フラメンゴで選手16名がコロナ感染…試合延期求めるも…

2020.09.25 18:24 Fri
Getty Images
ブラジルのフラメンゴで、16名もの選手が新型コロナウイルスに感染してしまったようだ。ブラジル『globo』が伝えている。

感染が発覚したのは22日に行われたコパ・リベルタドーレスのバルセロナ戦後に実施された検査だった。敵地のエクアドルでの一戦を終えた選手らを対象に検査を行ったところ、16件もの陽性反応が確認されたという。

この結果を受けてフラメンゴは選手10名の追加登録を求めたが、南米サッカー連盟(CONMEBOL)は登録期間外だとし、要求を拒否。さらに27日に予定されている国内リーグのパルメイラス戦の延期も、ブラジルサッカー連盟(CBF)や相手側から反対されているようだ。
フラメンゴのロドリゴ・ダンシー副会長は「パルメイラスが延期に反対しているのは不思議ではない。それ自体にリスクがあるかもしれないが、我々は延期を要求する。私が望むのはCBFが全ての人々の健康を念頭において、問題を公平に分析することだ」とツイッターで声明を発表した。

現在、フラメンゴは34名の選手がチーム登録されているが、今回のコロナ感染等により、起用可能な選手はGK3名を含めた12名のみ。この壊滅的な状態で、一試合行うことなど出来るのだろうか。
世界で3番目に多い約460万人の感染者と、2番目に多い約14万人の死者を出しているブラジル。24日付けの検査報告でも全国で3万2000人以上の感染者が確認されるなど、減少傾向にはあるものの、依然として大量の新規感染が続いている状態だ。

以前には、新型コロナウイルスの影響で2部リーグのCSAとシャペコエンセの試合が延期されたケースはあるが、今回は果たして。

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