“ロシアの次期守護神候補”マクシメンコが見せたスーパーストップ!【アンビリーバブル・セーブス】

2020.08.07 19:00 Fri
Getty Images
たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。

◆ロシア注目の若手GKマクシメンコが見せたスーパーセーブ


今回は、スパルタク・モスクワのロシア人GKアレクサンドル・マクシメンコが見せたスーパーセーブだ。

ロシアの強豪クラブ、スパルタク・モスクワの下部組織で育ったマクシメンコ。ロシア代表の各年代代表でプレーしたマクシメンコは、2018年に20歳でプロデビューを果たし、ロシアの若手GKとして注目を集めている。
そんなマクシメンコは、2019年10月19日に行われた、ロシア・プレミアリーグ第13節のルビン・カザン戦で素晴らしいセーブでチームを救っている。

強豪クラブ同士の好カードとなったこの試合では、序盤にアウェイのルビン・カザンにチャンス。ルビン・カザンがスパルタク・モスクワ陣内左でFKを得ると、速く、低いクロスがボックス内に入る。

ボックスでワンバウンドしたボールは、ゴール正面へ走り込んだFWビダル・オルン・キアルタンソンが頭で合わせる。ゴール左隅へ入るかに見られたボールだったが、マクシメンコが素早い反応を見せると、ギリギリでスーパーストップ。コーナーキックに逃れることに成功した。

決定機を阻止したスパルタク・モスクワ。試合はこの後も両者に得点は生まれず、0-0の引き分けに終わっている。

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