻き返し、ビジャレアルvsザルツブルク、アヤックスvsリールの強豪対決の行方にも注目が集まるところだ。 ★三好在籍アントワープは逆転突破なるか <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210224_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今ラウンドに日本人選手として唯一参戦しているアントワープのMF三好康児は、スコットランド王者レンジャーズを相手に逆転突破を目指す。 壮絶な打ち合いとなったホームでの初戦では2度のリードを手にしたが、後半終盤の83分に追いつかれると、直後に退場者を出して数的不利を背負った中で試合終了間際の90分に痛恨の逆転ゴールを献上。その後、後半アディショナルタイムに三好ら3枚のカードを切って同点を目指したが、3-4の敗戦となった。 敵地での逆転突破を目指す一戦では2点差での勝利が必要な中、攻撃面でアクセントを加えられる三好の活躍に期待したい。0-0のドローに終わった直近のシント=トロイデン戦では後半半ばに途中出場しており、フレッシュなコンディションを保っており、引き続きベンチスタートが濃厚だが、得点が必要な状況でゴールに絡む決定的な仕事を見せたい。 2021.02.25 18:00 Thu
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【CLプレビュー】20季ぶり16強のラツィオが王者バイエルンと初対戦《ラツィオvsバイエルン》

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ラツィオvsバイエルンが23日29:00にキックオフされる。20季ぶりにベスト16進出を決めたラツィオが、昨季王者バイエルンを本拠地オリンピコに迎える初対戦だ。 今季12シーズンぶりにCL出場を果たしたラツィオは、ドルトムントが同居したグループを2位で通過。クラブ・ブルージュとは最終節まで競り合い、2ポイント差で何とか20季ぶりにノックアウトラウンドに勝ち上がった。他のクラブ同様、コロナ感染に苦しめられたラツィオだが、リーグ戦では前々節インテル戦こそ敗れたものの、ここ8試合で7勝と絶好調の中でバイエルン戦を迎えている。 一方、昨季王者バイエルンはアトレティコ・マドリーが同居したグループを5勝1分けの戦績で余裕の首位通過。ただ、クラブ・ワールドカップ遠征があった上、コロナ感染や負傷で離脱者が増えており、チーム状態は下降気味。直近のフランクフルト戦では1-2と敗れ、リーグ戦ここ2試合1分け1敗と躓いている。 <div style="text-align:center;">◆ラツィオ◆ 【3-5-2】</div> ▽ラツィオ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210221_18_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:レイナ DF:パトリック、アチェルビ、ムサッキオ MF:ラッツァーリ、ミリンコビッチ=サビッチ、ルーカス・レイバ、ルイス・アルベルト、マルシッチ FW:インモービレ、コレア 負傷者: GKストラコシャ、DFラドゥ、ルイス・フェリペ 出場停止者:なし 守備陣にケガ人を抱えているものの、カバーできる範囲となっている。バイエルン戦に向けてほぼベストメンバーで臨める状態だ。 <div style="text-align:center;">◆バイエルン◆ 【4-2-3-1】</div> ▽バイエルン予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210221_18_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ノイアー DF:サール、ジューレ、リュカ、アルフォンソ・デイビス MF:キミッヒ、アラバ MF:サネ、ゴレツカ、コマン FW:レヴァンドフスキ 負傷者:DFクアシ、MFトリソ、FWニャブリ、FWドグラス・コスタ コロナ:DFパヴァール、MFミュラー 出場停止者:なし 直近のフランクフルト戦でゴレツカとハビ・マルティネスがコロナから復帰した。ただ、主力にケガ人が多く、メンバーはギリギリの状態だ。 ★注目選手 ◆ラツィオ:FWチーロ・インモービレ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210218_27_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 両チームの絶対的存在であるストライカー対決に注目したい。ラツィオのエースFWはセリエAで3度得点王に輝いているイタリア代表のインモービレだ。動き出しとシュート精度に優れるストライカーは、今季の公式戦26試合の出場で19ゴールとさすがの得点力を発揮。CLグループステージでは4試合の出場で5ゴールを挙げ、ラツィオの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。