【プレミアリーグ第12節プレビュー】マンチェスター・ダービー開催! 首位トッテナムは3節連続ロンドン・ダービー
2020.12.11 18:00 Fri
前節から観客動員が一部許可され、かつての活気を取り戻すための大きな一歩を踏み出したプレミアリーグ。そんな第11節はトッテナムとアーセナルによるノース・ロンドン・ダービーが開催された。試合は互いの調子の良し悪しが色濃く出た内容となり、トッテナムはカウンター2発で狙い通りにアーセナルを粉砕。トッテナム・ホットスパー・スタジアムに集まった2000人のファンを沸かせた。
そして今節、ロンドン・ダービーの次はマンチェスター・ダービーだ。新型コロナウイルス感染者の多いマンチェスターは観客の動員は許可されていないが、それでも街が盛り上がることは間違いない。
ホームに迎え撃つは、不調と言われながらもリーグ戦4連勝で暫定6位にまで順位を上げたユナイテッド。前節は先制されながらも後半の3点でウェストハムに逆転勝利。またもやブルーノ・フェルナンデスが輝く試合となった。しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)では、ライプツィヒに敗れグループステージ敗退。3位でヨーロッパリーグ(EL)に回ることになってしまった。
バウンスバックを狙うスールシャール監督にとって、グアルディオラ監督は実は勝率の良い相手。過去5度の対戦で3勝を挙げており、ペップと4回以上対戦したことのある指揮官の中では最も高い記録となっている。また、マルシャルにはマンチェスター・ダービー3戦連発が期待されている。もしこの一戦でゴールを決めれば、同クラブではエリック・カントナ以来2人目の快挙となる。なお、エリック・カントナは1993年3月から1996年4月までの間に5試合連続ゴールを記録している。
一方、前節フルアムに勝利したシティはCLでもマルセイユに快勝。デ・ブライネを休ませつつ、フィットネス回復に努めるアグエロにゴールが生まれるなど、いくつか朗報もあった。公式戦5試合無敗で乗り込むオールド・トラフォードでは、プレミアリーグにおいて7つの白星を挙げている。これは全チームと比較して最多勝利数となっており、そのうち6勝はここ9シーズンに挙げたものだ。
そのトッテナムと勝ち点で並ぶ2位リバプールはフルアムとのアウェイ戦に挑む。故障者を多く抱える中で前節は難敵ウルブスを4-0で粉砕。南野拓実も出場したCLミッティラン戦は1-1の引き分けに終わったものの、アーノルドがケガ明け初めてフル出場を果たした。1カ月半ぶりのリーグ戦連勝を目指すフルアム戦は、直近14度の対戦では9勝5敗。だが、昇格チームとの対戦は過去18試合で全勝しており、2002年10月から2006年11月の間にチェルシーが記録した27連勝に次ぐ2番目の長さとなっている。
3位のチェルシーはアウェイでエバートンと対戦。今年3月のホーム戦では4-0の大勝を収めたものの、グディソン・パークでは2連敗中で、負ければ2012年以来の3連敗となる。だが、チェルシーは以前監督を務めていた指揮官相手には好成績を残しており、プレミアリーグでは直近8試合負けなしで、過去34試合で見ても5回しか負けていない。
古巣対決となるアンチェロッティ監督が率いるエバートンは、第8節のユナイテッド戦、第10節のリーズ戦と現在ホーム2連敗中。しかし、2016年3月以降3連敗はしておらず、名将アンチェロッティも、リーグ戦におけるホーム3連敗はミランは率いていた2006年11月以来喫したことはない。
なお、前節のリーズ戦で逆転勝利の狼煙を上げたチェルシーのジルーは、リーグ戦で先発した試合では6試合連続ゴール中で、かつて1993-93シーズンにマーク・ステインが達成したクラブ記録にあと1ゴールに迫っている。
◆プレミアリーグ第12節
▽12/11(金)
《29:00》
リーズ vs ウェストハム
▽12/12(土)
《21:30》
ウォルバーハンプトン vs アストン・ビラ
《24:00》
ニューカッスル vs WBA
《26:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs マンチェスター・シティ
《29:00》
エバートン vs チェルシー
▽12/13(日)
《21:00》
