U-23最後の大阪ダービー、1-1の痛み分け 2位長野と3位熊本は揃って首位秋田の追走に失敗《J3》

2020.10.25 17:15 Sun
明治安田生命J3リーグ第23節の8試合が25日に行われた。

最下位セレッソ大阪U-23と12位ガンバ大阪U-23によるU-23大阪ダービーがヤンマースタジアム長居で開催され、1-1のドローに終わった。

今季を最後にU-23チームのJ3参戦が終了する両者は過去9度の対戦で3勝3分け3敗の五分。U-23チーム最後のダービーマッチはG大阪U-23が攻めのイニシアチブを握る入りをみせたが、C大阪U-23が21分、バイタルエリア中央から藤尾の左足シュートで先制すると、そのリードを保ったままハーフタイムを迎える。
追いかける展開を強いられたG大阪U-23だが、後半開始から2種登録の伊勢を送り出すと、この交代策が的中する。敵陣左サイドで果敢な縦突破を試みた黒川が左足クロスをゴール前に供給した57分、相手のクリアにバイタルエリア中央で反応した伊勢が左足ダイレクト。これがゴール左に決まり、イーブンに戻した。

追いつかれてしまったC大阪U-23は失点直後から押し込む形を作り出す。そのなかで、85分にバイタルエリア右でボールをカットした吉田の左足フィニッシュが相手ゴールに迫るが、惜しくもクロスバーを直撃。その後、G大阪U-23も最後の力を振り絞って攻めに出たが、C大阪U-23も集中を切らさず、引き分けで幕を閉じた。
また、首位ブラウブリッツ秋田はアスルクラロ沼津のホームに乗り込み、前節の藤枝MYFC戦に続く0-0のドローで終了。攻撃面に課題を残したものの、守りで今季17回目の無失点を記録してみせ、連続無敗記録を23試合に伸ばした。そのほか、秋田を追走する2位AC長野パルセイロ、3位ロアッソ熊本は揃って黒星を喫している。

◆明治安田生命J3リーグ第23節
▽10/25
ヴァンラーレ八戸 1-0 鹿児島ユナイテッドFC
いわてグルージャ盛岡 0-4 FC岐阜
福島ユナイテッドFC 1-0 AC長野パルセイロ
藤枝MYFC 1-2 ガイナーレ鳥取
アスルクラロ沼津 0-0 ブラウブリッツ秋田
FC今治 0-2 カマタマーレ讃岐
セレッソ大阪U-23 1-1 ガンバ大阪U-23
SC相模原 1-0 ロアッソ熊本

▽10/24
カターレ富山 3-0 Y.S.C.C.横浜

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