王者バイエルン撃破のためにはインモービレのゴールが欠かせない。 ◆バイエルン: FWロベルト・レヴァンドフスキ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210218_27_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 対するバイエルンは言わずもがなブンデスリーガで5度の得点王に輝いている世界屈指の点取り屋であるレヴァンドフスキだ。CLでは4試合の出場で3ゴールと大人しいが、ブンデスリーガでは21試合の出場で25ゴールと記録的なペースで得点を量産している。2020年の年間最優秀選手に選出された万能型ストライカーは、王者バイエルンをまずはベスト8に導くゴールを挙げることができるか。 2021.02.23 18:00 Tue
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【プレミアリーグ第25節プレビュー】連敗同士のマージーサイド・ダービー! 首位シティはアーセナルと激突

先週末に行われた前節は、レスターvsリバプールやマンチェスター・シティvsトッテナムのビッグマッチが並んだ中で、リバプールは逆転負け、首位シティは3発快勝を収めたことで、両クラブの勝ち点差はさらに広がることになった。 今節は週半ばにチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントがスタートし、ビッグクラブにとっては厳しい日程に。そんな第25節では、前節に続いてビッグマッチが2つ予定されている。 そのひとつはリバプールとエバートンによるマージーサイド・ダービーだ。リバプールはリーグ戦3連敗、かたやミッドウィークにシティに敗れたエバートンは2連敗と、互いに不調に苦しんでいる。リバプールに関しては直近8試合で5敗しており、2019年から2020年の間の72試合(54勝13分け5敗)に匹敵。それでも選手たちはレスター戦は悪い内容ではなかったと口を揃える。 それを根拠づけるように、CLではブンデスリーガで好調のライプツィヒ相手に0-2で快勝。一旦負の連鎖を断ち切って迎えるエバートン戦は、全コンペティションにおいて過去23試合で11勝12分け無敗。リバプールにとっては最も長く負けていない相手だが、プレミアリーグでは24回引き分けており、最もドローの多い対戦カードとなっている。一方、リーグ戦4試合ぶりの白星を目指すエバートンだが、現状アウェイ戦に限れば7戦無敗だ。 もうひとつのビッグマッチはアーセナルvsシティ。現在10位のアーセナルは前節のリーズ戦でリーグ戦4試合ぶりの勝利を収めたが、ELのベンフィカ戦は1-1のドロー。不安定な戦いを続けている。それでもオーバメヤンは、リーグ戦で先発した直近2試合(ニューカッスル戦、リーズ戦)では共に2ゴールを挙げており、シティ戦でも同様の成績を収めることできれば、アーセナル史上初の選手となる。 対するシティはエバートン戦の勝利で公式戦17連勝。2位のユナイテッドとの勝ち点差を10に広げて首位のを快走している。アーセナル戦はリーグでは7連勝中で、その中でここ5試合はスターリングが4ゴール2アシストを記録しており、最後の3試合はいずれもゴールを決めている。また、グアルディオラ監督にとって日曜日開催のプレミアリーグは今回で50試合目。戦績は32勝8分け9敗となっており、同リーグにおいて、日曜日に最低10試合指揮した経験のある監督の中では最高の勝率(65%)となっている。 2位のユナイテッドはホームでニューカッスルと対戦。リーグ戦では2試合連続で引き分けているが、ELではスペインで5位につけるソシエダに0-4で快勝した。ニューカッスルとはプレミアリーグの過去5試合で4勝1敗で、過去2試合は共に4-1で勝利している。また、オールド・トラフォードでニューカッスルに敗れたのは35試合で一度のみ。その一戦は2013年12月まで遡る。さらに相手のスティーブ・ブルース監督にとっても鬼門のスタジアムとなっており、プレミアリーグにおいて獲得可能だった33ポイントのうち、実際に獲得したのは、2009年10月にサンダーランドを率いて引き分けた1ポイントのみだ。 3位のレスターは8位のアストン・ビラとのアウェイ戦に臨む。前節は王者相手に見事な逆転勝利を収め、2位のユナイテッドと勝ち点で並んだ。ELではフルメンバーでスラビア・プラハに挑み0-0のドロー。疲労が懸念されるところだが、指揮官のブレンダン・ロジャーズは監督としてアストン・ビラに100%の勝利を誇る。また、エースのヴァーディは30歳からここまでリーグ戦99ゴールに関与しているが(81ゴール18アシスト)、30歳以降で100ゴールに関わった選手は、テディ・シェリンガム、イアン・ライト、フランク・ランパード、アラン・シアラー、ジャンフランコ・ゾラの5人のみとなっている。 4チェルシーは南野拓実のサウサンプトンのホームに乗り込む。トゥヘル監督初采配のウルブス戦以降、リーグ戦では4勝1分け無敗で見事に立て直し、順位も4位に浮上した。敵地でのサウサンプトン戦は過去28試合で21勝5分け2敗となっている。 ◆プレミアリーグ第25節 ▽2/19(金) 《29:00》 ウォルバーハンプトン vs リーズ ▽2/20(土) 《21:30》 サウサンプトン vs チェルシー 《24:00》 バーンリー vs WBA 《26:30》 リバプール vs エバートン 《29:00》 フルアム vs シェフィールド・ユナイテッド ▽2/21(日) 《21:00》 ウェストハム vs トッテナム 《23:00》 アストン・ビラ vs レスター・シティ 《25:30》 アーセナル vs マンチェスター・シティ 《28:00》 マンチェスター・ユナイテッド vs ニューカッスル ▽2/22(月) 《29:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 2021.02.19 19:45 Fri
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【ラ・リーガ第24節プレビュー】来週CL控えるマドリード勢は格下と対戦! アトレティコは2戦連続レバンテと

先週末に行われた第23節では首位のアトレティコ・マドリー、レアル・マドリー、バルセロナ、セビージャと上位陣が揃って勝利を飾る波乱の少ない一節となった。 先週に引き続き来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)が控える中で開催される今節はCLを控えるマドリード勢2チームに注目したい。 首位のアトレティコ(勝ち点55)は今節、直近に行われた第2節延期分で1-1のドローに終わった11位のレバンテ(勝ち点28)との連戦を戦う。来週ミッドウィークにチェルシーとのCLラウンド16初戦を控えるシメオネ率いるチームとしては、その重要なビッグマッチに向けてターンオーバーを行いたいところ。だが、新型コロナウイルスの感染者やケガ人の影響もあり、FWスアレスら一部主力はフル稼働を強いられそうだ。 直近の対戦では相手守護神アイトールの再三の好守に苦しめられたこともあり、追加点を奪えなかった点はそこまで大きな問題ではないが、6試合連続失点中の守備に関してはチェルシー戦に向けて改善したい重要なポイントだ。 直近3連勝中の2位レアル・マドリー(勝ち点49)は降格圏の18位に沈むバジャドリー(勝ち点21)と対戦する。前節のバレンシア戦ではFWベンゼマとMFクロースのゴラッソで2-0の快勝を収め、前回対戦で惨敗したバレンシアにリベンジを達成。DFカルバハルの再離脱は痛手となったが、自慢の中盤を軸にスコア以上の好内容で勝利できた点はプラス材料だ。 来週に攻守両面でタフな相手となるアタランタ戦を控えることもあり、これ以上の負傷者を出したくないマドリーだが、前述のアトレティコ以上に負傷離脱者が目立っており、積極的なメンバーの入れ替えは難しい。ただ、MFアリーバスやFWマルビンと一部カンテラーノにチャンスが与えられる可能性もある。 ラ・リーガ7連勝の3位バルセロナ(勝ち点46)は、CLのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で喫したホームでの1-4の惨敗からのバウンスバックを図る一戦で15位のカディス(勝ち点24)と対戦する。PSG戦では先制に成功も、FWムバッペの躍動を止めきれず、アウェイゴール4つを与えての厳しい敗戦となり、敵地での2ndレグを残して敗退濃厚だ。また、同試合では戦列復帰を果たしたDFピケとFWグリーズマンの口論、やや他人事にも見えた指揮官の敗戦の弁とロッカールームの状況が懸念材料だ。仮に、前回対戦で敗れたカディスにシーズンダブルを喫するようなことがれば、一気にチーム崩壊に陥る可能性もあるだけに、エースFWメッシや好調を維持するFWトリンコンらを中心に勝ち切りたい。 そのバルセロナと同様に直近のCLでドルトムントに2-3で敗れて公式戦連勝が「9」でストップした4位のセビージャ(勝ち点45)は、12位のオサスナ(勝ち点25)を相手にこちらも仕切り直しの白星を目指す。全く良いところがなかったバルセロナと異なり、敵地での2ndレグでの逆転に十分な可能性があるだけに、ドルトムント戦で課題となった切り替え、球際の部分を改善し、今後に繋げる戦いを見せたい。同試合で途中出場から好パフォーマンスを見せたMFオリベル・トーレスらの活躍にも期待したいところだ。 ここ最近、苦しい戦いが続く日本人選手たちはMF久保建英を擁する14位のヘタフェ(勝ち点24)が7位のベティス(勝ち点33)戦、MF乾貴士とFW武藤嘉紀を擁する17位のエイバル(勝ち点21)が19位のエルチェ(勝ち点18)戦、FW岡崎慎司を擁する最下位のウエスカ(勝ち点16)が、8位のグラナダ(勝ち点30)戦に挑む。 引き続きベンチスタートが見込まれる久保は課題の守備の強度に加え、精彩を欠く攻撃面で見せ場を作ることが求められる。直近の試合では出場機会を分け合っている乾と武藤には同時先発での決定機に絡む仕事を期待したい。順調に出場機会を得ている岡崎には勝ち点をもたらす決定的な仕事を期待したい。 《ラ・リーガ第24節》 ▽2/19(金) 《29:00》 ベティス vs ヘタフェ ▽2/20(土) 《22:00》 エルチェ vs エイバル 《24:15》 アトレティコ・マドリー vs レバンテ 《26:30》 バレンシア vs セルタ 《29:00》 バジャドリー vs レアル・マドリー ▽2/21(日) 《22:00》 バルセロナ vs カディス 《24:15》 レアル・ソシエダ vs アラベス 《26:30》 ウエスカ vs グラナダ 《29:00》 アスレティック・ビルバオ vs ビジャレアル ▽2/22(月) 《29:00》 オサスナ vs セビージャ 2021.02.19 19:00 Fri
