【ブンデス第12節プレビュー】火曜に遠藤航と遠藤渓太の日本人対決!

2020.12.15 18:00 Tue
Getty Images
先週末に行われた前節ではMF遠藤航の所属するシュツットガルトがドルトムントと対戦し、5-1と圧勝した。この大敗を受けてドルトムントはファブレ監督を電撃解任している。そしてMF遠藤渓太のウニオン・ベルリンはバイエルンと対戦し、1-1で引き分ける善戦を見せた。迎える第12節は火曜と水曜に行われ、火曜に勝ち点17で並ぶ遠藤航のシュツットガルトと遠藤渓太のウニオン・ベルリンによる日本人対決が行われる。

ドルトムントに圧勝して2連勝とした7位シュツットガルト。遠藤航も攻守に絶大な存在感を放って圧勝に大きく貢献した。大きな自信を得た中、シュツットガルト同様にFWアウォニーを起点としたカウンターが持ち味のウニオンに対し、遠藤航はカウンターのケアをしつつ攻撃に繋げるボールを前線に運べるかに注目したい。

一方、バイエルン相手に先制する展開とし、1-1の引き分けで終えた6位ウニオン・ベルリン。遠藤渓太は後半半ばに投入され、枠内シュートを1本放って見せた。引き続きベンチスタートからのアピールが続くことが予想されるが、シュツットガルトの中心選手として活躍する遠藤航の前でインパクトを残せるか。
善戦してきたウニオンに手こずる形で引き分け止まりとなった首位バイエルン(勝ち点24)。2戦連続ドローで2位ライプツィヒに勝ち点で並ばれた中、4位ヴォルフスブルク(勝ち点21)との上位対決に臨む。前節フランクフルト戦では終始圧倒する形で逆転勝利するチーム力を見せたヴォルフスブルク相手に、バイエルンは3試合ぶりの勝利となるか。

ブレーメンに快勝して首位バイエルンに勝ち点で並んだ2位ライプツィヒ(勝ち点24)は10位ホッフェンハイム(勝ち点12)とのアウェイ戦に臨む。バイエルンがヴォルフスブルクとの上位対決で勝ち点を落とす可能性があるだけにライプツィヒとしては必勝として首位奪取としたい。
低調な戦いぶりでシュツットガルト相手に5失点大敗を喫した5位ドルトムント(勝ち点19)は、FW大迫のブレーメンとのアウェイ戦に臨む。ファブレ監督を電撃解任とする決断を下した中、劇薬を打って心機一転ドルトムントは勝利を飾れるか。

対するブレーメンは大迫が前節3試合ぶりにスタメンを外れた中、ライプツィヒに0-2と完敗した。終盤に出場した大迫はアピールの機会がなかったが、先発復帰となるか。

フライブルクとの下位対決で終始守勢に回る苦しい展開となったMF堂安の16位ビーレフェルト(勝ち点7)は12位アウグスブルク(勝ち点12)とのホーム戦に臨む。フライブルク同様に残留争いに関わってきそうな相手だけに堂安としてはマインツ戦のようなゴールに絡むプレーが期待される。

そしてヴォルフスブルクに力負けとなって6試合ぶりの敗戦となった9位フランクフルト(勝ち点13は)、8位ボルシアMG(勝ち点17)とのホーム戦に臨む。CL決勝トーナメント進出を決めた力のある相手に対してMF鎌田がどれだけ躍動できるかに注目したい。

◆ブンデスリーガ第12節
▽12/15(火)
《26:30》
フランクフルトvsボルシアMG
ヘルタ・ベルリンvsマインツ
《28:30》
ブレーメンvsドルトムント
シュツットガルトvsウニオン・ベルリン

▽12/16(水)
《26:30》
シャルケvsフライブルク
バイエルンvsヴォルフスブルク
《28:30》
ビーレフェルトvsアウグスブルク
ケルンvsレバークーゼン
ホッフェンハイムvsライプツィヒ

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