【プレミアリーグ第13節プレビュー】今季初のミッドウィーク開催にトッテナムとリバプールによる首位攻防戦!

今季初となるミッドウィーク開催。プレミアリーグはここから年末にかけて過密日程が続いていく。

前節はマンチェスター・ダービーがゴールレスドローに終わったほか、トッテナムとリバプールが格下相手に揃って引き分け。チェルシーもエバートンに敗れるなど上位陣が軒並み足踏み。その隙に勝ち点を積み上げたレスター・シティとサウサンプトンが上位に食い込んできた。

混戦に拍車がかかる中、今節は2位リバプールと首位トッテナムが直接対決を迎える。前節はフルアムと対戦したリバプールは、昇格組の格下相手に前半から試合を支配され、先制を許す苦しい展開に。後半にサラーのPKで追いつくも痛すぎるドローとなった。対するトッテナムも前節はクリスタル・パレスとのダービーに臨んだ中、エースのケインのゴールで先制するも、後が続かず終盤に被弾しドロー。仲良く勝ち点を落とす結果となった。
そんな両者の直接対決は、リーグ戦の直近4試合はリバプールが全勝している。昨年10月に行われたアンフィールドでの一戦は、開始直後にケインのゴールでトッテナムが先制するも、後半から巻き返したリバプールがPKを含む2得点で逆転勝利を収めている。

負傷者を多く抱えるリバプールでは、フルアム戦にマティプが負傷。急遽ヘンダーソンがセンターバックを務める事態となったが、トッテナム戦出場は微妙な状況だという。前節の敗戦で5位に順位を落としたチェルシーはウォルバーハンプトンとのアウェイ戦に挑む。プレミアリーグにおけるウルブズ戦は過去17試合で無得点は1度のみ。昨季のホーム戦ではエイブラハムのハットトリックの活躍で5-2で大勝している。一方2連敗中のウルブズは、ミッドウィーク開催のホーム戦は2018-19シーズンのプレミアリーグ復帰以降、8試合で6勝しており、その中には2018年12月のチェルシー戦も含まれている。

3位に順位を上げたレスターは、チェルシーを下したエバートンと対戦。前節はブライトンに3-0で快勝し、リーグ戦2連敗からここ2試合は連勝を収め、立て直しに成功している。一方、エバートンも第5節のリバプール戦以降7試合で1勝2分け4敗と低迷していたが、チェルシー戦は1-0の完封勝利。大きな自信につなげている。

15位と混迷極めるアーセナルはサウサンプトンをホームに迎える。前節はバーンリーに敗れリーグ戦3連敗。ここ5試合で1分け4敗という体たらくぶりだ。サウサンプトンは対照的に第3節以降わずか1敗で、直近は2連勝中。前節は最下位シェフィールド・ユナイテッドをきっちり叩き、チェルシーを抜いて4位に浮上した。なお、この一戦は観客動員が予定されていたが、先日ロンドンも新型コロナ最大警戒区域に指定されたことで、急遽無観客開催を強いられることになった。

◆プレミアリーグ第13節
▽12/15(火)
《27:00》
ウォルバーハンプトン vs チェルシー
《29:00》
マンチェスター・シティ vs WBA

▽12/16(水)
《27:00》
アーセナル vs サウサンプトン
レスター・シティ vs エバートン
リーズ vs ニューカッスル
《29:00》
フルアム vs ブライトン
ウェストハム vs クリスタル・パレス
リバプール vs トッテナム

▽12/17(木)
《27:00》
アストン・ビラ vs バーンリー
《29:00》
シェフィールド・ユナイテッド vs マンチェスター・ユナイテッド