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【セリエA第23節プレビュー】日曜に首位攻防のミラノ・ダービー

前節はミランがスペツィアに不覚を取った一方、インテルが好調ラツィオに快勝し首位に浮上した。そしてナポリがユベントスに対し、スーペル・コッパのリベンジを果たしている。迎える第23節、日曜に首位インテル(勝ち点50)と2位ミラン(勝ち点49)による首位攻防のミラノ・ダービーが行われる。 6連勝中だったラツィオに対し、FWルカクが全3ゴールに絡む活躍を見せて快勝としたインテル。ついにミランをかわして首位に浮上した中、大一番のダービーを迎えた。堅守速攻のチームスタイルが成熟しつつあるチームは、1週間の調整を経て臨めるアドバンテージを生かし、ミラン撃破に挑む。 一方、元気なくスペツィアの前に敗れたミラン。相手がハードに戦ってきたとはいえ、90分を通してほぼチャンスを生み出せなかったのは心配されるところ。そのミランは木曜に行われたヨーロッパリーグではツルヴェナ・ズヴェズダ相手に主力を温存して臨み、逃げ切りに失敗したものの敵地で2-2と引き分けた。ELではベスト16進出に近づいた中、ここで4ポイント差とされると一気に突き放される可能性もあるだけに最低でも引き分けに持ち込んでおきたい。 また、日曜には6位アタランタvs5位ナポリの好カードも組まれている。カリアリ相手にFWムリエルの終盤弾と試合終了間際のVARに救われて辛勝とした6位アタランタ(勝ち点40)。低調な内容だった中、勝利をモノにできた流れの良さを持続し、水曜に行われるレアル・マドリーとのCLに向かいたい。 一方、DFクリバリ、DFマノラスの不在を感じさせない戦いぶりでユベントスを撃破した5位ナポリ(勝ち点40/1試合未消化)は、ELではグラナダ相手に0-2と完敗。ユベントス戦の勝利が霞む黒星を喫し、再びガットゥーゾ監督の進退問題が騒がれそうだが、更なる上位浮上を目指すためにもアタランタを叩きたいところ。 さらに土曜に行われるラツィオvsサンプドリアも注目だ。インテルに力負けとなって連勝が6で止まった7位ラツィオ(勝ち点40)は、火曜にCLでバイエルンとのビッグマッチを控えるが、勝利を取り戻して大一番に挑めるか。 一方、DF吉田が先発に復帰してフィオレンティーナに競り勝った10位サンプドリア(勝ち点30)は、中位をキープ。残留争いから抜け出す大きな勝利を手にした中、吉田としてはFWインモービレ擁するラツィオ攻撃陣にどう対処するのか注目したい。 MFヴェレトゥのドッピエッタなどでウディネーゼに快勝し、3位奪還としたローマ(勝ち点43)は、15位ベネヴェント(勝ち点24)とのアウェイ戦に臨む。そのローマはELではブラガと対戦し、敵地で2-0と先勝した。良い流れを継続し、ミラノ勢が潰し合う中、6戦勝利のない不調ベネヴェントを叩いて勝ち点差を詰めておきたい。 DFの主力を欠いたナポリの前に力なく負けて4位に後退したユベントス(勝ち点42/1試合未消化)は、月曜に最下位クロトーネと対戦する。そのユベントスは水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦では低調な内容ながらアウェイゴール1つをもぎ取って2ndレグに勝ち抜けの望みを繫げた。DFボヌッチに続き、DFキエッリーニも新たに負傷して公式戦連敗と流れが悪いが、ここは必勝としたい。 開始早々のゴールで先制したものの、ベネヴェントに引き分けに持ち込まれた12位ボローニャ(勝ち点24)は、8位サッスオーロ(勝ち点34)とのアウェイ戦に臨む。右サイドバックで攻守に安定したプレーを続ける冨安はテクニックとスピードに長けたMFトラオレとのマッチマップが予想されるが、しっかりと止めきることはできるか。 ◆セリエA第23節 ▽2/19(金) 《26:30》 フィオレンティーナvsスペツィア 《28:45》 カリアリvsトリノ ▽2/20(土) 《23:00》 ラツィオvsサンプドリア 《26:00》 ジェノアvsヴェローナ 《28:45》 サッスオーロvsボローニャ ▽2/21(日) 《20:30》 パルマvsウディネーゼ 《23:00》 ミランvsインテル 《26:00》 アタランタvsナポリ 《28:45》 ベネヴェントvsローマ ▽2/22(月) 《28:45》 ユベントスvsクロトーネ 2021.02.19 18:00 Fri
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