メキシコで活躍を続ける元仏代表の10番、ジニャックがリーグ新記録を樹立した美しいFK【ビューティフル・フリーキック】

2021.01.21 18:00 Thu
Getty Images
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、メキシコのティグレスに所属する元フランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックが決めたフリーキックだ。
◆ジニャックが決めた美しいFK

名門マルセイユでのブレイクの後、ビッグクラブの関心もありながらも2015年夏にメキシコへと活躍の場を移したジニャック。35歳のベテランとなった現在もチームのエースとして活躍している。

2020年11月23日に行われたリーガMXアペルトゥーラ(開幕ステージ)、デポルティーボ・トルーカとのプレーオフ1stレグでは、リーグ新記録を樹立する見事なFKを決めている。
ジニャックの先制ゴールにより、1-0とティグレスリードで迎えた37分、ボックス右前でティグレスがFKを得るとキッカーはジニャック。ゴールからの距離を感じさせないパワフルなシュートを壁の外側から曲げてゴール右上に沈め、見事なFKを決めた。

この得点がリーグ戦での通算125ゴールとなったジニャック。ヨーロッパ出身の選手としてリーグ戦最多得点の記録を樹立している。

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