サウサンプトン vs シェフィールド・ユナイテッド
《23:15》
クリスタル・パレス vs トッテナム
《25:30》
フルアム vs リバプール
《28:15》
レスター・シティ vs ブライトン
アーセナル vs バーンリー
そして今節、ロンドン・ダービーの次はマンチェスター・ダービーだ。新型コロナウイルス感染者の多いマンチェスターは観客の動員は許可されていないが、それでも街が盛り上がることは間違いない。
ホームに迎え撃つは、不調と言われながらもリーグ戦4連勝で暫定6位にまで順位を上げたユナイテッド。前節は先制されながらも後半の3点でウェストハムに逆転勝利。またもやブルーノ・フェルナンデスが輝く試合となった。しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)では、ライプツィヒに敗れグループステージ敗退。3位でヨーロッパリーグ(EL)に回ることになってしまった。
一方、前節フルアムに勝利したシティはCLでもマルセイユに快勝。デ・ブライネを休ませつつ、フィットネス回復に努めるアグエロにゴールが生まれるなど、いくつか朗報もあった。公式戦5試合無敗で乗り込むオールド・トラフォードでは、プレミアリーグにおいて7つの白星を挙げている。これは全チームと比較して最多勝利数となっており、そのうち6勝はここ9シーズンに挙げたものだ。
アーセナルに勝利し、首位を堅守したトッテナムはアウェイでクリスタル・パレスと対戦。前々節のチェルシー戦から3節連続のロンドン・ダービーだ。プレミアリーグにおけるC・パレス戦は過去10戦負けなしで、8試合がクリーンシートとなっている。また、モウリーニョ監督はロンドン・ダービーで64%の勝率を誇っており、20試合以上同ダービーを戦ったことのある指揮官の中では最高の数字。首位通過を決めたELでは主力を温存させたため、万全の状態で臨めるはずだ。
そのトッテナムと勝ち点で並ぶ2位リバプールはフルアムとのアウェイ戦に挑む。故障者を多く抱える中で前節は難敵ウルブスを4-0で粉砕。南野拓実も出場したCLミッティラン戦は1-1の引き分けに終わったものの、アーノルドがケガ明け初めてフル出場を果たした。1カ月半ぶりのリーグ戦連勝を目指すフルアム戦は、直近14度の対戦では9勝5敗。だが、昇格チームとの対戦は過去18試合で全勝しており、2002年10月から2006年11月の間にチェルシーが記録した27連勝に次ぐ2番目の長さとなっている。
3位のチェルシーはアウェイでエバートンと対戦。今年3月のホーム戦では4-0の大勝を収めたものの、グディソン・パークでは2連敗中で、負ければ2012年以来の3連敗となる。だが、チェルシーは以前監督を務めていた指揮官相手には好成績を残しており、プレミアリーグでは直近8試合負けなしで、過去34試合で見ても5回しか負けていない。
古巣対決となるアンチェロッティ監督が率いるエバートンは、第8節のユナイテッド戦、第10節のリーズ戦と現在ホーム2連敗中。しかし、2016年3月以降3連敗はしておらず、名将アンチェロッティも、リーグ戦におけるホーム3連敗はミランは率いていた2006年11月以来喫したことはない。
なお、前節のリーズ戦で逆転勝利の狼煙を上げたチェルシーのジルーは、リーグ戦で先発した試合では6試合連続ゴール中で、かつて1993-93シーズンにマーク・ステインが達成したクラブ記録にあと1ゴールに迫っている。
◆プレミアリーグ第12節
▽12/11(金)
《29:00》
リーズ vs ウェストハム
▽12/12(土)
《21:30》
ウォルバーハンプトン vs アストン・ビラ
《24:00》
ニューカッスル vs WBA
《26:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs マンチェスター・シティ
《29:00》
エバートン vs チェルシー
▽12/13(日)
《21:00》
サウサンプトン vs シェフィールド・ユナイテッド
《23:15》
クリスタル・パレス vs トッテナム
《25:30》
フルアム vs リバプール
《28:15》
レスター・シティ vs ブライトン
アーセナル vs バーンリー
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