オーストリア・ウィーン、シュティーガー氏の監督兼SD就任を発表 かつてケルンやドルトを指揮

2020.08.01 09:15 Sat
Getty Images
オーストリア・ウィーンが7月31日、新指揮官として、ペーター・シュティーガー氏(54)の招へいを発表した。チームの指揮だけでなく、スポーツディレクター(SD)も担うという。

オーストリアのウィーン出身であるシュティーガー氏は母国で指導者キャリアをスタートさせた後、ドイツに進出。2013〜2017年までケルンを率いると、2017年12月からドルトムントを指揮の指揮を執り、2018年5月に退任した。
現役時代のいち時期を過ごしたほか、指導者としても過去に指導したオーストリア・ウィーンを再び率いるシュティーガー氏は就任に際して、クラブ公式サイトで次のようにコメントしている。

「この2週間にわたり、頭のなかをクリアにして、幾度も長く集中的に議論し合った結果、現況がいかに複雑なものであり、困難なものなのかがますます明らかになった。戦略的なパートナー探しや予算状況、新型コロナウイルスによる不鮮明な状況、そしてクラブの構造などを考慮しなければならなかった。そうした難局を踏まえて、1年間にわたり、この職を受け継ぐことにした」
関連ニュース

バイエルンの若手クラツィヒがオーストリア・ウィーンに武者修行

バイエルンは6日、U-20ドイツ代表DFフランツ・クラツィヒ(21)が今シーズン終了までオーストリア・ウィーンにレンタル移籍することを発表した。 クラツィヒは2017年にニュルンベルクの下部組織からバイエルンのユースチームに加入。以降はユース年代の各カテゴリーで主力を担うと、昨夏のプレシーズンマッチではリバプール相手に鮮烈なゴールを挙げて話題を集めた。 そして、そのアピールが実ってか今シーズン序盤は定期的にファーストチームに絡むと、昨年9月23日に行われたブンデスリーガ第5節のボーフム戦でファーストチームデビュー。ここまで公式戦7試合に出場し、DFBポカールのプロイセン・ミュンスター戦では初ゴールも挙げていた。 なお、守備的MFと左サイドバックを主戦場とする多才な左利きのプレーヤーは、昨年10月にバイエルンとの契約を2027年まで延長している。 2024.02.07 07:30 Wed

元オーストリア代表DFズットナーが今季限りでの現役引退を発表

オーストリア・ウィーンのキャプテンを務める元オーストリア代表DFマルクス・ズットナー(34)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 オーストリア・ウィーンの下部組織出身のズットナーは、2009年からトップチームに昇格すると、2015年までの7年間の在籍期間で、公式戦260試合に出場し9ゴール35アシストを記録。2008-09シーズンにはOFBカップ優勝、2012-13シーズンにはオーストリア・ブンデスリーガで優勝を果たした。 2015-16シーズンからインゴルシュタットに活躍の場を移すと、その後はブライトンやデュッセルドルフなどでプレーしたが、期待されたような活躍を残すことができず。2020年8月に中位に沈んでいた古巣のオーストリア・ウィーンに復帰した。 復帰後は主力として2シーズンで公式戦50試合に出場し、1ゴール9アシストをマーク。今季はキャプテンとしてチームを引っ張り、レギュラーシーズンを4位で終了。優勝プレーオフはここまで1勝1敗となっている。 また、2012年2月にデビューしたオーストリア代表では20試合に出場していた。 現役引退を表明したズットナーは、クラブの公式サイトで以下のようなコメントを残している。 「僕の現役生活はこの夏で幕を閉じる。家族とよく話し合い、靴を脱ぐという決断に至った。現役引退を決めた理由を説明する前に何人かの人々に感謝したい。まずは家族、特に17年間僕の旅に同行し、常に僕を支え、持ち上げ、応援してくれた妻のアンドレアにです。これまでずっと理解してくれてありがとう。また、息子のテオにも感謝したい。彼はいつも僕にやる気を起こさせ、僕を誇りに思ってくれた。また、最初に僕をサッカーに引き合わせてくれた家族、そして今、特に海外でサポートしてくれている義父母にも感謝したい」 「また、当時スポーツ界で困難な状況にあった僕を引き受け、数年間を共に過ごし、素晴らしい思い出を作ることができたアドバイザー、現代理人のトーマス・ベームにも感謝したいと思っている。あと、前代理人のマルクス・クリメッシュにも感謝したい。彼なくして、イングランドはおろか、海外へ行くこともなかっただろう。また、僕に我慢をさせ、いつも応援してくれたコーチ、チームメイト、スタッフにも感謝したい。苦しい時には不愉快になることもあったけど、ありがとうございました」 「また、クラブへの感謝も忘れてはいけない。オーストリア(・ウィーン)、インゴルシュタット、ブライトン、デュッセルドルフ。これらのクラブで選手としてプレーできたことは光栄でしたし、すべてのクラブで忘れられない時間を経験することができた」 「辞めることは昨年の夏から決めていて、秋にはすでにクラブに伝えていたんだ。2005年に2部リーグのグラートコーン戦で初めてプロとして試合に出場して以来、17年が経ちましたが、これだけ長い間、この仕事をすることができて幸せだった。もうすぐ35歳になるが、ケガなくやってこれたことは、僕にとって大きな価値がある。体力的にはまだ余裕があるが、若手の邪魔をしたくないという気持ちもある。今は新しい挑戦への期待が高まっているよ」 [※写真はブライトン時代] 2022.03.30 00:46 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly