“パネンカ”生みの親、アントニン・パネンカ氏が新型コロナ感染で重体、集中治療室に

2020.10.08 12:35 Thu
Getty Images
チェコのボヘミアンズ・プラハ1905は7日、クラブの名誉会長を務めるアントニン・パネンカ氏(71)が集中治療室に入ったことを発表した。クラブの発表によると、パネンカ氏は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が確認されており、集中治療室内で生命維持装置を使用しているとのことだ。

◆現代最高の“パネンカ”の使い手セルヒオ・ラモスのPK集

チェコ・スロバキア代表として通算62試合に出場したレジェンドであるパネンカ氏。1976年に行われたユーロ決勝の西ドイツ代表戦では、PK戦の最終キッカーとして登場。これを、チップキックで沈め優勝を達成していた。
なお、この成功以来PKにおけるチップキックの代名詞として知られる「パネンカ」は、この大舞台でそのシュートを決めた同氏の名前をとっている。

チェコでは新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、10月5日から30日間にわたって緊急事態宣言が再発令。一部の学校閉鎖や私的な集まりの人数制限などが設けられることとなった。チェコでは、9月には1日で3000人の感染者が確認されるなどしていた。

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